2019年11月 8日 (金)

連合愛知三河中地協・要望書提出懇談会(2019年10月)

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 今年もまた恒例の、連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会の皆様との「政策要望書提出懇談会」を10月1日(火)に開催しました。御報告申し上げます。
 正式な回答は来年の予算編成終了時に行う予定です。

―挨拶―
 皆さん、こんにちは。市長の内田康宏であります。
 連合愛知三河中地域協議会の皆様には、日頃から、労働環境の改善や雇用の確保に努めて頂きますと共に、市民生活や地域社会の向上にご貢献いただくなど、本市の市政に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 私も市長就任以来、市民対話集会をはじめ、各種講演会や政策説明会など、「顔の見える民主主義」実現のため、様々な機会を捉えて、これまで380回以上にわたり、市民の皆様との対話の機会を重ね、市民の声を市政に反映する努力を続けてまいりました。昨年度からは、若い世代の声を聞こうと、高校生を対象とした市民対話集会を実施し、これまでに10校、本日午後に11校目の対話集会を行う予定です。

 さて、皆様のご理解とご協力のおかげをもちまして、これまで進めてまいりました各種事業も順調に進めることができております。
 現在、整備を進めております、乙川リバーフロント地区においては、7月には籠田公園がリニューアルオープンし、東岡崎駅につきましては、11月2日の北東街区のグランドオープンに合わせ、市民の皆様のご協力により、1億円を超える浄財を得て制作を進めております、高さ9.5メートルという、日本一の高さと偉容を誇る若き日の徳川家康公の騎馬像が、いよいよお披露目となります。
 さらに、来年3月には、桜城橋が完成するなど、いよいよその全容が目に見える形となってまいりました。
 しかし、これらの事業は、形ができただけで終わりとするのではなく、これからが新たなステージの始まりであると考えております。できたものに命を吹き込み、新たな賑わいを創出していくことこそが重要であり、そのためには、皆様のお力添えが不可欠でありますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。

 また中心市街地に偏ることなく、昨年度、額田地区においては「額田センター・こもれびかん」を開設致しました。また、各種、山間地活性化事業も進めております。
 そして市南部においては新総合病院の建設やJR岡崎駅周辺の整備、ことに道路事業には力をこめております。さらに東部ではアウトレットモール誘致と本宿駅周辺の区画整理事業に着手しております。
 加えて、北部では、経済界待望の「阿知和地区・工業団地」やスマートインターチェンジ事業も、間もなく実施の段階に入ってまいります。スマートインターについては、9月27日に正式に事業認可が決定いたしました。

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 このように、市域全体の地域特性やニーズに沿った、将来を見据えたまちづくりを進めると共に、全国で頻発しております自然災害への対応や、今年度実施しました小中学校へのエアコン設置など、必要な事業に適切に対応してまいります。
 これからも引き続き、岡崎市民、ことに子ども達がふるさと岡崎に対して、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる「夢ある新しい岡崎」を築き、誰もが訪れたい、住んでみたいと思うまちづくりを目指してまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いします。

―要望に対するコメント―
 本日は、来年度に向け、各分野にわたる要望を頂戴しましたが、私からは、本年度の取り組みについて、いくつか報告させていただきます。

1.「産業・雇用・労働政策」
 地域の産業振興や雇用の安定は、地域経済の成長や活性化の最も重要な要素であることから、市と致しましても大いに力を入れているところであります。
 特に、この地域におきましては、ものづくりの拠点として、阿知和地区・工業団地の造成について、多方面からご要望をいただいており、2024年度末の分譲を目指し、整備を進めております。
 併せて、阿知和地区・工業団地へのアクセス道路を整備し、交通渋滞の緩和を図るほか、スマートインターチェンジの設置が、国の管轄で進められていくことが決定いたしましたので、今年度は、事業用地の確保及び周辺道路の予備設計に、取り組んでいるところであります。
 「観光産業」につきましては、多分野に経済効果をもたらすことから、かねがね、岡崎の経済のもう一つの柱として、育て上げてまいりたいと考えております。
 そこで「岡崎観光お土産品づくり推進プロジェクト」といたしまして、「岡崎に来たら誰もが買っていくお土産」づくりを目指した、認証制度を開始いたしました。

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 今年度は7品目を認証し、観光みやげ店などで販売を開始しております。また、今年度、ファミリーマート並びにセブンイレブンの2社のコンビニエンスストアとも協定を締結しており、今後は市民や来訪者が手軽に購入できるよう、販路拡大も進めてまいります。
 そして、経済界からも強い要望をいただいております、コンベンション施設の整備とホテル誘致につきましては、9月には募集要項を公表し、いよいよ公募の段階へ入り、今年度末には事業者が選定される予定です。開業は2023年4月を予定しております。
 乙川と岡崎城という、本市の魅力的な景観の中で、リバーフロント地区の他の事業と連携した、岡崎ならではの施設として、多くの方にご利用いただけるものと期待しております。

2.「男女平等政策」
 本市では、職業生活と家庭生活の円滑で継続的な両立を可能とするため、ワーク・ライフ・バランスの推進に取り組んでいるところであります。
 こうした中、7月にはテレワークを推進するイベントとして、「エンパワードジャパン2019 in 岡崎」を開催致しました。女性と事業所の双方を対象とした、テレワーク・体験プログラムの実施を通じて、時間や場所にとらわれないテレワークを提案することで、働くことへの意識啓発や、育児・介護による離職防止を目指してまいります。

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(Empowered Japan 2019 in OKAZAKI。2019年7月12日開催)

 また、子育て施策につきましては、本日から「幼児教育・保育の無償化」がスタートしました。すべての子どもが健やかに成長するように支援するもので、主に、3歳から5歳までの幼稚園、保育園、認定こども園などを利用する子どもたちの利用料が無償化されます。非常に多くの方に関わる、大きな制度改正でありますので、引き続き、円滑な新制度への移行に努めてまいります。
 また、放課後や長期休業・期間中における、児童の安全・安心な居場所を提供するため、新たに7学区で「放課後・子ども教室」を開始し、市内全学区での実施が実現しました。
 病児保育につきましても、市内の小児科医から開設のお申し出をいただきましたので、国の基準に基づき、施設整備・運営に関する補助を行い、9月に開設いたしました。

3.「福祉・社会保障政策」
 高齢者福祉における重要な課題であります「介護職員の確保」に対しましては、昨年度から資格取得研修・受講料の補助を行っているところでありますが、新たな取り組みといたしまして、介護職の魅力向上、新規就職を促進するために、介護事業所と連携した「岡崎市福祉フェア」を6月に開催し、さらに11月にも開催いたします。
 また、地域包括ケアシステムの充実といたしまして、高齢者が住み慣れた地域の中で、必要に応じた生活支援を一体的に受けられるよう、業務を拡充し、支援を継続してまいります。

4.「教育政策」
 昨年度から進めてまいりました、小中学校へのエアコン整備につきましては、6月末までに全ての小中学校に設置を完了することができました。また、子どもの貧困対策事業といたしまして、生活困窮世帯への学習支援事業を行ってまいりましたが、今年度は支援対象世帯を拡大し、より多くの児童・生徒に支援が行き届くよう、体制を充実させてまいります。

5.「環境・エネルギー政策」
 地球温暖化・防止策としましては、今年度も太陽光発電など住宅用・地球温暖化・対策設備の設置に対する補助金や、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車などの次世代・自動車の購入に対する
補助制度を設けておりますので、ご活用いただきたいと思います。また、市域の6割を占める森林資源の活用と、木材利用の促進のため、林業の活性化・6次産業化についても検討を進めてまいります。
 特に、市の公営施設の内容、公園の施設整備に木を使って参りたいと考えております。

6.「まちづくり政策・消費者政策」
 本年も、全国で災害が相次いでおり、改めて災害対策の重要性を認識しているところであります。
 特に、発生が懸念されております、南海トラフ地震などの大規模地震への対策と致しましては、倒壊の危険性がある、耐震基準を満たさない住宅やブロック塀などの、除却・撤去費用の補助制度を設けております。
 また、安全・安心なまちづくりといたしまして、竜美丘学区に簡易設置型・防犯カメラを50台設置し、7月から運用を開始いたしました。当該カメラの設置は、県警本部が他の地域において既に実施し、高い効果を発揮していると聞いており、本市においても同様の効果を発揮するものと期待しております。さらに今後は、市内全域で1000台の設置を目標に、事業を進めてまいります。この事業を行うにあたり、広く市民の皆様に寄附を募り、より安全で安心なまちづくりを実現したいと考えております。
 そして、本日から消費税が10%へと引き上げられます。
 これに合わせて、市民税・非課税者・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起・下支えするため、市民税・非課税者と子育て世帯主を対象者に、市内の店舗で利用できる、25%のプレミアム付き商品券を、本日から発行しました。
 また、キャッシュレス決済によるポイント還元も実施されます。キャッシュレス決済は、今後益々・多様化するライフスタイルへの対応や、観光産業都市を目指す上では、有効な手段の一つであると考えています。こうした時代の流れに即して、本市と致しましても、事業者側、消費者側の双方への喚起を図ることが必要と考えています。

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 そこで、11月に開催されます、秋の市民まつりにおきましては、岡崎信用金庫をはじめとした金融機関のご協力をいただき、キャッシュレスの体験ブースを設ける予定としています。

7.「行財政改革」
 昨年度から検討を進めております公契約条例につきましては、6月に条例案についてのパブリックコメントを実施いたしました。
 いただいたご意見等を参考に、制定に向けてさらなる検討を進めているところであります。また、権限移譲につきましては、愛知県が定めた中核市への移譲可能事務・88件のうち、すでに80件の事務について移譲を受けています。
 今後も、県内他市の状況を注視しつつ、市民サービスの向上につながる事務の権限移譲・受入れについて、検討を行います。
 なお、私は、今年度から中核市市長会の副会長に就かせていただいております。こうした機会を活かして、地方の声を国に届けることで、より現実的な地方分権を図ってまいりたいと考えております。
 以上、今年度の取り組みを報告させていただきました。
 本日いただきました要望に対しては、次年度の予算編成を終えたのちに、正式に、書面で回答させていただきます。
 私の目指します「夢ある新しい岡崎」の実現には、皆様方のご協力が不可欠であります。そのためにも、本日のように皆様からのご意見を伺う機会を継続すると共に、必要な支援もしっかりと行ってまいりたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。私からは以上です。

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2019年11月 6日 (水)

市長定例記者会見(2019年10月24日)

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 来年、世界ラリー選手権が日本で開催されることが決まり、岡崎市にコースが設定されることとなりました。11月9日(日)に開催される「おかざきクルまつり」「セントラルラリー愛知岐阜2019」など、関連する事業について御説明申し上げます。
 以下は、10月24日(火)に行った定例記者会見の内容です。


台風19号により被災された方々へ
 まず初めに、10月12日、関東地方を中心に、全国各地に甚大な被害をもたらした台風19号により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、負傷された方々を始め、被災された方々に、謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。
 本市におきましても、「中核市・災害相互・応援協定」などに基づき、被災地であります長野市に対し、支援物資の提供や職員の派遣を行っているところです。
 また、本市と「ゆかりのまち」として提携している佐久市にも、先週の17日に、清水副市長が現地を訪問し、被災状況を確認するとともに、本市・幹部職員からの義援金と支援物資を、届けてまいりました。
 加えて、昨日から職員を派遣し、一層の支援を行っております。さらに、総務省、県からの要請により、栃木県・栃木市への支援も予定しております。
 今後も被災地からの支援要請に対し、積極的に支援を行っていきたいと考えております。

世界ラリー選手権の日本開催決定
 かねてより誘致活動を行ってまいりました、WRC、世界ラリー選手権につきまして、先日、日本ラウンド招致準備委員会からの発表があり、2020年から3年間の日本開催が決定し、岡崎市においてもコースが設定されることとなりました。
 それに先立ち、テストイベントである「セントラルラリー愛知岐阜2019」が、「クルまつり」の共催イベントとして、11月9日に開催されますので、お知らせします。
 WRCは、世界的にF1と並んで人気があり、サーキットではなく、一般道や荒野、林道、農道を使用して開催される、モータースポーツであります。
 本市におきましては、昨年度から愛知県、県内市町、招致準備委員会と共に、WRCの日本開催に向けて、誘致活動を行ってまいりました。その中で、FIA・国際自動車連盟の視察を受けた折には、中央総合公園のロケーションの良さについて高評価を受けたと聞いております。この度、関係者の悲願であった日本開催が実現しましたことは、大変喜ばしいことであります。

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 さて、来年度のWRC開催に先立ちまして、本年11月7日から、長久手市の愛・地球博・記念公園を中心としたWRCのテストイベントが開催され、本市においても、中央総合公園および額田・宮崎地区の2か所でのコースが、設定されております。

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 このため、11月9日土曜日は、中央総合公園で毎年開催されております「クルまつり」の会場の一部を、ラリーカーが走行することになり、大迫力のラリー観戦も、同時にお楽しみいただけることになりました。
 「クルまつり」は、ご承知のことと思いますが、本市の主要産業の1つである、自動車産業の振興などを目的として、様々な年代に、自動車やものづくりに対して関心を持ってもらえるようなイベントです。自動車メーカーや販売店のブースでは、市販車の展示や試乗会、衝突回避・支援システムの体験、また国内・最有力・レーシングチームであるトヨタ・ガズーレーシングからは、WRC出場車両レプリカの展示などが行われると聞いております。
 また、自動車に対する関心を高めるイベントとしまして、「はたらく くるま」の展示、体験スペースを設けます。こちらでは、大型トラックやバス、タクシーをはじめ、クレーン車や各種重機、高所作業車、自衛隊車両、郵便車、はしご車、レッドサラマンダーなど、様々な車両が集まります。皆さんが、普段・まちなかで目にするものの、なかなか触れることのない車両ばかりですので、お子さまにはきっとお楽しみいただけると考えています。
 毎年お越しいただいていた岡崎市出身のレーサーの中嶋一貴選手ですが、今年は海外でレースがあるということで、お越しいただけません。代わりに「ミニナカジマミュージアム」と称しまして、中嶋選手のパネル、ヘルメット、レーシングスーツなどの展示や、eスポーツラリーを体験していただくコーナーをご用意しています。また、岡崎おもてなしキャラバン隊キッチンカーによる、食事等の提供もご用意しており、一日中、中央総合公園で楽しんでいただけるよう、計画を行っております。

テストイベント「セントラルラリー愛知岐阜2019」
 セントラルラリーの詳細なコースについては、近々主催者から発表があるかと思いますが、先ほども申し上げた通り、本市では中央総合公園内及び千万町町(ぜまんぢょうちょう)を中心とした宮崎地区に、スペシャルステージという区間を設定していると聞いています。この区間において、タイムアタックといって、ラリーカーが一台ずつそのスピードを競うもので、午前と午後のそれぞれ1回ずつ競技が実施されます。
 今回のセントラルラリーには、現在WRCに参戦しているWRカー、トヨタのヤリスが走行するのも目玉となっています。

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 愛知県出身の勝田貴元選手が、ドライバーとして搭乗されるとのことですので、本物のWRカーの迫力ある走行にご期待ください。
 また、場内では、タイムアタックに合わせて、フリーアナウンサーの安東弘樹アナによる実況中継も行われ、安東アナと岡崎出身のレースクイーン・タレントである橘香恋さんによるトークショーなども予定しています。

 中央総合公園へのアクセスについては、パーク・アンド・ライドを計画しています。
 今回、中央総合公園の駐車場の大部分がラリーのコースとなっており、そのような状況下で、市内外から多くのお客様がお見えになり、中央総合公園の駐車場が相当・不足することが予想されます。
 そこで市内の企業の三菱自動車工業株式会社岡崎製作所様、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社岡崎工場様、株式会社ジェイテクト花園工場様、株式会社FUJI岡崎工場様、アンデン株式会社岡崎工場様、株式会社オチアイ・ネクサス様の駐車場をお借りし、そこから中央総合公園までを無料シャトルバスで結ぶ予定です。
 なお、バスでご来場いただいた方のうち、先着3,000名には、オカザえもんラリーバージョンのオリジナルハンカチをプレゼントいたします。このハンカチは多目的広場に設けました特別観覧スペースに入場いただけるチケットとなっています。この特別観覧スペースでは迫力のあるラリーを間近で観戦いただくことができます。
 ご来場の際には、ぜひとも、パーク・アンド・ライド、無料シャトルバスをご利用いただきますようお願いします。

 WRC開催国における、国外からの来訪者数は、数十万人と聞きます。今後、本市においては、このWRCを活用し、地域活性化に取り組んでいきたいと考えています。
 今回のセントラルラリーの経験を活かし、来年度以降・開催されるWRCに向け、着実に準備を行ってまいります。そして、WRCが来るまち・岡崎市として、国内外にPRしてまいります。

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2019年11月 4日 (月)

令和元年9月議会 その3(一般質問答弁後編)

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 9月定例会一般質問の市長答弁の後編です。加藤義幸議員と畔柳敏彦議員にお答えしました。


加藤義幸議員(自民清風会) 9月2日(月)

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――東岡崎周辺は次年度にはペデストリアンデッキや桜城橋など様々なハードが完成します。花火大会の見どころや楽しみ方に変化があると思われますが、今後のお考えをお聞かせください。

○市長 乙川リバーフロント計画につきましては、事業を始めて以来、これまで多くの市民の皆さんの御理解と御協力のもと着実に整備が進み、今や乙川河畔は生まれ変わってきております。
 乙川リバーフロント計画は、ただ形を作って終わりではなく、そこに出来上がった空間をいかに活用してまちのにぎわいを生み出すかということが一番のポイントであり、これからが本番だと思っております。そうした意味で、来年の花火大会では新たな花火観覧スポットをより多くの観光客に楽しんでもらいたいと考えております。

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 特に、絶好の観覧スポットが生まれた桜城橋周辺におきましては、市民や観光客の皆さんの期待も大きいものと感じておりまして、来年は花火の桟敷席向けに行われている実況中継を桜城橋周辺でも放送するなど、今まで以上に花火の臨場感を多くの皆さんに体感していただけるように検討してまいります。
 担当者には、前からプランを投げかけておりましたが、私としては桟敷に入ることが難しい身体障害者の方や、施設の子供達、そして高齢者の皆さんのための特別席として、桜城橋を活用するようなことも考えております。
 また、今年の7月にリニューアルいたしました籠田公園におきましても、今年は多くの市民の方などが花火を観覧していたという情報もあり、くつろぎながらゆっくり観覧できる新たなスポットとして広くPRしていけるものと考えております。
 さらに来年の3月には、乙川右岸の名鉄名古屋本線から愛知環状鉄道線までの河川敷を「乙川河川緑地」の名で多目的広場、駐車場等として新たに整備いたします。

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(乙川の明神橋西側の河川敷)

 こちらも広大な花火のビュースポットとしてもご利用頂けます。ただし、こちらは打ち上げた花火のカスが落下するエリアでもありますので、そのつもりで注意して御覧頂きたいと思っております。
 今年の花火大会では、中央総合公園にパブリックビューイングを新たに設置したところ、大変好評でありましたが、花火のビュースポットの新設は増加する花火観覧客の分散化にも繋がり、交通や混雑による事故を減らすことになり、安全にイベントを執行するという観点からも、最重要課題と位置付けているところであります。実際、多くの方から「今年の花火はよかった!」と御好評を頂いており、今年はうまくいったと思っております。
 また、11月2日にオープンする北東街区のオト リバーサイドテラスからも花火は見られます。
 今後も乙川リバーフロント地区整備によって生まれるハードを十分活かし、より多くの方々がより安全に、そして快適に本市の花火大会を楽しめるよう、しっかり取り組んでまいります。私からは以上であります。


畔柳敏彦議員(公明党) 9月3日(火)

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――産業人材育成のためのリカレント教育について、今後の取り組みの方向性をお尋ねします。
(※「リカレント教育」とは、学校教育を、人々の生涯にわたって分散させようとする理念のこと)

○市長 産業人材の育成に特化したリカレント教育に関しましては、本市では商工労政課や産業人材支援センターが中心となり、県や商工会議所、ハローワークなどと連携し推進してまいります。
 8月21日には、本市と民間企業の間で無人航空機ドローンを活用した連携協定を締結し、市内の企業や事業者へのドローンに関する教育機会を提供していくこととなりました。

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(2019年8月21日、株式会社DSAと無人航空機ドローンを活用した連携協定を締結)

 こうしたことも、本市の課題を踏まえたリカレント教育推進の一環でありまして、今後は地元企業がドローンの操縦技術の習得や、産業での利用に関する講習を産業人材センターで開催できるよう、協議を進めてまいりたいと考えております。最近はドローンの使用に関しての規制も厳しいため、特に安全使用を徹底した教育にしたいと思います。
 また、令和2年度末には、岡崎幸田勤労者共済会が、美合町の勤労文化センターから羽根町の産業人材支援センターに移転することを予定しております。
 この移転により、地域の中小企業や、そこで働く勤労者の皆様が産業人材支援センターを通して、様々なリカレント教育の情報に接する機会が増えることを期待しております。
 こうしたことも、移転の相乗効果としながら、地元企業、勤労者、そして地域の離職者や求職者の皆様に対し多様なカリキュラムを提供できるよう、今後必要な準備を進めてまいります。私からは以上であります。

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2019年11月 1日 (金)

令和元年9月議会 その2(一般質問答弁前編)

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 9月定例会一般質問の市長答弁を2回にわけて掲載します。前編では磯部亮次議員にお答えしています。


磯部亮次議員(自民清風会) 8月30日(金)

磯部亮次議員

――モンゴルのホストタウンとして、提携をしてから初めての公式訪問行事になったと思われますが、大変な歓迎を受けたと聞いております。そこで、訪問に至った経緯とモンゴル国での出来事など内容について教えてください。

○市長 少し長くなりますが、正式に報告する最初の機会となりますのでご容赦いただきたいと思います。
 昨年4月にモンゴル国アーチェリー協会ツァガン会長が来訪され、本市がモンゴルのアーチェリー・チームのキャンプ地となる覚書きを結び、昨年来、モンゴル国から「一度、岡崎市長に首都のウランバートルまで来てほしい」という要請を何度も受けておりました。
 その後、今年3月末に、中国と共にモンゴル国のホストタウンに登録されたこともあり、東京オリンピックのキャンプ地としてだけでなく、ホストタウンとして、オリンピック後も引き続き交流を図る目的で、去る7月24日から3泊4日の日程で訪問してまいりました

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 今回の訪問先は、首都ウランバートル市であり、主な訪問先は街の中心部にありましたが、先方のご好意により久しぶりに郊外で乗馬も行い、テレルジという国立公園にあるゲル型の宿泊施設にもお招きいただき、一夜を過ごすという貴重な体験もできました。このゲル型の宿泊施設はバス・トイレ付きであり、額田地域で山間リゾートを模索している本市として近年、デラックスなキャンプ、グランピングの流行する世相において参考になると思いました。
 全行程において、モンゴルアーチェリー協会副会長のエルデネボルド氏が案内してくださいましたが、大統領府にいたこともある37歳の若きエリートである彼は、私と同じ米国インディアナ大学に留学しており、その思わぬご縁にも驚いた次第であります。
 表敬訪問は、モンゴル国のオリンピック協会への訪問を皮切りに、要人のスケジュールを縫うように密な日程で行われました。
 モンゴル国ナショナルオリンピック協会のバダルウーガン副会長とあいさつを交わしたのち、岡崎でのキャンプ実施の支援に対し、ゴールドに輝く「名誉記章」の授与があり、大変驚くとともに本市でのキャンプの成果を認めていただき光栄に思いました。正確に言うならば、いかにも冷戦時代の東側の軍人が好みそうな金ピカの大きなバッジであり、付けるのは少々恥ずかしくありましたが、滞在中は岡崎の桜バッジとともに胸につけておりました。

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 この後、全国からの寄付金とボランティアの奉仕で建設された「アーチェリー360会場」において開催されている「アーチェリー青少年全国大会」の開会式に来賓として招かれまして、挨拶をさせていただきました。また、この折、先方から将来「岡崎杯(カップ)」を作ってさらに交流を深めたいという話がありました。
 ここでは、本年2月の強化合宿で本市を訪れたアーチェリーナショナルチームの選手の皆さんから温かい出迎えを受けたほか、全国ネットのテレビ局からインタビューを受けるなど、本市への注目ぶりにも驚かされた次第であります。

 今回の訪問で、これほど多くの要人と面会の機会をいただけたのは、先の国務大臣であり、大統領顧問の一人でもあるツァガン会長の深い信頼と大変な骨折りのおかげであります。

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(モンゴルアーチェリー協会のツァガン会長)

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(モンゴル国のハルトマーギーン・バトトルガ大統領)

 ことに、モンゴル国第5代大統領バトトルガ氏とは渡航の直前に面会の約束が取れ、表敬訪問が叶ったわけでありますが、地方都市の首長が大統領と会見できるという予想外の出来事については、お会いするだけでも誠に名誉なことと思っていただけに大変感謝しております。
 大統領はかつてモンゴル相撲の選手だったということがしのばれる武道家らしい頑丈な体つきの方で、大きな手で握手をしながら「あなたのことはよく聞いております」と言われ、すでにある程度リサーチ済みであるのか、予想外に話が弾み、時間をオーバーして約1時間の会談となりました。
 大統領からは、環境や資源に関する問題意識や製品開発、また二国間との経済連携について大変熱のこもった具体的なお考えを伺いました。
 こちらからは、都市間交流についての考えをお聞きしたところ、ビジネスも視野に入れた交流への期待や、首都のウランバートル市との交流として9つある行政区のうち、候補となりそうな相手先について具体的な助言をいただきました。

 また、当初の予定にはなかったのですが、ウランバートル市長のサインブヤン氏とは、ツァガン会長の親しい友人であることもあって急遽市庁舎を訪問し面会できることとなりました。

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(ウランバートル市のアマルサイハーン・サインブヤン市長)

 面会では、岡崎市におけるモンゴルアーチェリーナショナルチームのキャンプ受入れについて謝意を受けたほか、アーチェリー以外の教育文化、市民交流についても前向きな言葉をいただき、大統領と同様に、具体的に今後大きな開発計画のある行政区との交流についての提言がありました。これから、事務方同士でつめの話が行われますので詳しくは今後の報告とさせていただきます。
 在モンゴル日本国大使館の高岡大使とは、岡崎市の交流相手としての、ウランバートル市の二つの行政区について紹介を受けたほか様々な助言をいただきました。
 この他にもウランバートル市スフバートル区議会議長には、わざわざ朝食会場にまで足を運んでいただき、意見を交換するなど関係各位の細心なご配慮により大変有意義な訪問となりました。
 アジア圏において、日本の4倍の豊かな国土と貴重な天然資源を持ち、飛躍の可能性を秘めたモンゴル国の若き有能な指導者の知見に触れることができたことは大きな収穫であり、こうした関係性をスポーツ交流だけでなく、人的交流や経済交流にもつなげていきたいと思っております。
 なお、今お話ししたこと以外の詳しい内容は、写真付きで東海愛知新聞やブログでまもなく公表される予定ですので楽しみにお待ちいただきたいと思います。私からは以上であります。 (つづく)

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2019年10月29日 (火)

令和元年9月議会 その1(市長提案説明)

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 岡崎市議会9月定例会(8月29日~9月30日)の御報告を申し上げます。
 まずは、初日に申し上げた所信の一端ならびに提案した議案の大要を掲載いたします。


岡崎市消防本部の取り組み
 今年の夏も、「危険な暑さ」と言われているように、連日、暑い日が続いております。そのような状況の中、既にお知らせしているとおり、小中学校の全ての教室に、エアコンを設置することができ、子どもたちからは、「涼しい」、「勉強に集中できる」といった喜びの声を聞いております。
 本市では、昨日から2学期が始まりました。まだ残暑が厳しいですが、エアコンを活用して、快適な環境で学校生活を送ってもらいたいと思います。
 一方で、消防には、例年に増して、熱中症による救急搬送が多数発生しております。熱中症は重症になると命に係わる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます。ことに、小さなお子さん、高齢者には注意をして頂き、自発的な対策をお願いいたします。
 本市の消防力強化におきましては、今年度は、高所からの大量放水を主眼に置いた屈折はしご付・消防ポンプ自動車を新たに導入するとともに、土砂災害等の発生が懸念される消防団区域に救助器具を配備してまいります。また、全国初となるスマートフォンなどのビデオ通話機能を活用した、「災害現場映像通報システム」と119番通報が困難な障がい者向けの緊急通報システム「Net119(ネットイチイチキュー)」を、10月1日から運用を開始いたします。

Net119

 地域消防を担う人材も目覚ましい活躍をしております。5月に、福岡市で開催されました全国消防職員意見発表会におきまして、消防本部共同通信課の消防職員が、119番通報時における出動場所や状況把握をスムーズに行うため、スマートフォンのカメラやGPS機能を活用することを提案し、全国2位に当たる優秀賞を受賞いたしました。この提案は、すでに現場で取り入れられており、実際に、GPS機能を活用した地点確定により、早期に患者接触ができた事例も報告されております。
 更に、先日、8月25日に岡山市で開催されました全国消防救助技術大会に、消防本部の救助隊員が、東海地区代表として陸上の部の「障害突破」と「ロープブリッジ救出」に出場し、日ごろの訓練成果を発揮してまいりました。今後も、市民の負託に応えるため、鍛錬を重ねてまいります。

防犯カメラの運用
 安全・安心なまちは誰もが願うことであり、市民アンケートでも、防犯カメラの設置を望む声を数多くいただいております。こうした状況を受け、犯罪多発地域に対する緊急的な取り組みとして、7月から簡易設置型・防犯カメラの運用を始めました。
 現在、竜美丘学区で、人や車などの出入りが多い駅周辺地域や通学路などを中心に50台のカメラを設置し、犯罪発生の未然防止を図っております。今後、この簡易設置型カメラは、犯罪発生状況に応じて、犯罪が多い他の学区へ移動・設置し、機動的に運用してまいります。
 また、これまでも学区に対し、常設型防犯カメラの設置補助を行ってまいりましたが、設置後の管理費も含め、費用負担がかさむこともあり、なかなか全市的な広がりが進んでおりませんでした。
 そこで、まずは1,000台を目標に、市が常設型・防犯カメラの設置を進めることといたしました。安全で安心なまちづくりを市民の皆さんとともに実現するため、広く寄附を募り、防犯カメラの設置を進めてまいりますので、ご協力をいただきたいと考えております。

花火大会
 夏の風物詩として市内外の多くの人々を魅了している、岡崎城下家康公夏まつり花火大会ですが、今年も德川御宗家第18代当主德川恒孝(つねなり)様と、令夫人幸子(さちこ)様のご出席のもと、多くの方々のご協力により、盛況に終えることができました。
 今回の花火大会では、本市が推進しているスマートシティに向けた取組みの一環といたしまして、安全性の向上や混雑の解消に向け、先進技術を活用した、2つの取組みを実施いたしました。
 1つ目の取組みは、特に混雑する殿橋周辺において、3次元・赤外線センサーを用いて、通行人の数や動きなどの、人の流れの分析を行いました。
 2つ目は、東岡崎駅構内に、4台のカメラを設置し、カメラ映像から、人の流れの分析を行いました。
 全国各地では安全性の問題などから花火大会が中止に追い込まれている事例が散見されておりますが、本市では、これらの分析結果を、来年度以降の花火大会における誘導計画や警備体制づくりへ活用し、より安全で快適な花火大会の実施につなげてまいりたいと考えております。今後は他の分野におきましても先進技術などを活用し、様々な課題の解決に向けた取組みを推進してまいります。

幼児教育保育の無償化、新しい学校給食センター
 10月1日からは「幼児教育・保育の無償化」がスタートします。すべての子どもが健やかに成長するように支援するもので、主に、3歳から5歳までの幼稚園、保育園、認定こども園などを利用する子どもたちの利用料が無償化されます。非常に多くの方に関わる、大きな制度改正でありますので、これまでも、利用者への制度周知や、運営法人を対象とした事務説明会の開催などの準備を進めてきたところではありますが、引き続き、関係する皆様への丁寧な説明を行い、円滑な新制度への移行に努めてまいります。
 次に、学校給食センターについてであります。老朽化が進むなど、懸案でありました西部学校給食センターにつきましては、矢作南学区において、地元の皆様から一定のご理解を得ましたので、新西部学校給食センター建設に向けて進めて参ります。

内藤ルネ展、荻太郎展、オカザえもんの国内芸術祭2019
 芸術の秋に向けて、文化振興の取組みを紹介いたします。郷土ゆかりの芸術文化を掘り起こすことは、文化行政として、重要なことであります。

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 岡崎市美術博物館では、11月23日から1月13日まで 、「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」を開催いたします。内藤ルネ氏は、岡崎市出身の「カワイイ文化の祖」として知られる、マルチクリエイターであります。戦後民主主義の男女平等の価値観を体現した、ルネの作品は、現代において再び見直され、リアルタイムでは知らない世代からも関心を集めております。今回、生誕の地、岡崎でのエピソードや、貴重な原画作品とともに、人間ルネに迫ります。
 岡崎市美術館では、12月4日から24日まで、「没後10年 荻太郎展」を開催いたします。
 本市の葵市民でもある荻太郎氏は、日本の洋画壇に多大な功績を残しました。没後10年にあたる今年は、初期から晩年までの油彩画を中心に、絵本原画もあわせて、その足跡を振り返る展覧会を開催いたしますので、多くの皆様にご覧いただきたいと思います。

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 また、今年は「あいちトリエンナーレ」の開催の年であり、今回は正式参加しておりませんが、本市におきましても、11月2日から17日まで「オカザえもんの国内芸術祭2019」と題して、本市独自の現代アートの祭典を開催いたします。オカザえもんとのワークショップで制作する、工作や人物画を展示するほか、市民の方と一緒につくりあげる展覧会となっております。図書館交流プラザりぶらを中心に、岡崎シビコ、岡ビル百貨店が会場となりますので、芸術やイベントで街が賑やかになるこの季節、まち歩きを楽しんでいただければと思います。

平成30年度決算
 それでは、本議会に提案をいたしております議案について説明をさせていただきます。
 本定例会には、平成30年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定議案を、監査委員の意見を付けて提出しておりますので、まず、その概要をご説明させていただきます。
 初めに一般会計の決算の概要であります。
 一般会計の決算規模は、歳入は約1,268億円、歳出は約1,211億円となりました。純剰余金につきましては、約45億円となっており、このうち、30億円は、今後の財政需要に備え、財政調整基金へ積み立てております。
 歳入では、特に歳入全体の56%を占める市税が、市民税などの増により、前年度と比べ約7億円増収となる約705億円と過去最高額となりました。
 歳出では、福祉分野の支出となる民生費が、全体の37%を占める約445億円と最も大きく、次いで土木費、衛生費、教育費、総務費の順となりました。
 福祉や医療、防災や教育といった基本施策は、しっかりと取り組みながら、インフラの整備や公共施設の建設など、投資的な事業もバランスよく実施できていると思っております。
 次に特別会計であります。
 12会計の総計では、歳入は約625億円、歳出は約618億円、純剰余金は約7億円となっております。
 最後に企業会計であります。
 病院事業会計は、外来患者数は前年度と比較して減少したものの、入院患者数は増加しており、病床利用率は81.4%となりました。
決算状況は、入院や外来収益は増加したものの、給与費や薬品費などの増加などにより、約2億6,000万円の純損失となりました。
 水道事業会計は、給水戸数、給水人口はともに前年度と比較して増加しており、普及率は99%でありました。決算状況は、給水収益は微減となったものの、資産減耗費の減少などにより、約12億9,000万円の純利益となりました。
 下水道事業会計は、下水道への接続戸数、接続人口はともに、前年度と比較して増加しており、普及率は88.7%となりました。
 決算状況は、管渠費が増加したものの、下水道使用料及び他会計負担金などの収入が増加したことなどにより、約5億6,000万円の純利益となりました。
 以上が平成30年度決算の概要でありますが、財政状況は、引き続き健全な状況を維持していると自負しております。

 平成30年度は、夢ある新しい岡崎の実現に向け、着実に施策を進める一方で、社会基盤整備、災害対策、公共施設の保全といった、良好な生活環境の創造や社会保障など市民福祉の向上を図り、将来にわたり成長する、持続可能なまちづくり進めてまいりました。加えて、まちの活性化や魅力を創出する施策も推進してまいりました。
 本市は昨年末に、地域経済や住民生活を支える拠点として、国が新たに設けました「中枢中核都市」にも選定されたことから、今後は、広域的な視点も加えた、まちづくりを進めていくことや、高齢者の健康寿命を延伸し、元気な高齢者が社会で活躍できるような、まちづくりを進めることが必要であると考えております。健全な財政であるからこそ、まちづくりが推進されるものであります。これからも、プライマリーバランスや市債残高などを注視した財政運営に努めてまいります。

条例議案など
 次に、条例議案であります。
 制定条例といたしましては、地方公務員法の一部改正により、会計年度任用職員制度が創設されたことに伴う、「岡崎市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」、地域の防犯対策に要する事業費に充てるための基金を設置する、「岡崎市・防犯対策・基金条例」、幼児教育・保育の無償化等に伴う「子ども子育て支援法等の一部改正に伴う、関係条例の整備に関する条例」など4件であります。
 一部改正条例といたしましては、住民票に記載された旧氏による印鑑登録を可能にする「岡崎市印鑑登録条例」など7件、合わせて11件を提案させていただいております。
 その他議案といたしましては、(仮称)市営五本松住宅を新築するための「工事請負の契約」など6件を提案させていただいております。

 次に、補正予算議案でありますが、一般会計の補正は 6億4,538万2千円の増額、特別会計は 6億903万3千円の増額補正をお願いしております。
 総務費では、本年6月にマイナンバーに関する方針が決定されたことに伴い、体制強化及び利活用の促進を図ることによる、利用環境整備事業費の計上及び発行事業費の増額、民生費では、寄附による福祉基金・積立金の増額、高年者センター岡崎の集会室の照明設備を更新するための施設整備工事・請負費の計上、衛生費では、火災のあったリサイクルプラザの代替え処理をするためのごみ受入処理委託料の増額、農林業費では、県内で豚コレラが発生したことに伴い、防疫体制の強化を図るための家畜伝染病対策本部・関連事業費の計上、土木費では、都市計画道路福岡線整備に必要な用地を購入するための土地購入費の計上、事業の見通しが立ったことによる、東岡崎駅周辺地区整備工事請負費及び乙川河川緑地人道橋整備工事請負費の減額、雨水管渠築造工事など、事業進捗を図るための、岡崎駅南土地区画整理組合事業費補助金の増額、岡崎駅東地区の無電柱化を推進するための道路築造工事請負費の増額、教育費では、WRC世界ラリー選手権などを推進するための、国際スポーツ大会等推進委員会負担金の増額、龍北総合運動場整備において、独立行政法人日本スポーツ振興センターに申請していた助成金が採択されたため、施設購入費の計上などをお願いしております。

 次に、特別会計であります。
 後期高齢者医療特別会計は、過年度分の精算に伴う広域連合への保険料等負担金の計上、介護保険特別会計は、決算剰余金を介護給付費準備基金へ積み立てるための補正や介護給付費の精算に伴う返還金の計上をお願いしております。
 以上が、今議会に提案をいたしました議案の大要であります。

広報紙「市政だよりおかざき」、乙川リバーフロント地区整備
 広報紙「市政だよりおかざき」でありますが、10月から、従来の月2回の発行を、毎月1日号の月1回の発行へと変更いたします。それに伴い、今までよりも幅広い年齢層の方に見ていただけるよう、リニューアルをいたします。全ページカラー刷りやジャンル分けをすることにより、見やすく探しやすい広報紙づくりに努めてまいります。

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 また、新たな広報媒体として、同じく10月からスマートフォンアプリのLINEによる情報発信を行ってまいります。現在実施しているフェイスブックやツイッターに加え、SNSから情報を得る手段を増やしてまいります。

 最後に、乙川リバーフロント地区整備についてであります。
 現在、本市の乙川リバーフロント地区のまちづくりは、全国的に注目が集まっており、この秋には、本市を会場とした国土交通省関連の3つの研修会などが開催されます。
 そうした中、7月26日に市民の皆様が待ちに待った籠田公園がリニューアルオープンいたしました。この籠田公園は、QURUWA戦略の7つあるプロジェクトの中で、初めて完成した施設であります。新たに設置した四阿(あずまや)やパーゴラの下で語らう様子や新たに設置した噴水では、元気に水遊びをする沢山の子どもの姿を目にすることができました。予想以上の好評に喜んでおります。噴水については今後、他の場所での導入も検討していきたいと考えております。
 更には、今回の籠田公園の再整備をきっかけに、籠田公園周辺の7つの町内会が小学校区を超えて連携し、地域課題の解決に向けた協力体制を構築したとお聞きしております。今後もこういった整備をきっかけに、周辺住民の方々が主体となった、地域コミュニティの強化に繋がる取組みが創出されていくことを期待しております。

 東岡崎駅周辺地区の複合商業施設「オト リバーサイドテラス」では、既に駐輪場や駐車場がオープンしておりますが、今後は、9月8日のホテルのオープンを皮切りに、パンケーキのおいしいカフェを始め、イタリアンやアメリカ西海岸風のレストランのほか、ホットヨガやエステ、24時間営業のスポーツジムなどの賑わい施設が順次オープンし、11月2日にはグランドオープンのイベントも予定しております。

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 加えて、同じく11月2日には駅と直接つながるペデストリアンデッキの渡り初め、さらにその中央には、多くの皆様の浄財を得て建てられる、高さ9.5メートルという、日本一の高さと偉容を誇る、若き日の徳川家康公の騎馬像がお披露目となります。
 私が子供の頃から「岡崎は家康公の生まれ故郷と言いながら、駅前にまともな像がない」と言われておりましたが、これで変わりゆく岡崎の新たなシンボルができました。今後さらに「夢ある新しい岡崎」が目に見える形として現れてまいります。今後を是非ご期待ください。

 以上、ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております、諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますよう、お願い申し上げまして、説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。 (つづく

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2019年10月27日 (日)

大規模災害被災地派遣状況報告(2019年9月27日)

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 中核市災害相互応援協定に基づく支援要請があり、10月21日(月)に本市職員を長野市に派遣しました。ゆかりのまち提携をしている長野県佐久市からも支援要請があり、先週、同市に職員を派遣しました。台風19号をはじめとする豪雨により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 さて、今年もまた一年が経過して、被災地派遣職員の経過報告を受ける時期となりました。それぞれ岡崎市の代表として現地での復興の中心的役割を担いガンバっており、私としては誇りに思いますし感謝しております。
 9月27日(金)、以下の自治体へ派遣した職員から、支援業務の活動について中間報告を受けました。
・宮城県山元町(東日本大震災復興事業)
・宮城県亘理町(同上)
・広島県東広島市(平成30年7月豪雨復興事業)

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―報告会での市長コメント―
 ただいまの皆さんの報告を受けまして、それぞれが重要な業務を担い、山元町、亘理町(わたりちょう)、東広島市の復興のために尽力いただいていること、また着実に成果が表れてきていることがわかりました。引き続きの支援をお願いします。
 東日本大震災から8年が経過し、平成30年7月豪雨からも1年が経過する中で、それぞれの被災地への関心が少しずつ薄らいでいるようにも感じますが、今年も8月に九州北部で発生した豪雨災害や、今なお千葉県で停電が続く台風15号による災害など、全国各地で大規模な自然災害が起こっています。
 あってはならないことですが、岡崎市でもいつ大規模災害が発生するかわかりません。万一の際には、皆さんの経験は大きな意味を持つことになりますので、被災地ならではのことを勉強し、たくましくなって岡崎に戻ってきてもらいたいと思います。慣れない場所での生活は大変だと思いますし、まだまだ暑い日が続きますが、体調には十分気を付けてください。
 最後に、これまでに被災地への派遣を終えた皆さんは現地の方々と密な関係を築き、職務にやりがいを感じて充実した表情で帰ってきました。
 この機会を自分自身にとって貴重な経験と捉えて、引き続き被災地の皆さんのために頑張ってください。よろしくお願いします。

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2019年10月25日 (金)

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019岡崎

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 〝がんの征圧〟とともに〝がんとの共生〟運動を訴える「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」は、岡崎で開催されるようになって10回目を迎えました。今年は9月28日(土)から翌日にかけて、中央総合公園多目的広場で行われました。

―挨拶―
 皆様、こんにちは。岡崎市長の内田康宏です。
 台風18号が近づく中、天候にも恵まれ、本日は、岡崎市で10年目の節目を迎える「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019岡崎」が、このように多くの皆様のご参加により開催されますことを、心からお喜び申し上げます。
 また、今年度は、記念すべき第1回目の開催場所であります、この岡崎中央総合公園に10年ぶりに戻ってまいりました。私も県議の頃から毎回参加しておりうれしく思っております。本日の開催に向け、早くから準備・調整にご尽力いただきました主催者の皆様に、深く敬意を表します。

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 さて、「がん」は30年以上にわたり、日本人の死亡原因のトップであり、2人に一人ががんに罹る「国民病」とも言われております。一方で医学の進歩により、早期発見・早期治療による治癒が望める病気にもなってきております。
 このような中、国では「がん予防」「がん医療の充実」「がんとの共生」の3つを柱とした計画が推進されております。
 本日の「リレー・フォー・ライフ・ジャパン岡崎」は、柱の一つであります「がんとの共生」を目指す皆様が集い、がんと闘う人の勇気を称えるとともに、がん患者への理解を深めるイベントとして、愛知県内で最も定着していると伺っております。
 今回も、ここにお集まりの皆様により、24時間、途切れることなくリレーウォークが行われ、「がんとの共生」の輪がさらに広がることを、期待しております。
 終わりに、このリレーウォークを通して、交流の輪が広がりますとともに、サバイバーの皆様とまたお会いすることを心より祈念いたしまして、私からの激励の挨拶とさせていただきます。体調に気を付けて、頑張ってください。

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2019年10月22日 (火)

第47回 生徒市議会

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 多くの夏の行事と恒例の東京出張などが重なり、少々遅れましたが、昭和47年(1972年)に始まって以来47回を数える、令和を迎えて初めての生徒市議会(8月8日開催)について御報告申し上げます。
 毎年、夏の一番暑い時期に熱心に提案、質疑をされる中学生代表の真摯な姿は岡崎の夏の風物詩の一つとなったような気もします。こうした催しが毎年継続的に行われていることも岡崎の伝統であり、教育の成果であると思っております。
 〝働き方改革〟が強く叫ばれる昨今、授業、学校行事に加えて、他市ではあまり行われていない中学生による議会の運営準備にお力添えを頂いている先生方には特に感謝を申し上げます。
 以下、当日私がお話した内容、各校別の提言、質問にお答えしたことを列記させて頂きます。

―当日の挨拶―
 皆さん、こんにちは。市長の内田康宏であります。
 市内20の中学校を代表する60名の皆さんが市政に関心を寄せ、一生懸命考え、提案してくださり
第47回の生徒市議会がこのように開催できましたことを大変嬉しく思います。
 本日の各学校からの提案は、中学生らしい視点で市政を見つめ、熱意を感じさせるものばかりでした。
 「ふるさと岡崎」が大好きで、さらに住みやすい街にしたい、安心できる街にしたいと願い、質問・提案する皆さんの真剣な姿をとおして、「夢ある新しい岡崎」を担う次世代のパワーを感じることができ、大変嬉しく思いました。

―各学校の提案と私の講評―
①「岡崎アピール」についての提案
1.葵中・・・『岡崎市への愛着を図る「岡崎検定」の実施。「岡崎検定」を市の職員への採用法の一つにする』
(答)すでに家康公検定を続けて行っており、本市の歴史アピールに十二分の効果があったと考えております。さらに岡崎市の経済、社会、文化、地理なども含めたものができれば、面白いと思います。良いものができればぜひ使って見たいと思います。

2.福岡中・・・『それぞれの学区の魅力をマンホールの蓋にデザインする。観光客に楽しんでもらうために、乙川リバーフロントのQURUWA内に設置する』
(答)すでに岡崎城と花火、桜などを絵柄にとり入れたマンホールの蓋がつくられ使われております。さらに今後、岡崎出身のマルチ・クリエーター、内藤ルネ氏の絵をモチーフにした、新たなマンホール蓋を作成する予定でおります。また同じデザインのカードを作って様々なイベントでマンホール・カードとして使用しております。

3.六ツ美中・・・『地域のコミュニティを広げるため「パートナー市民制度」を導入する』
(答)すでに岡崎出身者、岡崎が好きな人を対象とした岡崎サポーター制度を旧岡崎活性化本部(現・岡崎市観光協会)によって行っております。テーマをしぼった「パートナー市民制度」(悠紀斎田お田植えまつりなど)を六ツ美で行ったら面白いと思います。

②「環境・防災」についての提案
4.河合中・・・『「岡崎ホタル検定」の作成を考える「ホタルサミット」の実施』
(答)長年ホタルの保護、育成に尽力されていることに感謝します。「ホタル検定」や「サミット」の開催によって新たに活動に参加される方が増えることを期待します。

5.南中・・・『防災・減災を考えた、書き込み可能な「防災ファミリーマップ」を家族で作成する』
(答)防災で一番大切なことは、いざ災害という時に自分はどうするべきかを考えておくことです。ふだんから家族で話し合って「防災マップ」を自分たちで作るというのは素晴らしいアイデアです。

6.岩津中・・・『火の用心のシンボルとして、消防本部のマスコットキャラクターを制作し、防災意識を高める』
(答)すでに岡崎市にはゆるキャラと呼ばれるものが12コ以上あり、カレンダーが作られているほどです。しかし防災アピールのための良いキャラクターができれば、ありがたいと思います。

7.新香山中・・・『岡崎市一斉ライトダウンデーを設け、3分間完全消灯を行う』
(答)病院や警察・消防署など公的施設ではどうかと思いますが、一般家庭で行うのはセレモニーとして面白いと思います。しかし実態は、省エネ電化製品の普及により、電力会社は電気の消費が減って困っているのが実態です。

8.額田中・・・『隣接する他市と「広域防災協定」を結び、災害時に互いの避難所を共有できる体制づくりをすることで、いざというときの安心感を得ることができる』
(答)すでに西三河の9市1町では、様々な協力関係を持っていますし、県外の複数の自治体とも防災協定を結んでおります。今後さらにそうした協定を増やしたいと思います。

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③「国際化」についての提案
9.甲山中・・・『籠田公園から天下の道にかけて、外国人による大文化展の会場にする。岡崎市のグローバル化と街の活性化の両立を目指す』
(答)籠田公園から、天下の道、桜城橋までのスペースは、様々な方々の多様な活用の場として使っていただく場所です。「国ごとの日」(日本の日、アメリカの日、イタリアの日など)をつくって、それぞれの国のPRをしてもらうといいかもしれませんネ。

10.城北中・・・『外国人との共生の第一歩として、中学生が外国人観光客にインタビューやアンケートを行い、その結果を広報する。』
(答)TV番組で同様のものがあり、時々見ております。中学生の視点で効果的なアプローチができたら良いと思います。

11.東海中・・・『世界に目を向けるため、いろいろな国の郷土料理を給食の献立にする』
(答)アメリカの大学などで「国ごとの日」(インド・ナイト、日本デーなど)を設定して、食堂でその国の料理を出すことがあります。しかし、全市の中学校で同時に同じことができるかどうかは分かりません。一度検討してみたいと思います。

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④「健康・福祉」についての提案
12.美川中・・・『市民病院のキッズルームの充実』
(答)具体的に良いプランを考えて下さい。さらに充実させてゆきたいと考えます。

13.竜海中・・・『多くの人が関わる、安心・安全な「子ども食堂」』
(答)今の世の中で起こっている深刻な問題にも関わる重要なことがらです。十分参考にしたいと思います。

14.竜南中・・・『定期的に学区の施設を開放し、「遊ぶ会」を実施することで、世代を超えた交流を図り、学区の絆を深める』
(答)乙川河川敷で毎年、「昔の子供の遊び」を教えたり、「花火」の安全な遊び方や「ボート」のこぎ方の講習などを行ったりしています。うまく運営して行くためには良い指導者を見つけることが大切です。

15.北中・・・『オリンピック・パラリンピックを機に、小中学生のスポーツとの関わりをさらに深める』
(答)来年の東京オリンピックで、岡崎市は中国とモンゴルのホストタウンになっています。モンゴル・アーチェリーチームは岡崎をキャンプ地としてスポーツ交流も行なっています。今後、特別な賞を作って子供達の交流を行う予定です。

16.翔南中・・・『市内の病院に癒しの場を作る』
(答)病院は治療を行う所で、イベントは病院の都合を確かめながら行う必要があります。しかしやさしい気持ちは素晴らしいと思います。

⑤「未来の岡崎」についての提案
17.矢作中・・・『アースワークを矢作川で行うための砂地の復活と、自然を生かした新たなフィールドを創出する』
(答)矢作川の自然を活用しようという考えは素晴らしいと思います。矢作川は国の管理下にある一級河川ですが、岡崎市としてはフリーなスペースを使って、様々なスポーツができるようにしたいと考えています。今後、近隣の都市と共にサイクリングロードを整備してゆきます。

18.常磐中・・・『岡崎独自の地域通貨を導入する。市内でのメリットを多くすることで、市内を潤すシステムにすることができる』
(答)すでに町内会や商店会においてお祭りやイベントの時に期間限定で行ったことがあるようです。キャッシュレス時代とは逆のようですが、一度検討してみます。

19.矢作北中・・・『これからの時代の都市整備の在り方を、岡崎から発信する』
(答)各地方自治体では、それぞれ国や県の承認の下に都市計画というものが考えられており、具体的にマスタープランが策定され、そうした流れの中で施策が行われています。
 自転車専用道路はできる所ではすでに設定しておりますが、ヨーロッパで行われているようなものにするためには道路整備が必要と思います。

20.六ツ美北中・・・『愛知環状鉄道を拡大し、訪れたい街として観光活性化につなげる』
(答)愛環鉄道を岡崎の未来のカギと見たことは素晴らしいと思います。現在、西三河の重要な都市課題の一つが朝夕の通勤渋滞対策であります。これは、東京、大阪に比べ、愛知の公共交通が未発達であることが主要な原因であります。
 これを解決するためには、愛知環状鉄道を高度機能化する必要があります。すなわち複線化をして高速化(急行・特急を走らせる)することにより車の使用を減少させなくてはなりません。さらに将来的には中岡崎駅と名鉄岡崎公園駅を、名古屋の金山駅のように総合駅化して岡崎中央駅(セントラルステーション)にするべきと考えます。
 将来、岡崎が50万都市となった時、この事案は、誰が市長になっても避けられない課題でありますので、若い皆さんには特にお願い申し上げます。

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―統括―
 20校それぞれが明日の岡崎を考えて、素晴らしい質問や提案をしていただきました。真剣な姿を通して、皆さんは次世代の頼もしい担い手であると、確信いたしました。
 さて、私からは、最近の岡崎の様子をお知らせしたいと思います。
 本日の提案にもいくつか出てきました「乙川リバーフロント計画」につきましては、現在、着々と整備が進んでおり、先月には籠田公園がついにリニューアルオープンしました。
 さらに、昨年の生徒市議会で提案があり、中学生の皆さんに名称を選考していただいた、人道橋の「桜城橋(さくらのしろばし)」も、桜の開花時期となる、来年の3月22日の完成を目指し、整備を進めております。

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 加えて、東岡崎駅の北東街区でも「オト リバーサイドテラス」と名付けられた、9階建てのホテルを含む新たな商業施設が順次オープンしてまいります。来月9月8日のホテルのオープンを皮切りに、パンケーキのおいしいカフェをはじめ、イタリアンやアメリカ西海岸風のレストランのほか、ホットヨガやエステ、24時間営業のスポーツジムなどが続々と登場し、11月2日にはグランドオープンを迎えますので、楽しみにしていてください。
 また、この11月2日には、東岡崎駅と直接つながる中央デッキがいよいよ完成します。その上には市民の皆様のご協力により1億円を超えるご寄附を得て、高さ9.5メートルという、日本一の高さと偉容を誇る若き日の徳川家康公の騎馬像がいよいよお披露目となります。駅のホームや名鉄電車の窓からも見え、間違いなく岡崎の新たなシンボルとなります。

 これらのリバーフロント計画はただ形を作って終わりではなく、そこに出来上がった空間を活用して、いかに街の賑わいを作り出すかということが大切です。
 その点で、甲山中の「外国人による大文化展」の提案や、福岡中の「学区の魅力をマンホールの蓋にし、QURUWA内に集める」といった提案は大いに参考にしたいと思います。

 そして、北中の提案にもありましたように、来年は東京2020オリンピック・パラリンピックの年であります。既にご案内のとおり、岡崎市はオリンピックの聖火リレーのルートに選ばれました。場所は岡崎城周辺が選ばれており、岡崎城付近をスタートして、桜城橋をゴールとするような、岡崎市をPRするのに相応しいルートになるようですので、ご期待ください。
 来年の夏には龍北総合運動場もリニューアルオープンしますので楽しみにしてください。
 そのほかにもアウトレットモールの進出と区画整理が行われる東部地域において、民間による大型の市民プールやスポーツ施設を額田地区の山の活用計画と併せて考えております。
 このように、これから数年のうちに、これまで多くの市民のご協力により全市的に手がけた事業が次々と実現を迎え、岡崎の景観や人の流れも大きく変わってまいりますのでぜひ楽しみにしていてください。

 また、本市では昨年度から、西三河の各市に先駆けて小中学校のエアコンの設置を行ってまいりました。
 小学生や中学生の皆さんにはもう暑い思いはさせない、という思いで進めてきましたが、夏を前に全小中学校にエアコンを設置できたことは素晴らしいことであり、これから快適な環境の中でのびのびと学習活動や学校生活を送っていただきたいと思っております。
 このように様々な事業を展開していく究極の目的は、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築くためであります。
 生徒市議会で、中学生の斬新な考えに触れたり、市民対話集会で高校生と明日の岡崎について語り合ったりすることで、次の世代を担う若い皆さんの思いや願いを一つでも実現できるよう、私も全力で取り組んでまいります。
 今日のこの機会を一つの行事として終わらせるのではなく、皆さん自身で、自らのふるさと、岡崎のことを考え、世の中のあり方、政治や経済のことを考える契機として頂きたいと思っております。これまでも皆さんの先輩の中から議員や公務員となってガンバってみえる方もいます。外国との姉妹都市訪問をきっかけに外交官になって活躍してみえる方もいます。
 最後になりましたが、本日の生徒市議会で夢と希望のある提案をしてくれた次世代を担う中学生の皆さん、そして企画・運営面で支えてくださった方々に心より感謝申し上げまして、私からの講評とさせていただきます。ありがとうございました。


第44回 生徒市議会 (2016.08.28)

第42回 生徒市議会 (2014.09.24)

第41回 生徒市議会 (2013.09.04)

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2019年10月21日 (月)

『リバ!』2019年11月号

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内田康宏事務所から『リバ!』2019年11月号発行のご案内です。
市長のコラムは「岡崎は名古屋ではない!」です。

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2019年10月18日 (金)

令和2年度 当初予算編成説明会

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 9月26日(木)、市の幹部(部長、課長)を対象にした新年度予算編成に向けての説明会を行いました。私の考えを御報告申し上げます。


 令和2年度の当初予算編成にあたり、私から皆さんにご挨拶申し上げます。
 日頃の市政運営におきまして、職員の皆さんには、日々、業務に精力的に取り組んでいただき、まずもってお礼を申し上げます。
 さて、令和2年度は、第6次・岡崎市総合計画・後期基本計画が最終年度となるとともに、私が市長就任以来、計画的に進めてきました事業が次の段階へ進んでまいります。
 具体的に挙げてみますと、籠田公園や桜城橋など乙川リバーフロント地区整備、東岡崎駅周辺においては、11月2日にグランドオープンを迎える、「オト リバーサイドテラス」やペデストリアンデッキの整備、そして多くの市民の浄財による、高さ9.5メートルという日本一の高さと偉容を誇る若き日の徳川家康公の騎馬像の設置、南部においては、JR岡崎駅のペデストリアンデッキなど周辺整備に加え、藤田医科大学・岡崎医療センターの開業などであります。

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 これらが次々と実現を迎え、本市の景観や人の流れも大きく変わってまいります。今後は、これらを活用し、市民が楽しく快適に暮らすことができる賑わいのある街にしていくことになります。
 また、阿知和地区・工業団地の造成、龍北総合運動場の整備、福祉・総合相談窓口の整備など複数のプロジェクトも進行してまいります。東部においても、間もなく民間によるアウトレットモールが着工し、区画整理も始まります。
 本市としては、これからも未来の「50万都市・岡崎」を念頭に、まちづくりを考えていきます。今後は、将来的に人口減少局面に入っていくことを踏まえ、「中枢中核都市」として、広域的な視点も加えた、まちづくりを進めてまいります。そして、高齢者の健康寿命を延伸し、元気な高齢者が社会で活躍できるような、まちづくりを進めるとともに、市政運営においては、市民サービスの向上と行政の効率化を図る必要があります。
 これらを踏まえ、市内各地域の個々の地勢的状況を考慮しつつ、これから数か月にわたり、来年度の当初予算編成にあたるわけですが、依然として、雇用や所得の環境は改善しているものの、世界経済の影響により、近年好調であった市税収入に陰りがみえることもあり、大変厳しい状況が想定されています。ますます市民の要望が多様化する中、「市民税を10%カットする」と非現実的なことを言っている方もいるようですが、私は現実的な政策を継続してまいります。
 そのような状況の中、これまで進めてきた「夢ある新しい岡崎」づくりを進めていくためには、市民サービスの質と市民満足度の向上を中核に据え、次の2つの視点により、予算編成にあたっていただきたいと思います。

1.岡崎市全体を俯瞰して考える
 今年の7月に「夢ある新しい岡崎へ2019」と題した動画を職員全員に見ていただきました。これは偉大なる先人の取り組みと、私が市長就任以来取り組んでいる施策を、改めてご理解いただくためであります。
言うまでもなく市役所の業務は多岐に渡っており、どの部署も市民生活を支えるために必要不可欠なものであります。だからと言って、自分の部署のことだけを考えていれば良いものではなく、市の取り組みを深く理解し、しっかりと連携することで、より効果的・効率的に事業が進められます。
 皆さんは各部署の長であると同時に市の幹部でもあります。
 自身の部署だけ予算が獲得できればいいというスタンスでは、どこかで歪みが生じます。
 狭い視野で判断するのではなく、持続可能なまちづくりを行っていくための、オール岡崎の視野を持って判断してください。

2.「賢い支出」を意識する
 ある経済学者は「賢い支出」、すなわち、支出をするときは、将来的に利益・利便性を生み出す事業に対して行うことが望ましいと言っています。この考え方は経済に限らず役立つものであります。
 例えば、長々と難しい議論を積み重ねた割にはあまり効果的な対策を打てていない、補助金を交付し続けているが、思うような成果が上がらないなどといった事例はたくさんあります。その原因の一つは、古い慣習や先入観、前例踏襲に囚われて、賢い支出ができていないからです。
 そうしたことにならないよう市民の声を聞いてください。統計やアンケート調査など客観的なデータを詳細に分析して、もう一度しっかりと考えてみてください。

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(愛知県立岡崎聾学校における市民対話集会。2019年8月5日)

 私は、「顔の見える民主主義」をモットーに平成25年度から市民対話集会を行っており、各種講演会や政策説明会を合わせると、その開催は延べ380回を超えております。時には大変厳しい意見もありますが、高校生などの若い子から思いもよらない意見が出てくることもあり、その中に真の市民ニーズが潜んでいることもあります。
 そうした声を積極的に聞くことで、事業の方向性が見えてくると思います。予算が厳しいからこそ、より「賢い支出」を考えてみてください。

 最後になりますが、現在、国を挙げて働き方改革が進められています。小手先のものでなく、抜本的に仕事のやり方を変えていくことが求められております。
 日頃私は、観光産業都市・岡崎を標榜していろいろな施策を推進しておりますが、まずは岡崎市民自身が「面白い!」と思える街でなければ、誰も岡崎には来ないと思っております。同じように市民が満足する行政運営を行っていくためには、業務を遂行する職員が、健全でなければなりません。
 市民から見れば職員の皆さんは「人財」という地域資源であります。
 部長、課長のみなさんが先頭に立ち、働き方改革を踏まえた予算を編成してください。そして、岡崎市民、ことに子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築きあげることができる新年度予算となることを期待しております。
 ともに素晴らしいふるさと岡崎を築いてゆきましょう。

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