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2014年2月13日 (木)

三菱自動車岡崎工場・視察

三菱自動車工業岡崎工場

 昨年より依頼を受けながら、なかなか実現しなかった三菱自動車岡崎工場の視察と新車の試乗をようやくこの1月31日に行うことができた。午前10時半に現地到着し、15分ほど工場のシステム説明を受けてから小型バスで塗装工場を訪れた。
 県会議員の頃委員会の視察で排水処理施設の見学に赴いたことがあるが、三菱自動車の生産ラインの工程を直に見るのは、地元でありながらこれが初めてのことであった。
 考えてみれば、ここは民主党の牙城であり、私のような保守の議員が入場する機会が無かったとしても当然のことである。市長という中立的立場になったことで入場できた(?)と言えなくもないかもしれない。

 間近に見る車の製造工程というものは、見慣れた方はともかく部外者には大変興味深く、新鮮な驚きを感じさせてくれるものであった。車の塗装とは吹き付けで行うものと単純に思い込んでいたが、流れ作業で一台一台、薬液プールに浸されてゆくものだとは知らなかった。浸水角度から引き上げまで車の姿勢はコンピューターで制御され、ムダ・ムラのないように自動運行されている。人間は主にそのチェックをする役割となっている。
 必ずしも人型ではないが、時代はすでにロボットの時代に入っていることを随所で感じさせられる。工場内を様々な部品を乗せた自動運行カートが、ディズニーランド調の曲に合わせてルートを正確に走行してゆく。時に交差する所もあるが、コンピューター制御により決して衝突はしない。人と機械の職務的な活動スペースの棲み分けもきちんとなされているようである。

三菱自動車工業岡崎工場

 このような流れ作業のライン生産によって、68秒に1台、1日約900台の車がこの工場で作られているという。多種の車が同じライン上で混在して組立られていることにも驚かされるが、さらに個々の車はお客の好みにより仕様や色まで受注生産の形となっている。まんじゅうのように一様のものを流れ作業で作って、店頭に並べて売るのではなく、車種、仕様、色、ハンドルの左右まで異なった車が同じライン上に並んで次々と組立てられていく。三菱と業務提携をしているフランスのプジョーの車までその中にあることを発見した時は、驚きを越え、半ばあきれてしまった。もはや国際化はここまできているのである。一通り工場内を見学してからテストコースに向かった。

 昨年の1月から三菱が鳴り物入りで売り出している、新型SUVの「アウトランダーPHEV」に試乗することになった。「PHEV」は「プラグインハイブリッド電気自動車」の頭文字である。
 一見スウェーデンのボルボに似た重厚なフォルムの車であるが、見た目と違って足回りは軽やかであり、アクセルを踏んだ時の加速性能も良好であった。「120kmくらい出しても大丈夫ですよ」と言われていたが、久し振りの車の運転であったため、いつになく慎重になっていた。それでも慣れてからは全長3kmほどのテストコースを予定2周のところ3周も走ってしまった私であった。
 その後今月から売り出しの新型軽自動車「eKスペース」にも試乗することになった。ワンボックスの軽にしては車高は高く、中も広々としており、ファミリー仕様となっている。運転席の前のフロントグリルも広くとられており、何よりも視界の良さが気に入った。嫁さんの次の車はこれにしようかと思ったほど乗り心地も使い勝手も良い車であった。

 私達はとかく物事を外から見て判断していることが多い。現地に足を運んで直に体験することによって本当のことが分かるということを今回の視察訪問で再認識できた。
 対応頂いた三菱自動車工業岡崎工場の皆さんには、心から感謝を申し上げる次第である。


三菱自動車・岡崎、累計生産500万台に (2014.12.28)

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