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2015年2月

2015年2月26日 (木)

「恐竜モニュメント完成記念イベント」を開催します

東公園・恐竜モニュメント完成記念イベント

 「ティラノサウルス」「ブラキオサウルス」「トリケラトプス・ヤング」「おやすみトリケラベビー」「プテラノドンと巣」の5つの恐竜モニュメントの設置が3月29日(日)に完成します。東公園で行われる完成記念イベントにはオカザえもんも参加します。お子様はもちろん、大人のかたもぜひ恐竜たちに会いに来て下さい。

日程 : 2015年3月29日(日)
時間 : 10時00分~10時20分 <完成式典・テープカット>
10時30分~14時00分 <完成記念イベント>
場所 : 東公園 時計塔周辺広場&ステージ前広場 (岡崎市欠町大山田1)
※3月29日~6月下旬の土・日・祝日は臨時駐車場をご用意します。
お問い合わせ : 岡崎市役所 公園緑地課 Tel.0564-23-6719

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東公園恐竜モニュメント完成! (2015.03.31)

恐竜モニュメント完成記念イベント (岡崎市ホームページ)

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2015年2月25日 (水)

『リバ!』2015年3月号

『リバ!』2015年3月号

おはようございます。内田康宏事務所より、リバーシブル2015年3月号発行のお知らせです。3月号の市長のコラムは先月ブログに掲載した「フューリー(FURY)を観て」。

特集は「わたしがかわいきゃそれでいい」と「いまさら聞けぬ家康公ってどんな人?」です。
このたび編集長の浅井寮子さんから“名前に「康」がつく内田市長”にインタビューがありました。ご一読下さい。

名前に「康」がつく内田市長に聞いてみた

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2015年2月22日 (日)

城北中AKBフォーラムに参加して その2

前回のつづきです。)
 若い皆さんの中には、現在の自分や安定した生活が今後もこのまま続いていくように思っている人もいるかと思います。しかし時間の経過と共に皆さんも確実に年をとりますし、時代の移り変わりの中で社会の形態も人の考え方も変わってゆきます。何もしないでいたら、現状の生活レベルの維持すら難しくなるのが世の中というものです。
 私達の国や社会を少しでも良くして、先人から受け継いだものを次世代に伝えるためにどうするべきかを考え、実行してゆくのが政治であります。そんなに遠くない将来、私達大人が持っているバトンは皆さんの手に渡されることになります。

岡崎市立城北中学校 第2回AKBフォーラム

岡崎市立城北中学校 第2回AKBフォーラム

城北学区の未来は大丈夫か
 今回の大きなテーマである「城北学区の未来」についてですが、まだ議会でも話していないことですので、私の夢の話として聞いて下さるとありがたいと思います。
 少し前のこと、商工会議所の幹部の皆さんと同様のテーマについてお話をしたことがありました。切っ掛けは、ある方から「中心街に市電を復活してほしい」という言葉を頂いたことによります。
 その時私は、「単純に市電だけを復活させることは難しいと思いますが、康生から本町、元能見、井田にかかる5~6kmの旧電車通りの沿線を特別区に指定して開発すれば、その中でトロリーバスを走らせることぐらいはできるようになるかもしれませんね」と答えたものです。
 特別区の中では、特定の公用車(消防車、救急車、パトカー、郵便資材運搬車等)のみの限定使用となり、一般の人の移動手段はトロリーバスか徒歩か自転車ということになります。

ブラジル・クリチバ市にて(2008年8月6日)

 この計画のモデルはブラジルのクリチバという都市で、かつて産業都市であった町の再開発事業として、全長26kmほどの中心幹線道路の沿線を高層ビルで囲うようにして、中を特別区にして、人が歩いて生活できるまちづくりを目指したものを参考にしています。(平成20年8月、県議会海外調査団の副団長としてブラジルを視察したことがありました。)
 起伏が大きく東西に大きな幹線道路が走っている岡崎ではこんなに大きな計画は無理ですが、例として次のようなまちづくりを考えました。

・ 康生から井田くらいの限られた空間の外周を8~10階建ての高層ビルで囲む。

・ それぞれのビルの1階をショッピング街として整備し、すべての生活必需品はそのエリア内で調達できるようにする。

・ もちろん理容店や美容院などの店もその中に含まれる。いくつかのビルの中には各専門分野の医者を集めた医療アパートのような設備も整える。

・ 初期医療についてはそこで対応し、重度の病気やケガの場合、救急車で市民病院へ搬送する。

 議会こそそこには含まれていませんが、一種の都市国家のような地域的に自己完結した機能を持つまちづくりです。これをモデルケースとして、これからの高齢化社会において同じような特別区を市内の適地に地域に合った形態でいくつか造ることができないだろうかと考えております。タテに伸びたまちづくりで生まれた土地空間は公園として活用したり、個別住宅用に使ったりすることができます。
 城北学区においては、その土地空間を岡崎公園とつなげて、より大きな中央公園(セントラル・パーク)としてかつての城郭区域を再興できたらと考えます。

岡崎城

20年後の城北学区について
 もしこれから20~30年後に皆さんの中で岡崎に住んでいる方がみえれば、必ず対応策を考えなくてはならない問題の一つが「岡崎城をどうするか」ということです。
 岡崎城は今年で築後56年目です。もう20~30年すれば建て替えるのか、延命措置をするか決めなくてはならない時を迎えます。建て替える場合、木造で建て替えるのか、今と同じ鉄筋コンクリートで再建するのかの判断もしなくてはなりません。
 木造にすると、50年ごとに手入れをすれば400年は持つそうです。しかし本式の木造の城というのは戦時の物見やぐらであって、田舎屋敷を積み重ねたようなものです。階段は急傾斜のハシゴのごときものですし、子供や老人、身障者の方が登って楽しめるものではありません。しかも冷暖房やエレベーターもなく、照明も不十分な代物であり、専門家、好事家以外にとって楽しい建物とは言えません。
 鉄筋コンクリートの場合、現在と同様の博物館使用もできますし季節を問わず快適に誰でも天守閣に登って展望を楽しむことができます。ただしコンクリート製の寿命は木造より短く、80~100年くらいであるそうです。

岡崎城

 どちらにせよそうしたことを総合的に判断して決めることになるのは若い皆さんの世代の責任となります。私達は考えられるだけの資料を準備しておきますのでよろしくお願いします。
 またこれからどのような〝まちづくり〟をするにせよ、何か一つの政策を行えばそれですべて完成するということはありません。中心市街地は川と道路で切り分けられていますし起伏もあります。この近辺は地面が硬い岩盤でできていることで知られています。地震には確かに強いですが、地下利用には大きな費用と難工事が予想されます。今後岡崎をどのような街にするにせよ、そうした自然条件は変わることはありません。
 私達の世代もベストを尽くすつもりですが、皆さんの時代にはまた異なった課題が生まれるでしょう。その時にも、岡崎の伝統、文化、歴史、先人の知恵と偉業に思いをはせたまちづくりをして下さることを望んでいます。

 当日(2月9日)、十分な準備もせず参加したため、まともな答えになっていなかったような気がしましたので、改めて文章にしてみました。
 3年生の皆さん、高校入試、御健闘をお祈り致します。

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2015年2月19日 (木)

城北中AKBフォーラムに参加して その1

岡崎市立城北中学校 第2回AKBフォーラム

 2月9日(月)、久し振りに母校・城北中学の校門をくぐり、中学生の皆さんの未来に対する熱い思いを聞かせて頂きました。高校入試を控えたこの時期、3年生を対象にこうした取り組みのできる城北中は素晴らしい学校であることを再認識しました。
 授業で習う教科の知識は大切なものですが、それはあくまでも基礎としてのものです。大切なことは、そうした知識をもとにしてどこまで自己の思索を深めることができるかということです。自ら考える能力は、人生を生きる力となります。大切にして下さい。

 岡崎市の財政について心配してくれた生徒さんがいましたが、ありがたいことに岡崎市は年間2,400億円ほどの大きな予算を計上することができる優良自治体です。これは皆さんのお父さんやお母さん、先輩の方々が長年しっかり働いて税金を納めて下さっているおかげです。名古屋市や豊田市の財政力には及びませんが、愛知県の年間予算(一般会計)2兆4,000億円の約10分の1ほどですので大したものです。
 一部の人達は「橋の建造や川の整備などにお金を使わずに、老人や子供のためにお金を使え」ということを言われます。しかし岡崎市は教育・福祉・医療において、他の都市に負けないだけの政策を行っていますので安心して下さい。それら教育・福祉・医療の基本的な予算に影響がないように未来への政策は進められます。(注)

 そのほか、「岡崎は都市化するべき」、「小京都的なまちづくりをするべき」、「今のままの岡崎を保っていくべき」等、様々な意見がありました。
 重要なことは、自らの考えを実現するために具体的にどんな政策が必要か、有効であるかを見つけることです。そしてさらに、それを進めるためにどのくらいお金がかかり、その財源をどこから調達するかということも考えなければなりません。
 現在岡崎市では「リバーフロント構想」という政策を打ち出して〝夢ある、次の新しい岡崎〟づくりに邁進(まいしん)しています。

岡崎市 殿橋付近

岡崎市 乙川の葵桜(河津桜)

 この「リバーフロント構想」は、私がある日突然思いつきで言い出したことではありません。ここ40~50年にわたって、岡崎の先人(せんじん)達が議会や商工会議所、地域の商店会、あるいは街角や飲食店など様々な場所で話し合ってきたことです。それを「岡崎活性化本部」という各分野の専門家を集めた団体が検討し、修正を加えて提言書を作成しました。その提言書を受けて岡崎市役所は昨年夏、「乙川リバーフロント地区整備計画」を発表しました。
 それぞれの事業の実施にあたっては、市役所が国や県の協力を得ながら、市議会が承認した予算の中で順番に実現の努力をしています。しかし大きな事業は、国や県の補助金をもらう都合上、順位が入れ替わることもあります。それは、行政というものが、市の仕事であっても国や県との連携の中で進められているものであるからです。

 岡崎市は今年「徳川家康公薨去(こうきょ)400年」、来年は「市制施行100周年」という歴史的な節目の年を迎えます(徳川家康は1616年に亡くなりました。岡崎市は1916年7月1日に誕生しました)。
 私達はこの機会に内外に岡崎の持つ良さというものを強くアピールして、「モノづくり」(自動車、機械、繊維など)で発展してきた岡崎に、もう一つ「観光産業」という大きな経済の柱を造り上げようとしております。
 その第一歩が、川の流れと河川空間を活用したまちづくりと、独自の歴史的文化遺産を活かした観光産業による活性化であります。この政策のもう一つ大切なことは、岡崎に生まれ育った子供達に、自らのふるさとに対するより大きな愛着と、先人の遺業に対する誇りを持ってほしいという思いを込めたものであることです。

家康プロジェクト (2015年2月10日)

岡崎公園

 また岡崎市には県下で一番多い13の国の文化財指定の歴史的建造物があります。また京都よりも多い神社仏閣があると言われながら、そうしたものが十分に活かされていないばかりか、その存在すら市民に忘れかけられているのです。今こそ、そうしたかけがえのない宝を再検証し正しく認識して、後世に伝えていかなくてはならないと考えております。
 現在、まちづくりの政策として具体的にいくつかの施策が同時進行しています。今までも駅前の再開発や中心街の振興、公園や岡崎城の整備等に個別の政策が行われたことがありますが、今回のように、駅前から中心街、岡崎公園、そして城郭全体にまで思いをはせた統一計画というものが提示されたことはありません。今回が初の試みであると言えます。
 このような政策は全体として関連づけて整備をしなくてはムダが出るし、十分な効果も期待できないであろうと思います。

東岡崎駅 北口

 ただ今、東岡崎駅の周辺整備が大きく進んでおります。中心街への導線としての人道橋(じんどうきょう)の建設。殿橋と明代橋の整備。道筋における歴史を伝える文物の整備(四天王像など)。中心街における工夫(名物料理、オミヤゲ、イベント、サービス)。行路案内の明確化。その先にある岡崎公園とお城の効果的アピール。そうした様々な施策を河川空間の整備(遊歩道、サイクリングロード、ボート等)と一緒に進めているのが「リバーフロント構想」であります。
 そしてもう一つ忘れてはいけないことは、これは岡崎のまちづくりの第一歩にすぎないということです。これから引き続き全市にわたって、それぞれの地域の持ち味を活かした整備をして参りたいと考えています。 (つづく

乙川リバーフロント地区整備計画

(注) 昨日、2月18日、岡崎市は平成27度当初予算案を発表しました。一般会計、特別会計、企業会計の合計予算額は2,428億4,677万円を計上、過去最高の予算規模となりました。教育・福祉・医療の分野においては新規の事業も含め、充実した予算の編成を行っています。

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2015年2月15日 (日)

内田康宏をかこむ新春の集い (2015年)

内田康宏をかこむ新春の集い(2015年2月14日)

 「新春の集い」と名を改めましてからこれで2回目、市長職につきましてからは3回目となりますこの会に、今年も満堂の皆様の御参集を賜りました。お席は十分に御用意したつもりでしたが、2階席も立ち見が出るほどでした。心から感謝申し上げます。

 皆様のおかげをもちまして、只今、市長職という大変やりがいのある仕事をさせて頂いている訳ですが、思えば私は本当に運にも恵まれた人間であります。
 つい先年まで、我が国は不況の真っ只中にありました。ところが私の市長就任、安倍政権の成立と期を同じくして景気も回復基調となり、市の財政も以前の状態に戻りつつあります。
 選挙の重点公約でありました岡崎市南部への総合病院建設も、昨年5月、藤田学園との調印により5年後には大学病院には大学病院ができることになります。同じく公約であった市民会館整備も改修により今より数段機能アップした施設として、再来年には市民の皆様にお使い頂けるようになります。
 そして何より、長年の岡崎市の政策課題でありました「東岡崎周辺の再開発」「中心市街地の振興策」「乙川の河川空間の活用」、またお城をはじめとした歴史遺産を活かしたまちづくりというものが2年間の準備期間を経て、いよいよ新年度から実現に向けて始まります。
 これらの事業に対しては、国の「かわまちづくり支援制度」「歴史まちづくり事業」といった追い風もあり、本年の「徳川家康公顕彰400年」、来年の「岡崎市制100周年」という大きな歴史の節目に合わせるかのように花開きつつあることに、天命のようなものを感じております。

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 時に、市民の方から「私は岡崎生まれでないから、あなたの政策には関心が無い」ということを言われることがあります。
 「ふる里」というものの考え方にも人様々なものがあります。確かにその方はよそからみえた方かもしれません。しかし岡崎で生まれ、岡崎の文化習慣の中で育ったその方の子供さんにとっては、まぎれもなく生まれ故郷は岡崎であり、ふる里となるのです。
 日本中、どこに行ってもそれぞれの町にはそれぞれの歴史と伝統があり、独自の良さというものがあります。そしてどこでもそうしたものを活かした〝まちづくり〟が行われています。私は岡崎の子供達にとって、この町が住みやすく、楽しく、夢のある町にしてゆきたいと考えます。そして同時によそにはない岡崎のみが持っている〝岡崎の宝〟を活かしたまちづくりをしたいと考えております。その始まりこそが岡崎の歴史と自然を活かした「リバーフロント構想」であると信じています。

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 只今私は市長として3回目の新年度予算編成を行っているさなかであり、2月半ばには正式に発表する手はずとなっております。今回の予算はこれまでで最大級のものであり、かつまた多方面にわたって配慮した予算となっております。
 新事業の従来の政策への影響を心配されるムキもありますが、幸い岡崎市は約2400億円という、愛知県の10分の1の規模の予算を計上できる力を持っており、その中で教育も福祉も医療も他都市に比べて恥ずかしくないレベルの施策を継続しております。
 そうした基本的な政策を堅持した上で、新時代への布石をしていかなくてはならないと考えております。

 この度は本当に大勢の皆様にお集まり頂き、ありがとうございました。

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内田康宏をかこむ新春の集い(2015年2月14日)

日近太鼓(2015年2月14日)

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内田康宏をかこむ新春の集い (2016年) (2016.01.31)

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2015年2月12日 (木)

空から考える岡崎・額田の未来

岡崎市・不法投棄監視スカイパトロール

 快晴の2月4日(水)朝、5人乗りの仏製ヘリコプターに同乗し、額田地区上空から約1時間半パトロールすることとなった。
 この「不法投棄監視スカイパトロール」は平成17年(2005年)から県警と合同で始めた事業であり、平成25年からは岡崎市が単独でヘリを借り上げ、年2回実施しているものである。

 近年、正規のゴミ処分を免れるために、高速道路を使って遠隔地までゴミを運び、人目につきにくい山間地に不法投棄をする事件が増加している。
 昨秋、防災ヘリに同乗して東部山間地域を一回りしたが、時間的制約もあって全域をくまなく見回るという訳にはいかなかった。今回は市の廃棄物対策課の事業として不法投棄発見がその主目的ということもあり、地上200~300メートルの高さから東部・額田の山間地を重点的に見回ることとなった。
 不法投棄を行う者は、道路側からは目の届きにくい所を選んでゴミを捨てることが多く、路上巡回による監視だけではなかなか悪事を発見することはできない。上空から見渡せば、山間の谷底に投棄されたものまで見つけることができる。
 今回私もカメラを持参し同乗、それらしきものをいくつか撮影したが、不法なものであるか否かの判定は担当者に任せることとなる。

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 来年は市制施行100周年を迎えることとなるが、同時に額田町との合併10周年の年でもある(旧額田町は2006年1月1日に岡崎市に編入された)。合併により岡崎は市域の6割を山間地が占めることとなり、こうした中山間地の新たな活用方法が模索されている。ことに新東名の開通と岡崎東インターチェンジの完成により、東部地区の再開発のみならず、岡崎市全体の活性化をも期する都市計画の再考が望まれている。
 つまり、ヘリに同乗を希望した私には、額田・東部・北部の中山間地を三次元的に俯瞰することによる「新たなアイデアの模索」、「有効利用可能な場所の発見」という、別の側面の目的もあったのである。
 岡崎市全体の人口は、平成42、43年までは増える見通しであるが、すでに額田をはじめとした中山間地の皆さんからは人口減少と少子高齢化を心配する声を聞かされており、そのための対応策が求められているのである。私達は案外、身近にある有用なものの価値に無頓着なものである。例えば私が市長就任以来すすめてきている河川空間を活かしたまちづくりや、岡崎独自の歴史資産を活用した観光産業の振興なども、対象があまりに身近にあり見慣れたものであるため、その本当の価値を正しく認識してこなかったのである。

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 額田地域においても、独自の美しい自然景観というものがありながら、外から来た人に改めて指摘されるまでそのことに気がつかない。
 私達は日頃ゆったりとした余暇生活を望み、軽井沢や蓼科高原に憧れはしても、なかなか毎年1週間~10日というまとまった休みをとって骨休みに行くことはできない。
 ところがもし近くに、山間リゾートがあれば一般の市民でも手軽にそうしたやすらぎを得ることができるようになる。もし額田地域で川沿いの適地に民間主導のリゾート開発ができれば、片道40~50分でリゾート気分が味わえることになるのである。
 ゴルフ場のように会員制のシステムをとり、年会費も頂き、利用の度、手頃な料金で市民に利用してもらう。会員でない人でも紹介により別料金で利用してもらえるようにすればいい。これからの時代、犬や猫も同伴できる施設が必要となるだろう。
 年に1~2度、そうした機会が持てれば、奥さんの御機嫌も良くなりそうである。かりに御主人に急用ができても、その距離ならお父さんだけ1時間ドライブすれば用は足り、済めばまたすぐ戻ることもでき、家族は予定通りリラックスできる。
 自分で別荘を持てば高くつくし、管理も大変であるが、共同施設ならばその心配もない。施設管理を地元で行えば、額田に新たな雇用も生まれる。人の出入りが増えればコンビニくらいできるようにもなる(注1)。施設を利用したお客さんから「山の生活もなかなか良いネ」というファンが出てくれば「将来、家は額田に造ろう」という気にもなるかもしれない。随分まだるっこしいが、これくらいの手順を踏まなければ、都市生活の便利さに染まった人間は中山間地に居を持とうとはしないだろう。

 すでに県がすすめている「空き家対策」(注2)の必要性を言われる方もあるが、そのためにはまず他人(よそ者)に家を貸したがらないという現実を直視する必要がある。またどこでも地元の先住者は新参者に対し、地場の慣習、ルールの遵守を求めるものであるが、町内会や消防団活動はもちろん、隣組的人間関係にも都会育ちの新人類はなじまないものである。この問題は単なるシステム改正だけでは解決はしない。
 そもそも外に出た地元の子供達ですら山に帰ってこないのである。現実にある負の要素(?)をしっかりと認識して対応策を考えない限り、宅地を造ったところでおいそれと人口が増えることはないであろう。
 大体ウチの猫ですら、一度外に出る自由を味わってからは、エサ時か気の向いた時にしか家には戻ってこないのである。
 空から額田山間部の川沿いの空間を物色しながら、そんなことを考えている私であった。

岡崎市東公園(ヘリコプターより)

(注1) その後、平成27年(2015年)7月4日に額田地域初のコンビニエンスストアが市内牧平町にオープンしました。

(注2) 岡崎市においては、市議会が平成25年11月~平成26年11月の間、「空き家等対策検討特別委員会」を設置し、調査と研究を行いました。

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2015年2月 4日 (水)

3月完成へあと少し、恐竜製作現場報告

東公園のブラキオサウルスとティラノサウルス

 昨年12月末にティラノサウルスが完成した東公園では、現在、その西側にブラキオサウルス(高さ14メートル、長さ18メートル)が設置され、仕上げ作業に追われている。
 つい先日、通りがかりにのぞいた時には、ブラキオの鉄骨だけが組み上がっており、頭部はティラノの前に転がされていたため、「まるで肉食恐竜の餌食(えじき)となったあとみたいだネ」と話していたところであった。

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 1月29日(木)、できばえの確認に行ったところ、外観はほぼ完成しており、表面と接合部分の仕上げを行っているところであった。
 工場でつくった部品を東公園で組み上げたばかりのせいか、表面がまだテカテカしており、きれいすぎて不自然に見えるところもある。少し風に吹かれて砂やほこりが表面に付くようになればもっとリアル感が出てくるものと思っている。(ゾウやサイ、カバ等を思い浮かべれば分かるだろう。)
 ティラノの時も同じことを感じたが、骨だけの化石の状態では「こんなものか・・・」と思ったものである。しかし肉付けをして質感が出てくると、まさに壮観である。

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 作業のため上に登っている皆さんが、木に止まっているセミのように見える。それにしても、この寒空の下、風に吹かれながら高所で作業をする方達は大変である。表面の仕上げの塗装は、何か芸術作品の完成を目指すような雰囲気に満ちており、少々声を掛けにくかった。

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 ブラキオの肩あたりの足場から見下ろすティラノが、まるで散歩中の犬のようにも見えてくる。それにしても通常、この角度から恐竜を見下ろす人はいないと思うが、(株)ココロの芸術家達は背中の模様の一本一本から、ひねった体の筋肉の様子までていねいに手抜きをせずに製作していることがよく分かる。本当に頭が下がる思いである。

 間もなく、ブラキオの斜め右後ろに、トリケラトプスの子供・2体とプテラノドン(翼竜)の営巣のモニュメントも設置されることとなっている。こちらは子供さん達に乗って触れて頂けるようになっているが、くれぐれもケガをしないようにお願いしたいものである。
 ケガ人が出ると他の子供が触れて遊べなくなる可能性もある。製作側は十分その点も考えて造っているが、子供の行動には常に予期できぬものがあり、随行者の方々には重ねてよろしくお世話をお願いします。

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 高さ14メートルのブラキオサウルスの目線は想像以上に高く、思ったより遠くまで見渡せる。恐竜の視力にもよるだろうが、これならば、近づく捕食者をいち早く察知できるし、遠くにあるエサの発見にも便利なことだろうと思う。

 下には実物大の顔の写真パネルや解説も用意することとなっている。そして今後イベントの期間に、リフト車に乗ってブラキオの頭部の高さまで上がることのできるサービスも考えている。
 周囲の雰囲気づくりも、木々の植栽についても含め、現在公園緑地課の担当者が知恵をしぼっている。他にアイデアのある方はぜひ御意見下さい(岡崎市役所公園緑地課 0564-23-6719)。私のメールアドレス宛て、またはフェイスブック宛てでも結構です。
 東公園に置かれるのは計5体である。さらには今後、トリケラトプスの母親やステゴザウルス等の設置も計画しているが、またどなたか寄付して頂けないだろうか?

内田康宏とティラノサウルス

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東公園恐竜モニュメント完成! (2015.03.31)

「恐竜モニュメント完成記念イベント」を開催します (2015.02.26)

ティラノ、東公園に見参! (2014.12.24)

東公園大恐竜・製作過程報告 (2014.11.08)

大恐竜がやってくる! その2(動物園について) (2014.06.08)

大恐竜がやってくる! その1(ことの始まり) (2014.06.07)

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