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2013年9月26日 (木)

台風18号と放火事件についての報告

台風18号通過 2013年9月16日

 9月16日(月)、大型の台風18号が日本列島を縦断して行った。上陸の地点は愛知県であったが東三河を通過したために、岡崎市は台風の影響の少ない西側になったこともあって、平成20年8月末の豪雨災害のようなことにならず幸いであった。それでも山間地へは雨の集中が見られ、一部土砂災害に見舞われ、道路の冠水や倒木を招いたことは残念であった。市内で被害に遭われた皆様や甚大な被害を受けられた近畿地方の皆様には心からお見舞い申し上げます。
 県議の頃も被災地を見て回ったものであるが、今回は市役所の災害対策本部から、まだ風雨の残っている最中(さなか)に巡視をすることとなり、増水時における各地の実情をリアルタイムで確認することができた。

 岡町から保母町にかけては、昨年の夏頃に地元の方々と歩いて見て回っていたため、今回の浸水状況をよく理解することができた。丸岡橋の東の水田では、流れて来た竹で深さを測ったところ、私の胸の位置まで水位があった。もう少しで道路の反対側の住宅に浸水するところであり、地元の元消防署員の方からアドバイスを頂くこともできた。
 増水して轟音をとどろかせながら流れる乙川の姿からは、普段のゆるやかな様子とは打って変わった自然の驚異の恐ろしさを体感した。水面の濁流からは分からないが、水面下では水流が下へ巻き込むように流れているため、泳ぎの達者な人でも引き込まれてしまうとのことである。

殿橋 2013年9月16日

潜水橋 2013年9月16日

 殿橋の11ある橋脚部分と潜水橋のある所では、流木をはじめとした多くの浮遊物がせき止められていた。橋が崩れるようなことはあってはならないが、こうして中流域である程度食い止めておくことによって、下流域での災害防止に役立っているとも言える。潜水橋などは、まるで水中に小さな森ができたかと思える有り様であった。

 伊賀川沿いも心配されたが、5年前の豪雨災害後の国と県の床上浸水対策特別緊急事業によって、河道(かどう)の断面積が3倍に広がっていたため、十二分に余裕があった。本流である矢作川のダムの緊急放水の影響によって、乙川と伊賀川の合流域においても一層の増水感があったが、水量はちゃんと計算されており溢水(いっすい)の心配はなかった。そう言えば私が小学生の頃、古い木造の三清橋の上から増水した伊賀川の川面を手で触れたことがあった。もちろん大人から、ド叱られた。
 伊賀八幡宮から上流域では、まだ河川工事の行われていない所もあって溢水が懸念されたが、下流への流れがスムーズであるため、小呂川との合流地点も今回は心配なかった。しかしいずれにしても、残った工事の進捗を図らなくてはならない。それと、堤防上にある桜の木に老木が多いことが気になった。そうしたもののいくつかが、今回倒れたり、折れたりしていた。折れた老木は中が空洞化していた。ソメイヨシノの寿命(60~70年)も考えて今後の伊賀川沿いの桜復活計画を考えなくてはならない。倒木処理のため、早々に岡崎緑化協力会の処理班の出勤があり感謝している。

伊賀川 2013年9月16日

 私が巡回したのは以上のエリアの周辺であるが、他の河川や山間地についても副市長や各担当の者がパトロールで回っている。今回巡視によって気がついた点については、担当の係に連絡が行く手はずとなっている。
 今回安全を期して、早期に広範囲に避難勧告を出させて頂いた。避難所は17ヶ所に開設したが、避難者は6世帯10名に留まった。時として自宅の方が安全なこともあるので、それは各自で御判断頂くしかないだろう。
 いずれにせよ、避難勧告の時期と地域指定のあり方は再考が必要かもしれない。

項目別被害情報集計 (9月17日 17:00現在)
河川越水
  乙川、鉢地川、室合内川、寺田川
4箇所
橋梁
  秦梨町
1件
床上浸水
  宮崎町
1棟
床下浸水
  本宿町、保母町  2棟
  額田地区  11棟
13棟
建物一部破損
  蓑川町、八帖町、井田町
3棟
農地被害
  小久田町、鳥川町、大代町
4件
道路冠水 8箇所
道路崩土 12箇所
道路破損 4箇所
倒木 44箇所
負傷(軽傷)
  葵町 72歳女性
1名
その他
  電線切断 1件ほか
25件
避難所開設
  避難者6世帯10名
17箇所

 また先週、9月10日には連続放火事件の容疑者がようやく逮捕された。警察からの情報によれば、岡崎市内の30件の放火については自供があったとのことであり、今回の事件は一応一件落着ということになった。
 9月13日をもって「連続不審火対策本部」は廃止致しましたが、今回の事件に対し、長時間、御尽力、御協力頂きました警察、消防並びに総代会をはじめとする地域の皆様方に対し心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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