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2014年1月14日 (火)

福井県・弾丸日帰り視察 その2(恐竜博物館)

福井県立恐竜博物館

 幸橋と足羽川流域の視察を終えた頃から天候が回復してきた。我々一行は昼食後、勝山市を目指して出発した。
 市内に入り田園地帯を抜けて行くと突如、白亜の巨大なティラノサウルスの像が見えてきた。この像は、鉄骨の骨格に木材と竹ひごで型取りした上から、福井県の伝統産業の越前和紙の原料である楮(こうぞ)で防水処理を施したものが吹き付けてある。和紙製と言っても、全長17.5m、高さ6.8m、体重4.5tもあり、本物顔負け(?)の迫力である。案内標識のモニュメントとしては絶好のものである。
 白い恐竜モニュメント前の道を道なりに進むと、左手の森の中にモスラの卵のような銀色に輝くドーム状の建物がある。これが福井県立恐竜博物館である。

 訪れる前は「化石が出たために建てられた博物館」という程度の認識であったが、ここは現在、日本の恐竜研究のメッカであるばかりか、硬質系の化石のクリーニング技術では世界一の技術を備え、多くの研究者が集まるところだという。そして日本一の恐竜化石発掘量と研究実績、収蔵点数(4万点超)を誇っている。
 恐竜博物館は平成12年(2000年)に県立の施設として140億円をかけて造られた。展示は4つのゾーンからなる。

・「恐竜の世界ゾーン」――恐竜の全骨格(42体)を展示。

・「地球の科学ゾーン」――地球の歴史を科学的に解説。

・「生命の歴史ゾーン」――生命の誕生から人類の出現までを解説。

・「ダイノラボ」――化石に触れ、クイズに挑戦などの参加体験のできるコース設定がされており、大人から子供まで楽しめる工夫がなされている。

福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館

 福井県と勝山市は地域振興の起爆剤の一つとして恐竜をテーマにした観光事業を展開しているため、意気込みが違う。その努力の甲斐あって、年間50万人超の来場者を迎えている(平成25年は60万人を突破した)。化石が出土するという自然条件を利して県が力を入れているだけに、マニアも十分満足できるハイレベルの自然史博物館となっている。
 ここは屋内展示であるため一つ一つの展示品も本物志向であり、可動する恐竜ロボットも実に生々しい動きをする。恐竜ロボットと子供の記念写真を撮ろうとしても、子供が恐怖のあまり泣き叫び、親が叱っている光景もよく見られるほどである。オミヤゲのフィギュアも充実しており、家族で十二分に楽しむことができる。
 最近の傾向として彼女に誘われて彼氏がついてくるケースも多いという。いずれにしても、恐竜は時代や性別、世代を越えて多くの人々の知的好奇心と関心をそそる存在である。

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