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2014年3月24日 (月)

安倍昭恵さんの来岡、安倍家の思い出

安倍昭恵さん

 平成26年3月3日(月)、昨年に引き続き、再び安倍昭恵さんを岡崎市にお迎えすることとなった。今回は岡崎の北中学校での講演のための来岡ということで、総理夫人の正式な来訪である。昨夏の友人とお二人でのお忍び訪問の時とは異なり、昨今の世情の中、内閣官房から女性秘書が二人同行し、岡崎警察署から警備がつくことになった。もっともこうしたケースにおいて、今回の方が本来の姿なのである。
 3日の夕刻より、かねてよりの親交の深い「ミャンマーの会」(「ミャンマーの子どもたちに学校をおくる会」と「ミャンマーに消防車をおくる会」)の皆様を中心とする懇親会に、私共夫婦も招かれ同席させて頂くこととなった。

東海愛知新聞 2014年3月4日

 今回の来岡にあたって安倍総理は「なんだ、また岡崎に行くのか」と言ってみえたそうである。確かに私の選挙の折に晋三総裁(当時)が1回、昭恵さんが2回、選挙の前後のものまで入れるとこの2~3年で4~5回の訪問ということになる。
 これは決して私が総理夫人をかどわかして何度も岡崎に足を運ばせているものではなく、これまでブログでお話してきたように様々な人間関係の御縁によるものである。そしてもう一つ、東京や選挙区(山口県)におられる時のような難しい気遣いの必要がなく、岡崎が昔からの友人と「ホッとできる場所」となっているのであれば大変うれしいことであると思っている。

 このところ、週刊誌などで昭恵さんについて家庭内のことまで無責任な中傷記事が出回っているが、これは政治的対抗勢力が安倍総理の高支持率に攻めあぐねて、攻撃する材料としてこうしたプライベートな問題を取り上げてきたものであり、いわば有名税の一つである。
 昨年もブログで記したが、身近で拝見する昭恵さんは、まさに現代ふうの自己の確立した若奥様という感じの方である。物言いも率直でこだわりが無く、本当の良家の子女というのはこうした方ではないかと思わせるさわやかな風をまとった女性である。
 時に素直な物言いが、彼女をよく知らない人間から誤解を受けたり、攻撃の材料として使われたりする元になるのだろうと思っている。またこのところ〝嫁姑問題〟がまことしやかに週刊誌上を面白おかしくにぎわしているが、そんなことは古くからどこの長男の家庭でも大なり小なりあることである。私はジェネレーション・ギャップ(世代意識の差)からくる生活習慣、価値観の違いによる一種の文化摩擦に過ぎないと思っている。

 私の知る総理の母上、安倍晋太郎先生夫人・洋子奥様は知る人ぞ知る賢婦人である。岸信介総理の娘ということばかり言われるものの、御本人そのものも大変な胆力と知力を備えた方である。私が秘書の頃、応対していた地元の支援者が「ダンナ(晋太郎先生)もいいけど、奥様が男じゃったらオヤジ(岸総理)よりスゴイ政治家になったかもしれん」という話を何度も耳にしたことがあった。
 また当時、御本人からも、父上(岸氏)が戦犯として巣鴨に収監されている間、手のひらを返したような世間の風の中で、長女として家族を守るために御苦労された話をうかがった覚えがある。
 一升ビンに入れた玄米を、竹の先に布切れを巻いたものでつつき、自宅で精米を自らされていたそうであるし、ただの苦労知らずのお嬢様ではない。

安倍晋太郎先生

 私個人もこんな思い出がある。
 「年末に先生の自宅で大そうじがあるので手伝ってほしい」と事務所から言われ、当時独身でヒマな私もお手伝いに行くこととなった。ところが事務所から言われた時間より他の秘書は早く到着しており、私が着いた時には大きな荷物は片付いてしまっていた。おまけに、そうじをするのだからとジーパンにバックスキンの皮ジャン姿(しかも途中までレイバンのサングラスをかけていた)で出かけた私に対し、他の秘書は皆背広姿であった。この点が当時の私の意識が世間とズレていた点であるが、そんな見当違いの新参者の秘書に対しても大奥様は全く分け隔てなく接して下さり、帰りにはオミヤゲまで下さった。そのやさしさと心遣いは、今も大変印象深く心に残っている。
 もちろん他人に対する接し方と、跡取りの嫁に対する対応が同質のものであろうはずがない。活発に自分の意志で社会活動を展開する昭恵さんに対して、長州の名門の伝統的価値観を体現する大奥様が時に苦言を呈することがあったとしても、それはしごく当然のことである。
 私は、お二人ともそれぞれの生き方を尊重しつつ、安倍家の伝統を継承していかれる賢さを備えられた女性であると思っているので、この件に関しては全く心配はしていない。

 それよりも困ったことは、昭恵さんがウチの嫁さんに「総理や首長というのは周りがお世辞ばっかり言うものだから、家の中では私達が耳に痛いことを本人に伝えるようにしなければいけないのよ。だからあなたもガンバってネ」などとハッパをかけるものだから、最近ウチの家内の鼻息の荒さには少々閉口することがある。
 安倍総理も、テレビのインタビューの中で「夫婦生活をうまく続けるには、夫の方が妻に全面降伏するに限る」というようなことを述べられていたので、「それが大人の智恵というものか」とは思うが、私はまだとてもそんな境地にはたどりつけていない。
 ついつい「やかましい」とか「黙っていろ」とかいう言葉が先に出てしまう。自分の修行の足りなさを少し反省しているこの頃である。

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