自民党安倍総裁来たる
各候補の運動は徐々に熱を帯びてきた。
岡崎市内を45人の市会議員候補者と4人の県会議員候補者と2人の市長候補者、そして各党ならびに市長候補の確認団体の街宣車約60台が大音量を上げながら走りまわっているのだ。
今回の選挙で各候補者の主張における大きな違いというのは、あまり見受けられない。岡崎市という限定された地域での政治課題というものを現実的に考えれば、対応策、政策といったものが似通ったものになってくるのは当然のことであろう。そうした中で市長選における考え方の違いが二つ浮かび上がってきた。
ひとつは、わたくしの唱える市民生活に密着した医療・福祉・教育の重点主義の堅実政策。
もうひとつは、対立候補の方の、借金を増やしても新文化会館、第二市民病院を作るという積極政策。
という姿勢の違いが明確になってきた。
ただ私の場合、堅実と言っても、決して何もやらないということではない。岡崎市政100周年記念事業として「岡崎ツインブリッジ」構想(殿橋、明代橋の橋上公園化+石のモニュメント)による岡崎の新しいシンボル(使えるモニュメント)の建築も提案している。
これは「観光都市岡崎」を作るためのひとつの目玉であり、中心市街地再開発への道程であるとも考えている。
10月19日(金)。
自民党安倍総裁、来たる。
奥様の昭恵さんのご尽力始め、各国会議員の働きかけ、そして佐藤裕彦元都議会議員の粘り強い交渉のおかげをもって、半ばあきらめかけていた安倍総裁来訪が実現した。国政選挙が近づいていることもあって、総裁の地方応援は原則的に国会議員だけである。地方選挙の応援の前例を作ると収拾がつかなくなる。よって自民党本部は個人的な人間関係による地方選挙への党幹部の応援を歓迎しない。そのことがわかっているだけに、今回の安倍晋三総裁の信義ある行動には頭が下がる。
(お父上の安倍晋太郎先生もわたくしの最初の県会議員選挙のときに、当時自民党総務会長の立場でありながら、応援にかけつけて下さった。)
何よりも驚いたのは、この日は午後4時から各党党首会談が予定されており、国政選挙の解散問題が話し合われるのだ。そんなときによく応援に来て頂いたものだ。
選挙後、多くの人から「あのタイミングで安倍さんが来てくれたことが決定的だったね」ということをよく言われた。 (つづく)
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