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2013年10月 7日 (月)

リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎2013

リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎

 今年で4回目となる、「リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎」のイベントが羽根町の「暮らしの杜」のグラウンドにおいて、9月28日(土)・29日(日)の両日にかけて開催されました。私も市長としては今回が初めてですが、これで通算3回目の参加となります。地元企業、病院関係者、各種ボランティア団体をはじめとして42チーム、延べ3000人を超える皆さんの参加のもとに盛大に行われました。

 この活動は、がん患者とその家族、友人、支援者ががんの撲滅などの意志を表示したプラカードや横断幕を持って、24時間交替しながらグラウンドを歩き続けることによって社会にアピールするというものであります。大会の主旨からして、もっと年配者が多い催しかと思っていましたが、毎回若い人の参加が多いことに驚かされると同時に、がんという病が年齢を超えたものであることを再認識させられます。
 人は誰しも、自分が病気になってみないと、なかなか病人の心は理解できないものであります。しかし、今や「がん」は昭和56年以降日本人の死亡原因の第1位となっており、男性の2人に1人、女性の3人に1人が発症する可能性のある病気となっています。誰もが当事者になりうる病気であり、決して他人事ではありません。
 毎年9月は「がんの制圧月間」に指定されており、岡崎市の市政だより9月1日号でも「がん検診」についての特集が組まれております。
 科学の進展により、医療技術も日進月歩の歩みを見せる今日、「がん」は不治の病ではなくなりつつあります。早期発見をして、適切な治療がなされれば治る確率の高い病気であるとさえ言えます。
 この活動の素晴らしさは、現実に今がんと闘っているサバイバーの人々が自ら立ち上がり励まし合い、社会に〝がん対策〟について積極的にアピールしている点でもあります。今回の実行委員長を務める山口史依(ふみえ)さんも乳がんの手術と放射線治療を経験された方です。4ヶ月前に岡崎でのイベント開催を知って、実行委員に応募されたとのことです。リレー・フォー・ライフはがん患者に勇気を与え、共に闘う御家族や友人、支援者の方々との友情と連帯感を高めることによって、必要以上にがんについて思い悩むことのない社会を実現するための運動でもあります。がん患者である方も、そうでない人も、互いに勇気と希望を持ち、元気な未来を指向して生きてゆくことを願うものです。
 この活動による収益や募金は、がんの研究をしている日本対がん協会へ寄付されるそうです。

 岡崎市としても、がんの早期発見のため、市内の対象年齢の方々にがん検診の通知を行って、受診率の向上に努めています。また独自の医療整備計画のもと、設備や機材の拡充、医療システムの整備を行っております。その一つが先日完成した新棟(西棟)の整備であります。
 今回のリレー・フォー・ライフの活動を通じて、少しでも多くの皆様が、命の大切さ、かけがえのない家族や友人、そしてそれを守るためのがん予防の意識やがん検診を行うことの重要性を理解して頂き、自ら積極的に健康を守ることに目覚め、行動して下さることを願っております。

平成23年度 がん検診受診率と精密検査受診率
がん検診受診率(%) 精密検査受診率(%)
愛知県 岡崎市 愛知県 岡崎市
胃がん検診 9.2 16.2 18.1 - 82.8 74.4
肺がん検診 17.0 27.9 20.6 - 77.8 70.0
大腸がん検診 18.0 25.6 44.8 - 71.6 65.5
子宮がん検診 23.9 27.4 24.7 - 67.5 75.0
乳がん検診 18.3 24.8 23.7 - 85.3 83.8

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