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2013年1月 3日 (木)

2013年の年頭にあたって 2

内田康宏(2012年11月11日)

 その後各種業界団体、地域のお祭りや文化祭、スポーツ大会、さまざまなものにお招きを受け、できる限りのものに出席し、市民の皆さんと交流を深める努力をした。市政というものが幅広い市民の皆さんの生活とかかわりがあることを再認識することのできる機会となった。

 それにしてもあまりに用事が多いので、秘書課の職員に、
「現在岡崎市長として、あて職としてあるものも含めて引き受けている役職というものがいくつあるのか、一覧表で教えてくれ」
 と言ったところ、A4版の用紙に3ページ半打ち出されて返ってきた。数えてみると124あった。私の記憶では確か県会議長のときでも110くらいであった。市長の場合は代理が効かない役職もあるのでその分より忙しくなっているのである。なぜだか知らないが、なかには「全国浄化槽推進協議会」のような全国規模の組織の会長職もいくつかある。

 またこの時期、岡崎商工会議所の120周年記念式典、県立岡崎工業高等学校創立100周年記念式典などが相次いで行われた。岡崎には創立600年、400年を超える企業を始め、老舗の会社と言われるものがたくさんあるが、すでに明治期において商工会議所ができているという点にも岡崎の先見性がうかがわれる。
 また岡崎工業高校に限らず、岡崎の公立高校は市政100周年よりも古い伝統を持っている学校も多い。都市としての歴史も感じさせる点である。

 そして大樹寺で家康公検定の表彰式があった。徳川家第18代、徳川恒孝公がお見えになった。一般に明治維新で徳川が滅んだように思ってみえる人もいるが、三河武士の伝統はこの岡崎に脈々と息づいている。そのことを実感させられる催しでもあった。

大樹寺

 岡崎という地域の素晴らしさの一つに、そこに住んでいる人々の愛郷心の高さもあると思う。それを保守的だと批判する人もいる。偏狭な排他主義に陥ることは諌(いさ)めなければならないことであるが、ふるさとの歴史、文化に誇りを持つこと、同族意識を強く持ち、郷土を愛することは少しも恥じるべきことではない。
 どこの国に行ってもそうした伝統主義を大切にする政党が保守政党として存在することは、その証(あかし)であると思っている。

 11月17日に、岡町のおかざき世界子ども美術博物館(岡崎地域文化広場)にある「妖精の棲む浮かぶ島」がリフレッシュオープンした。
 ご本人が名前を出されるのを望まれないので名を伏せますが、これは、わたくしの近所に住んでおみえになる篤志家のご夫人の寄付によるものであります。この方は税金とは別に、亡くなられたご主人と共に個人的に通算3億円にのぼる寄付を岡崎市に頂いております。
「岡崎の子供たちの未来のために役立ててほしい」
 とのことでありました。金額はともかくこうした心を持ってみえる方が少なからずいるというのが、先ほども言った岡崎の素晴らしさだと思っている。感謝。 (つづく

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