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2013年6月 4日 (火)

継続する不審火対策

岡崎市 連続不審火対策本部

 今年の2月頃から岡崎の矢作地区にて始まった「不審火騒動」であるが、市内各所で警戒体制を強める中、一旦は収まったかに見えた。しかし4月以降再び断続的に原因不明の火事が続いている。
 犯行の手口、時間、状況などに差異があるため必ずしも同一犯によるものとは断定することはできないが、いずれにしても放火により社会の注目を集め、人々が騒ぎうろたえる様子を楽しんでいるユカイ犯的性格のものであることが分かる。
 かつて江戸時代であれば「火つけ」は、市中引き廻し、磔(はりつけ)の上獄門、さらし首か、八百屋お七のように火あぶりの刑に処せられたものだ。今日においても、それくらい重い刑に処してもしかるべき犯罪であると思う。(注・現在日本の放火罪の法定刑は、現住建造物に火をつけた場合は、死刑または無期懲役もしくは5年以上の懲役。非現住建造物の場合は、2年以上の懲役。)
 安城では、一人暮らしの老人が家屋全焼により全財産を失い、13年間共に暮らした家族同様の愛犬をも亡くすという悲劇が起きている。この場合人が死ねば殺人であるが、動物は物損扱いとなる。これも不条理なことであると思う。安城においては28件もの不審火騒動に見舞われたが、そのうちの大半の犯行を認めた犯人が逮捕され、一応一段落した模様である。
 岡崎市では5月2日に「連続不審火対策本部」が立ち上げられた。警察、消防署、消防団はじめ各地区の防犯防災対策担当の皆様の御協力もあって早期発見が続き、幸い大きな火災事件には至っておらず、この点御協力頂いている皆様に感謝申し上げたい。
 いずれにしても放火は卑劣で許し難い行為である。高齢者や病人、小さな子供のいる家庭では人命にかかわる可能性もあり、犯人逮捕に至るまでは油断はならない。その後も岡崎地区は夜はパトロールなどの警戒体制強化が継続されているため、岡崎における不審火事件は大きく減少している。そして逆に周囲の幸田町や豊田市で発生してきており、それぞれの地区でも対策本部を設け対応を始めている。

 岡崎の不審火騒動も小康状態を見せておりますが、まだしばらくは個々の会社、事業所並びに個人の家庭においても注意警戒を怠らないことを、ここにお願い申し上げます。

  1. くれぐれも建物の周囲に燃えやすいモノを置かない。
  2. 家の周りは常に明るくする。
  3. 面倒でも、ゴミは決められた時間に決められた場所へ出す。
  4. 自らの生活圏は自ら守る気構えを持つ。

 以上のことを心がけて頂きたいと思います。また犯人や犯行にかかわる情報がありましたら、ぜひ警察まで御一報下さることを併せてお願いします。ここで警戒を緩(ゆる)めると、再犯のみならずさらなる模倣犯を誘発する可能性もあります。これからも、地元の皆さんや関係機関の情報共有や連携を強固にすることにより、一刻も早い事件の解決につなげて参りたいと考えております。

(追記・2013年9月10日、連続放火事件の容疑者が半田市で逮捕されました。警察からの情報によれば、岡崎市内の30件の放火については自供があったとのことです。「台風18号と放火事件についての報告」)

緊急情報(矢作西学区)

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