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2013年7月29日 (月)

平成25年度 岡崎市平和祈念式

平成25年度岡崎市平和祈念式

 7月19日(金)、岡崎市民会館のホールで「岡崎市平和祈念式」が開催されました。以下は、国歌斉唱と黙とうの後に私が述べた式辞です。

 戦没者ご遺族の皆様、市民の皆様ならびにご来賓の皆様方におかれましては、ご多忙の中、本日の岡崎市平和祈念式へのご参列を賜り、心から御礼申し上げます。
 第二次世界大戦の終戦から68年の歳月が過ぎ、往時を直接知る世代が数少なくなる今日ですが、多くの方々が戦争の犠牲となり亡くなったことを決して忘れてはなりません。
 ここに、日清・日露戦争から先の大戦において、祖国の安泰を願い、家族を案じつつ戦場に散った方々、そして終戦間近い昭和20年7月20日未明の岡崎空襲による犠牲者など、本市における戦没者および戦災死者に対して、謹んで哀悼の意を表します。最愛の肉親亡きあと、幾多の苦難を乗り越えて来られたご遺族のご心労を察するとき、痛恨の情を禁じ得ません。
 東日本大震災の発生から2年5ヶ月が経とうとしています。この震災による死亡者、行方不明者は1万8千人を超えております。ここに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
 昨今、東日本大震災のみならず、世界各地において大きな震災が発生し、多くの方々が被災しています。東海地方では南海トラフ巨大地震が発生した場合には、従来の想定をはるかに上回る甚大な被害が予想されます。
 去る7月1日の市制施行97周年記念式の席上におきまして、「ゆかりのまち」の神奈川県茅ヶ崎市、長野県佐久市、岐阜県関ケ原町と、「災害時相互応援協定」を締結いたしました。この相互協定は、東日本大震災において自治体間の相互支援が注目されたことを受け、地震等の災害対策の一環として結んだものであります。

 さて本市は、先人のたゆまぬご努力により、今日では人口も37万8千人を超え中核市として順調な発展を遂げております。昨年10月に市長に就任して以来、わたくしも「次の新しい岡崎」に向けて議会ならびに市民の皆様のご意見を生かし、数多くの施策を着実に進めているところです。
 この4月には「岡崎活性化本部」を発足させ、活気あるまちづくりの取り組みを開始しました。7月28日からは、「岡崎城下・家康公夏まつり」が花火大会の行われる8月3日の前日まで開かれます。この新しいイベントが市内外に向けて岡崎の魅力を存分にアピールすることを期待しております。
 次に「ツインブリッジ計画・リバーフロント構想」です。これは、乙川に架かる殿橋と明代橋を岡崎の新しいシンボルとなる橋として整備し、観光都市岡崎をつくるための第一歩となる計画です。先日は市民の皆様に議論して頂くたたき台として、私の考えを提示させて頂きました。

 このように、今日我々が平和で安心した市民生活を送れるのは、ひとえに戦争によって心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に成り立っているものと思います。悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、平和の尊さを次の世代に語り継いで行き、二度とこうした悲劇を起こさないことが私たちに課せられた責務であります。時は移り変わりましても、過去を謙虚に振り返りつつ、未来に向かって進んで行かなければなりません。「平和祈念式」も遺族の皆様だけでなく広く一般市民の皆様にも参加して頂けるように名称を変更して3年目となりました。37万8千人市民の皆様とともに戦争や災害のない平和な日本を築くため、決意を新たにするところでございます。

 戦没者および戦災死者の御霊(みたま)の安らかならんこと、ご遺族の皆様のご健勝、そしてご列席の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げ、式辞といたします。

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