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2012年12月30日 (日)

12月議会の一般質問を終えて

 12月7日(金)。
 本日、12月の議会の一般質問が終わった。各議員の質問はとても鋭いものが多かった。その質問と私のブログに対して頂いたご意見等をふまえて、改めてわたくしの提言している“次の岡崎、新しい岡崎”に向けての政策概要についてもう一度述べてみようと思います。

岡崎市 平成24年度12月議会

 市長席から見た議会。

岡崎市 平成24年度12月議会

 議員席から見た議長と市長。

 このたびの選挙戦を通じ、私の話を聞いていただけた皆様にはかなりご理解いただけたと思っていますが、ご縁がなく人づてに話を聞かれた方、あるいはパンフレットを見ただけの方の中には、ずいぶんと誤解をされている方もあるように思います。
 選挙の直前になってから、市制100周年記念事業として「ツインブリッジ構想」を提案しましたところ、これから橋を作るために他の事業をすべてやめてしまうような理解をされてしまう方。またこれから岡崎は観光産業だけで生きていく都市に変わってしまうかのように曲解をされている方もありました。
 まずツインブリッジにつきましては、耐用年数をすでに経過している殿橋、岡崎市の玄関、東岡崎駅前にある明代橋のふたつの橋、二橋については朝夕の渋滞対策として橋を拡幅して架け変えたいと思っています。さらにそうした橋の交通機能の改善に加えて、以下の六つの要素を加えたいと思っています。

  1. 橋上に市民のくつろげる公園機能をもたせる。(くつろぎ)
  2. 岡崎の伝統産業・石工の技術の粋を尽くした装飾を橋にほどこす。(技術の伝承)
  3. 中心市街地へ人が歩いて回る導線としたい。(観光)
  4. 人が歩くことによる商店街の活性化。(にぎわい)
  5. 岡崎の新たなシンボルとして子供たちが誇りにできる橋。(愛郷心)
  6. 橋の下には屋根のある広場ができ、照明により夜まで使える。(民活空間)

 こうした多くの思いをこめたプランであって、単に派手な橋を作って観光名所にしようといった安易なものではありません。そしてヨーロッパの大都市にはその街の象徴と言えるような橋がいくつも見られますが、それらに負けないような橋にしたいと思っております。
 しかも100周年を記念して事業を始めるという余裕のある計画であり、実施にあたっては専門家、商工会議所、町おこしの会、一般市民の声など幅広くご意見を賜り、修正を加えながら進めて行こうという構想であります。また当初私は、同じような橋をふたつ造ろうと考えていましたが、今は違うコンセプトのものをふたつにした方がよいような気がしています。例えば石のモニュメント橋と橋上公園橋のように機能をはっきり分けた方が無理無駄が少なくて済むと思います。さらに観光政策的にも目玉がふたつの方がいいでしょう。
 交通機能だけは早期に回復させますが、他の項目につきましては単年度に大きな財政的な負担とならないようゆるやかに事業を進展させていく考えです。(10年計画でも可。)
また、「橋もハコモノと同じだ」というご批判もありましたが、ハコモノとは作るのに大きな予算がかかるだけでなく、完成後も継続的に毎年大きな維持管理費(おおむね建設費の10%強)がかかるもののことであって、橋をハコモノというのは明確なる事実誤認であります。
 ここまで読んでいただければもうおわかりのことと思いますが、観光産業を育てるために他の産業をないがしろにするようなことはなく、通常の予算計画の中で、都市としての基本的な事業は継続して行います。ツインブリッジ構想による財政的な大きなしわよせが来るとは思っておりません。観光だけで都市の経済が成り立つのはよほど恵まれたケース(パリや京都など)だけです。また、これは実現可能かどうかやってみなければわかりませんが、橋の造作工事をやっている作業そのものも岡崎を訪れた皆さんに楽しんで見てもらえるようなものにできないかとも考えています。ちょうど、スペインのガウディ作のサグラダ・ファミリア教会が200年近い年月をかけて建築をすすめ、それが観光の名所となっているように。

 私は岡崎の都市経済を支えるいくつかの産業の柱のひとつに観光産業を育てあげたいと考えているだけです。そしてそのような考えを持っている人は岡崎には決して少なくはありません。(ことに岡崎生まれの岡崎育ちには。)しかもツインブリッジ計画は観光岡崎建設への第一歩であることを申し添えておきます。
 ただ現在すぐ必要とは思われないハコモノ計画「子供科学館」や、実現にあたり、計画、場所、時期に再考が必要と思われる「新文化会館」などの事業は当面先送りにさせていただきます。よってツインブリッジ計画は法的な手続きと行政的手順を間違えずに進めていけば必ず実現可能であり、将来やってよかった事業になると確信しております。

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