2019年3月24日 (日)

平成31年3月議会 その2(代表質問答弁・閉会挨拶)

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 一旦ブログへの掲載を取り止めていた3月定例会の代表質問答弁を、再掲載いたします。また、閉会挨拶もあわせて御報告申し上げます。


山崎憲伸議員(自民清風会) 2月28日(木)

山崎憲伸議員

――将来を見据えたまちづくりについて伺います。中枢中核都市の選定を受け、本市はどのようなまちづくりを進めていくのかお聞かせ下さい。

○市長 本市が引き続き、強い経済と人が集まる魅力的なまちとして発展し続けるためには、住んでいる人が楽しく快適に暮らせるまちづくりが必要であります。
 県内では本市に加え、名古屋市、豊橋市、豊田市、春日井市も「中枢中核都市」に選定されており、これほど近接する都市が選ばれるのは全国的に珍しいと言えます。これも、工業製品出荷額が全国で断トツ1位という、愛知の経済力のなせる業だと思っております。こうした力を継続できる岡崎市でありたいと思っております。
 既に隣接する市町とは医療やごみ処理、消防・防災といった分野で連携をしていますが、それらに加え、他の中枢中核都市との連携・機能分担も進めたいと考えています。
 2027年にはリニア中央新幹線が開業し、岡崎から1時間ほどで首都圏に移動することが可能となります。この大幅な時間短縮により、人の流れに加え経済や情報についてもより一層、広域な視点でそれらを呼び込むまちづくりも必要であります。
 本市を含め三河地域がリニア開業の受益を最大限に引き上げるには、リニア開通の副次的効果としてダイヤに余裕ができる東海道新幹線の利便性向上がカギとなります。このため三河全体18市町村の自治体、経済界が一丸となって豊橋駅・三河安城駅のひかり・こだま増便に向け、JR東海への要望活動を図る期成同盟会の立ち上げを進めております。
 また、2020年度には、愛・地球博記念公園にジブリパークの開園が予定され、今まで以上に多くの来訪者が想定されます。
 これらの来訪者をしっかり受け止めるよう、三河地域の自治体に加え、春日井市とも連携し、都市間ネットワークの強化として愛知環状鉄道の高速化や、東海道本線への乗り入れを推進し、地域全体の経済に繋げたいと考えております。

 一方、広域的な視点においても、将来的な人口減少時代を見据えて、財政的な負荷を掛けずにまちづくりを進めることも重要であります。
 本市では、立地適正化計画を策定し市域でのコンパクトシティ+ネットワークを図り、持続可能なまちづくりを進めているところでありますが、加えてこれからはより広域な視点でコンパクトシティ+ネットワークに基づくまちづくりが必要であると考えています。

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(岡崎市立地適正化計画の対象区域)

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(市街化区域・居住誘導重点区域・居住誘導区域)

 そのためには、本市だけで全ての都市機能を有するのではなく、他の都市との連携・機能分担も必要となってまいります。かつて名古屋市長がよく口に出していた、尾張名古屋共和国のような考え方が有用になってくるものと思います。これを、仮に西三河共栄圏と呼んだら叱られるでしょうか。
 阿知和地区での工業団地の整備や、広域観光交流施設を核とした本宿駅周辺の整備などのような産業活動の発展のための環境づくりも着実に推進しながら、広域連携によるまちづくりを進めたいと考えています。私からは以上であります。


加藤学議員(民政クラブ) 3月1日(金)

加藤学議員

――スポーツの推進、スポーツイベントを利用した交流人口の増加の推進についてお聞かせ下さい。

○市長 現在、東京2020オリンピックに向け、2月20日から3月9日まで、本市においてモンゴル・ナショナルチームが強化キャンプを実施しています。
 今回の強化キャンプの実施にあたりましては、民間との連携として、株式会社サガミホールディングス様からのお申し出もあり、管理栄養士の方に選手の夕食のメニューを考案していただくなど、食を通じて選手のサポートを行っていただいております。

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 また、練習が休みになる日曜日には、日本の食文化を体験していただく試みとしてソバ打ちの体験という、スポーツだけではない幅の広い交流を企画されています。
 おかざきマラソンや市民駅伝など、スポーツ事業は従来から民間と連携して実施しているものがありますが、今後は民間ならではの企画を取り入れた今回のような取り組みがますます増えるよう期待するものであります。
 また、2026年のアジア競技大会に限らず、日本ラウンドとして愛知県への招致活動が続いておりますWRC世界ラリー選手権などの国際大会や大規模な大会の誘致や受け入れについても、愛知県などと連携しながら進めているところであります。
 このような国際大会が本市での開催が決まった場合は、行政に限らず様々な機関のご協力が必要となってまいります。
 そのため、今後はスポーツ団体や商工・観光・農業関係団体、国際関係団体などをメンバーとした組織を立ち上げ、民間と連携して事業を進めていく体制を整えたいと考えております。そして、国際スポーツ大会等の誘致や事業実施を通じ、市民の方々のスポーツ意識の高揚のみならず、地域の活性化及び国際的な交流人口の増加の実現を図ってまいります。私からは以上であります。


畔柳敏彦議員(公明党) 3月4日(月)

畔柳敏彦議員

――第6次岡崎市総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略について伺います。農業の6次産業化の支援体制とその課題をお聞かせ下さい。

○市長 本市の農家の戸数は、農林業センサスによりますと、平成2年には3,649戸あったものが、25年後の平成27年には半数以下の1,518戸に減少しておりまして、急速な高齢化と後継者不足が浮き彫りとなっております。
 農家の「稼ぐ力」を高め、後継者不足を改善するため、所得の向上や雇用の確保を目指して農林水産物に新たな付加価値を与える取組み、いわゆる「農林漁業の6次産業化」が各地で行われるようになっております。

 本市においても、平成27年度から単独市費の補助金制度を設け、6次産業化の支援を行ってまいりました。その実績としては、平成27年度から29年度までの3か年で、機械の導入費用などに要する事業費1,470万円に対し、のべ22件、640万円を補助しております。この補助金をきっかけに6次産業化に取組んだ農家の中からは、売上げが最高で2倍になったという嬉しい報告もいただいております。このほか、国の補助金を活用した農産物直売所を設置した例もあり、本市の中から全国的にも先進的な成功事例が生まれてきております。
 しかしながら6次産業化が軌道に乗るまでには時間がかかり、なかでも2次産業の加工、3次産業の販売など、商品のマーケティングの分野では新たなノウハウが必要となってまいります。この課題を克服するため、本年1月に新たに設置した「岡崎市6次産業化・地産地消推進協議会」の中で、来年度中に「岡崎市6次産業化推進戦略」を策定して、本市における農林水産物の6次産業化及び地産地消への取組強化を図る考えであります。

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 議員ご指摘のような野菜工場は市内にはありませんが、農林漁業者が加工や販売にノウハウを持つ2次・3次産業の事業者と連携を図りながら、生産・加工・流通・販売を一体化した6次産業化を推進する必要があります。
 国においても農林水産業を、地域経済を支える重要な産業と捉えており、成長産業化する「攻めの農林水産業」の取組みを進めております。
 本市においても、「岡崎市6次産業化推進戦略」の策定にあたり、野菜工場の進出に対する支援や農業現場へのICTの導入のほか、医療や福祉分野を視野に入れ、医療と福祉、食事と農業が連携した施策を検討し、消費者にとって魅力ある新たな商品やサービスを生み出す取組みを進めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。


市長閉会挨拶 3月22日(金)
 閉会にあたりまして、私からもご挨拶を申し上げます。
 平成最後となる、このたびの3月定例市議会にご提案しました議案につきましては、慎重なご審議を賜り、ご議決いただきまして誠にありがとうございました。決定されました議案の執行にあたりましては、厳正・公正に努めてまいる所存であります。
 振り返りますと、平成元年に初めて人口30万人を達成した本市は、全国的に人口減少が加速する中、現在も39万人に迫る勢いで増え続け、西暦2040年においても総務省の推計で人口の維持が予想される数少ない都市の一つとなっております。

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 さて、私が市政の舵取りを担わせていただいてから、これで6年5か月が経ちました。私が当初に掲げた公約の大半が達成に向けて進んでおり、喜びとするところであります。
 これらの政策は国策の追い風もあり、県、各種団体、そして専門家からも高く評価されております。
 これまで「モノづくり」に続く観光産業都市の建設と共に岡崎に住んでいる人が楽しめるまちづくりを標榜しておりますが、このように人口が増加し続け、国から「中枢中核都市」の一つとして選ばれましたのも、本市の市政に対する評価の証であると自負しております。
 さらに、現在推進している政策のほとんどは、2度の市長選挙により多くの市民の皆様からご支持いただき、議会の承認を受け、民主的に進めているものであります。
 決して単なる思い付きや、一人の考えで政策を進めているわけではありません。世の中には常に自分達の考えこそが最上であり、それに反するものは否定しようとする傲慢で、独善的な考えの方もおられますが、そうした人達の支配した国家や社会がいかなる悲惨な結果を招いたかは歴史が証明しております。私はこれからも民主的な手続きに従って粛々(しゅくしゅく)と政策を進めてまいる所存でありますので、どうぞよろしくお願い致します。
 そして、これまで「顔の見える民主主義」の実践として全市的に行ってきた、およそ350回にのぼる市民対話集会や講演会など、各種の集会でお聞きした市民ニーズを踏まえ、福祉、医療、防災、教育、そして幼児教育・保育など、基本的な施策にも引き続き適切に対応してまいります。

 私がこれまで推し進めてまいりました政策の究極の目的は、もはや口癖となっておりますが、岡崎の市民、殊に子ども達が自らのふるさとに対しこれまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築き上げることであります。
 新たな時代を迎えようとする今、引き続き次の100年を見据え、さらなる魅力あるまちづくりに邁進してまいる覚悟であります。
 議員各位におかれましては、今後ますますご自愛の上、市政発展のために引き続きご尽力賜りますようお願いを申し上げ挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


平成31年3月議会 その1(市長提案説明) (2019.03.03)

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2019年3月20日 (水)

『リバ!』2019年4月号

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 内田康宏事務所からのお知らせです。
 桜の開花予想も日を追うごとに更新されるようになりました。岡崎も来週辺りから咲き始めるみたいですね。
 本日、『リバ!』2019年4月号が発行されました。市長のコラムは「内田康宏をかこむ新春の集い」です。


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2019年3月 9日 (土)

モンゴル・アーチェリーナショナルチーム、岡崎で強化合宿

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 かねてより御要望頂いていたモンゴル国アーチェリーチームの岡崎市における強化合宿が実現し、市長への表敬訪問に続き、歓迎のレセプションを行いました。
 岡崎市とアーチェリー競技とのつながりは平成6年(1994年)に愛知県で開催された国民体育大会「わかしゃち国体」のアーチェリー競技が、本市の中央総合公園の多目的広場で開催されたことに始まります。
 そして、ロンドンオリンピックにおいて、岡崎市出身の蟹江美貴選手が銅メダルを獲得されたこともあり、本市東部地域は中学、高校、大学とアーチェリー競技が盛んな所となっております。
 岡崎市とモンゴルとの御縁は、愛知産業大学アーチェリー部の関係者や静岡県のモンゴル親善協会の北川雅弘さんとの交流の中から生まれてきたものであります。

 今回、整備の整っている愛知産業大学や本市中央総合公園において、2月21日から3月9日までの約3週間、強化キャンプが行われています。
 モンゴルというと、日本ではモンゴル相撲が有名ですが、アーチェリーチームの選手の皆さんも立派な体格の方が多く、同じ黄色人種であっても、肉食が主流で広大なユーラシア大陸で育った民族と、島国育ちで米食、魚食が伝統であった我々との違いを感じさせられるものでありました。

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 今回はアーチェリーを通じての交流のみとなっていますが、モンゴル国としては将来的に愛知県や本市との経済交流の拡大を望まれているとのことであり、今後の進展にも期待が持てるようです。
 以下は、2月25日(月)に開かれたモンゴル・アーチェリーナショナルチーム歓迎レセプションでの挨拶です。


 ターブヘンデ オロイン メンデ フルギー (皆さん、こんばんは)

 岡崎市長の内田康宏であります。
 モンゴル・アーチェリーナショナルチームの皆様、ようこそ岡崎市へお越し下さいました。心より歓迎申し上げます。
 モンゴル国は、本市と30年来の友好都市である、中国フフホト市の属する内蒙古自治区と国境を接しており、首都ウランバートル市とフフホト市は姉妹都市であると伺っております。今回このように交流の機会をもてたことも、何かのご縁があるのではないかと感じており、大変うれしく思っております。
 また、皆様方におかれましては、一昨日は東海中学校におきまして本市の中学生に対し、指導や実演をしていただき誠にありがとうございました。生徒達も大変喜んでいたと伺っており、近い将来、世界を舞台にして皆様と戦える選手となる第一歩にすることができました。

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 本日は2020年のオリンピックに向けて、共に歩んでいく皆様との最初の懇親の席であります。交流を深めていただきますとともに、これまでの疲れを忘れどうぞ楽しい時間をお過ごしください。
 また、今回の合宿の実施にあたりましては、練習場などの提供を快くお引き受けいただきました愛知産業大学様をはじめ、選手の食のサポートや滞在中の日本文化の体験について多大なるご協力をいただきますサガミホールディング様、加えて本日のレセプションに対しご支援をいただいております岡崎信用金庫様に対しまして心より感謝申し上げます。
 さらに合宿全般にわたってお力添えをいただきます静岡・モンゴル親善協会様、愛知県及び愛知県アーチェリー連盟様におかれましても改めてお礼申し上げます。
 最後になりますが、皆様は昨日、本市の英傑、徳川家康公が産まれた岡崎城に行かれたと伺っております。かつて弓と矢で世界を席巻したモンゴルであります。徳川家康公が天下を取って江戸幕府を開いたように、皆様にも是非オリンピックに出場していただき、天下をとっていただきますよう心からご期待申し上げます。

 ターブヘンデ アムジルタ フスィエー (みなさんの幸運を祈ります。)
 バヤルララー (ありがとうございました。)


呼和浩特(フフホト)中学生訪問団とモンゴル国アーチェリー視察団 (2018.03.24)

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2019年3月 3日 (日)

平成31年3月議会 その1(市長提案説明)

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 2月28日(木)より市議会3月定例会が開催されております。
 初日に申し上げた所信の一端ならびに提案した議案の大要について、御報告申し上げます。


はじめに
 平成最後の定例会の開催に当たりまして、所信の表明と平成31年度当初予算の施策のあらましを申し上げ、議会及び市民のみなさまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 平成31年度は、徳川家康公像や本市の玄関口である東岡崎駅・岡崎駅のペデストリアンデッキを含めた駅前整備、乙川の清流を活かした遊歩道や(仮称)乙川人道橋など本市の新たな顔となるものが、目に見える形となる年となります。

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 同時に、私が当初に掲げた公約の大半が達成の見込みとなることにより、いよいよ政策的な仕上げをしていくため、当初予算案は「夢ある新しい岡崎を実現する予算」と位置付けたところであります。
 しかし、形ができたからこれで終わりではなく、ようやく次のステップへの準備ができたものと捉えております。すなわち、これからは今まで蒔いてきた種を活用してまちに更なる賑わいを創出していくことが重要であります。また、一人でも多くの市民と話そうと、顔の見える民主主義の実現として始めた市民対話集会をはじめ、350回以上の講演会や政策説明会で、直接お聴きした市民ニーズを踏まえつつ、幼児教育・保育の無償化への対応や愛知病院との経営統合、藤田医科大学・岡崎医療センターへの支援を始め、福祉や医療、更には防災や教育など、地に足をつけた政策をバランス良く展開してまいります。
 そして、岡崎の市民、ことに子ども達が、自らのふるさとに対し、これまで以上により大きな愛情と誇りを持てる“まち“を実現してまいります。

平成31年度予算の大要
 それでは、新年度予算の大要につきまして、ご説明申し上げます。予算規模は以下のとおりであります。

一般会計 1,300億2,000万円
特別会計 689億7,521万2千円
企業会計 607億9,695万3千円
合 計 2,597億9,216万5千円

 一般会計の予算規模は、前年度対比5.3%の増となり、5年連続で過去最高額を更新しております。
 一般、特別、企業を合わせました全体でも、7.6%の増となっております。なお、一般会計の歳入の根幹となる市税収入におきましては、景気の回復基調が続いていることもあり、約708億円を見込み、こちらも3年連続で過去最高となっております。
 それでは、新年度予算に計上いたしました主要事業につきまして、総合計画の基本政策に沿って、ご説明申し上げます。

地域で支えあい安全に暮らせるまちづくり
 犯罪のない社会は誰もが願うことであります。地域防犯活動の推進のため、防犯カメラを設置することで、犯罪の未然防止を図ることを目的に、引き続き学区総代会を対象とした地域防犯カメラの設置費補助を行ってまいります。
 更に、新たに簡易設置型・防犯カメラを50台購入し、犯罪多発地域に一定期間、集中的に設置を行い、犯罪の抑止を図ってまいります。

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 近年は想定を超える豪雨など、大雨の頻度が増加傾向にあります。「平成20年8月末豪雨」のような局地的な大雨や台風などから“いのち”と“くらし”を守るために、都市部における雨水対策として、ハード面においては、福岡町の上地新川(うえじしんかわ)の改修を着実に進めるなど、地域の排水能力の向上を図るとともに、現状の河川・排水路が機能を十分に発揮できるよう、修繕やしゅん渫(せつ)を適切に実施します。
 ソフト面においては、止水板設置費補助、浸透ますの支給のほか、道路冠水の深さを表示する施設を整備することで、水害に対し、安全安心なまちづくりを推進してまいります。
 消防体制につきましては、屈折はしご付・消防ポンプ自動車などの更新や、消防団には救助用資機材を配備するなど、常備消防力、地域消防力ともに強化充実を図ってまいります。
 また、今年度から幸田町と共同で運用しております岡崎幸田・消防指令センターにおきまして、聴覚や言語機能障がいの方が、円滑に緊急通報できるよう、音声によらない緊急通報システム「NET119」を新たに整備し、運用を開始します。

健やかに安心して暮らせるまちづくり
 妊産婦に対しては、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援が大切です。特に、産後の初期段階における母子支援として、出産後4週間前後の産婦に健康診査を実施するとともに、心身の不調などにより支援が必要な産婦には、「宿泊型」、「デイサービス型」の産後ケア事業を実施してまいります。

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 更に、不妊に悩む方が気軽に相談ができるよう「不妊専門・相談センター」を保健所内に設置することで、妊娠前からの支援を充実してまいります。
 昨今、有名なアスリートが白血病を告白して話題となっております。一般的に、骨髄移植を希望する患者の約95%に、ドナー候補者が見つかりますが、実際に移植を受けられる患者は、60%未満に留まっていると言われております。その要因の一つに、ドナーが仕事を休めないということが挙げられております。骨髄移植を推進するため、ドナー及び勤務する事業所を支援するとともに、ドナー登録の増加を図ってまいります。

 地域医療を充実させるために、4月より、愛知県がんセンター愛知病院が岡崎市立愛知病院として生まれ変わります。このことにより、高度急性期、急性期、がん医療を市民病院に集約し、市立愛知病院は、軽度急性期患者の医療を担うことになります。
 将来ビジョンで定めた移行を進めるため、外来診察エリア・拡張工事のほか、結核患者用病床を整備するための基本設計及び実施設計を進めます。また、がん診療機能の充実のため、PET-CT(ペットシーティー)検査装置導入のための施設改修などを行います。このほか更新時期を迎えた電子カルテシステムを始めとする、統合情報システムの更新も行ってまいります。
 なお、これまで愛知病院が行ってきた結核・感染症 及び へき地医療につきましても、引き続き本市の病院事業として行ってまいります。
 今後も、医療の質の向上、人材の確保と育成に努めるとともに、患者満足度の向上と紹介患者を増やす取組みや、良質な、がん医療・高度急性期医療を主軸に、医療全般を継続的に提供することで、地域の中核病院としての使命を全(まっと)うしてまいります。
 また、2020年4月に開院を予定している藤田医科大学・岡崎医療センターへの支援を行ってまいります。

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 福祉サービスにおきましては、障がい児の日中一時支援事業や、高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センター、介護職員の人材確保に向けた取組み、子どもの貧困対策事業として実施している学習支援を拡充するなど、社会保障とあわせて福祉の充実を図ってまいります。
 特に、子育て支援では、子育て世代の幼児教育の負担軽減を図るため、消費税率が引上げとなる本年10月から、保育園、幼稚園、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全ての子ども及び非課税世帯の0歳から2歳の子どもの利用料が無償化されます。短い期間での作業になりますが、利用者、事業者、双方に混乱が生じることのないよう、対象者の認定を始めとする各種の事務について、適切な準備を進めてまいります。
 また、「放課後子ども教室」について、新たに7学区で実施することにより、全47学区で実施されることや、かねてより検討を進めておりました病児保育について、市内クリニックからの申出により、医療機関併設型での開設を見込むことができましたので、国の基準に基づいた補助を行ってまいります。

自然と調和した環境にやさしいまちづくり
 市内でのごみのポイ捨てや犬のふんの放置が無くなるよう、新たに「岡崎市・生活環境の推進に関する条例」を制定し、4月からの施行を予定しております。
 更に、東岡崎駅 及び 岡崎駅周辺においては、まちが新しく生まれ変わることを契機に、ポイ捨て防止及び路上喫煙・禁止区域の指定をすることで、本市の玄関口が、きれいで快適な空間となるよう努めてまいります。
 日常生活に欠かせないごみ出しですが、紙媒体のごみ収集カレンダーに加えて、新たにスマートフォンで、ごみの分別や排出方法等の情報を手軽に取得することができる「ごみ分別アプリ」を導入いたします。このアプリは多言語対応となっておりますので、外国人市民を含めた多くの市民に周知することで、ごみ分別の促進を図ってまいります。

賑わいと活力あるまちづくり
 企業の立地需要に対応するため、阿知和地区工業団地の整備を進めてまいります。平成31年度は造成のための特別会計を設置し、用地買収など事業の推進を図ることで、2024年度末の分譲を目指してまいります。
 また、地域で課題となっている通勤時間帯の渋滞緩和を図るため、阿知和地区工業団地へのアクセス道路の整備も進めてまいります。

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 一方で、小規模区画へのニーズにも対応する必要があります。産業立地・誘導地区を中心に、企業立地・適地として提案可能な区域に、製造・物流業を弾力的に集積誘導できるよう、アクセス道路の整備を進め、市内への企業誘致を促進することで、産業競争力の強化を図り、地域経済の活性化と雇用の維持・創出に努めてまいります。
 本市の6割は森林が占めておりますが、森林を管理することは、地球温暖化防止、災害防止、水源涵養等、様々な公益的機能を高め、広く市民に恩恵を与えてくれます。4月から新たな森林経営・管理制度が施行されるとともに、森林環境譲与税の譲与が行われるため、適切な経営や管理が行われていない森林の所有者と林業経営者をつなぐシステムを構築するなど、林業経営の効率化、森林管理の適正化を図ってまいります。

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 森林整備を推進するとともに、木材の利用促進を図ることも重要となってまいります。新たな木材商品の開発や高付加価値化、販路の拡大等を一貫して行う「地域商社」設立に向けての調査も行ってまいります。
 観光産業都市の実現を目指す取組みといたしましては、観光伝道師である「東海オンエア」や、本市出身のマルチクリエイター「内藤ルネ」氏を活用した情報発信を行い、知名度の向上や来訪への動機づけを図ることで、若い世代や女性にも足を運んでもらえるよう取り組んでまいります。

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 同時に、従来からターゲットとしている台湾やタイに加え、新たにべトナムでのプロモーションを実施することで、外国人観光客の誘致を図るとともに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据えて、外国人観光客の満足度向上を図ることができるよう、受入体制の整備を行ってまいります。また、本市ならではの観光資源を活用し、四季折々の魅力的なイベントを開催することで、市内外からの観光客の誘致拡大を図ります。
 なお、4月に開催いたします、桜まつりのメーン行事「家康行列」におきましては、三河武士の筆頭であった酒井忠次公役として、旧額田地区宮崎学区出身の俳優「平泉 成(ひらいずみ せい)」さんに特別出演していただきます。

快適で魅力あるまちづくり
 本宿駅周辺地域につきましては、広域観光交流拠点となるアウトレットを核とした、まちづくりを進めてまいります。平成31年度は、市街化区域編入のための手続きや区画整理手法を用いた整備計画を進めるのと同時に、地元まちづくり協議会への支援を行ってまいります。

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 思えば26年間の県議時代、県庁への往復時に車窓から眺めた乙川の風景、お城とマンションだけが暗やみに白く浮き上がっている夜景を見て、「これを何とかできないか?」と思ったことがリバーフロント計画のはじまりでした。
 新年度はいよいよ、(仮称)乙川人道橋の完成や遊歩道などの整備を進めてまいります。個人的にも大変感慨深い思いがしております。
 また、このエリアの価値の向上や暮らしの質の向上を図るため、Park-PFI(パークピーエフアイ)制度による公募選定を行うなど、公民連携プロジェクトを実施してまいります。
 更に、隣接する名鉄線・下流右岸を整備することで、乙川河川緑地のさらなる利用促進が図られることから、2020年春の供用開始を目指し、テニスコート、ローラースケート場、多目的広場、駐車場などの整備を進めてまいります。
 東岡崎駅周辺地区の整備では、ペデストリアンデッキの完成や台座を含めると高さ9.5mの日本一の騎馬像となる、若き日の徳川家康公像のお披露目を迎え、北東街区では、9階建ての新しいホテルと商業施設がオープンします。

 岡崎駅東口では、これまでに民間駐輪場やララシャンスOKAZAKI迎賓館の開業、出会いの杜(もり)公園が開園しましたが、平成31年度はペデストリアンデッキの完成を予定しており、賑わいのある快適で魅力的な駅前空間を創出してまいります。
 そして、安全で円滑な交通の確保を行うため、地方創生・道整備・推進交付金、社会資本整備・総合交付金等を活用し、街路及び道路の整備を推進してまいります。街路新設・改良事業につきましては、岡崎環状線や若松線の進捗を図ります。道路新設・改良事業につきましては、矢作川右岸・南北道路を始め11路線の整備を行ってまいります。
 住宅施策につきましては、住宅確保・要配慮者への支援や空き家バンク制度の推進に取り組むとともに、大阪北部地震で大きな問題となったブロック塀の倒壊などの対策に取り組みます。耐震基準に満たない住宅の除去費用と道路に面した一定の高さ以上のブロック塀等を撤去する費用を補助することで、災害に強いまちづくりを推進します。

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 また、老朽化の著しい平地荘(ひらちそう)の建替えを平成28年度から進めておりますが、平成31年度は第1期建設工事が完了する予定であります。引き続き2022年度末の完成に向けて整備を進めてまいります。

 企業会計の水道事業会計につきましては、予算規模は、119億8,680万円で、前年度対比1.5%の増となり、純利益は3億5,161万円を見込んでおります。安全で安心な水道水を安定供給していくため、老朽化した水道管の更新に加え、南海トラフ巨大地震に備えるため、水道管路(かんろ)・耐震化事業を最優先課題と位置付け、計画的かつ重点的な取組みを行ってまいります。
 下水道事業会計につきましては、予算規模は、173億5,072万円で、前年度対比1.8%の増となり、純利益は5億8,043万円を見込んでおります。最優先課題と位置付けている老朽管対策は、下水道管渠(かんきょ)の改築工事などを進めてまいります。
 雨水整備では、管渠整備として、六名雨水ポンプ場から放流する管渠や針崎雨水ポンプ場に導水する管渠の整備など、ポンプ場整備としては、六名雨水ポンプ場の整備を行ってまいります。
 汚水整備では、「岡崎市・汚水適正処理構想」に基づき、事業の採算性を十分踏まえ、整備を進めることなど、引き続き公衆衛生の向上、公共用水域の水質保全を図ってまいります。

未来を拓く人を育むまちづくり
 多くの方が進捗を見守っております、エアコンの整備につきましては、早い所は2月から、主に、3月上旬より本格的に施工が始まります。6月末までには全ての小中学校に設置を完了し、7月から供用を開始いたします。

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 更に、猛暑から子どもたちを守る対策として、小中学校の夏休みを3日間短縮し、10月の第1週の平日3日間を「キッズデイズ」と名付け、新たに休日とする制度を実施してまいります。これまで真夏に行っていた、小中学校の球技大会、新人戦などを秋に移し、子ども達の熱中症にかかるリスクを避けることや、教員の時間外労働時間の削減を図りたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
 学校教育につきましては、国際化の進展等に伴い、日本語指導を必要とする児童生徒が増加していることを踏まえ、日本語指導や生活適応相談を充実させることで、日本での学校生活が不自由なく送ることが
できるようにしていきます。平成31年度は、来日して間もない日本語が全く分からない中学生を対象に、一定期間、集中的に指導を行う初期指導教室を新たに設置いたします。
 英語教育を充実させるため、主に、外国語指導助手、小学校英語支援員を小中学校へ配置するとともに、海外の子どもたちとの相互交流等、英語を発信する場を設け、児童生徒のコミュニケーション能力の向上と異文化理解を図ることで、将来に渡って国際社会で活躍できるおかざきっ子の育成を目指します。
 なお、2020年度より実施される新学習指導要領に対応するため、外国語指導助手を9名増員するなど業務の拡充を図ってまいります。

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 東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、モンゴルアーチェリー協会と覚書を締結いたしました。去る2月20日にモンゴルナショナルチームが来日し、現在も本市で強化キャンプを行っております。平成31年度も、9月と2月の2回にわたり強化キャンプを予定しており、一人でも多くの選手がオリンピックに出場できるよう支援するとともに、市民の皆様との交流を図り、オリンピックへ機運の醸成を図ってまいります。

 東京オリンピック開幕直前の7月に全面供用開始となる龍北総合運動場は、民間事業者のノウハウを十分に活かし、ハード面だけでなくソフト面も充実した、本市の顔となる新たなスポーツ施設として整備を進めてまいります。
 岡崎公園は、本市の観光名所でありますが、市指定史跡でもあります。岡崎城跡の将来にわたる保存を図りながら、史跡の本質的価値を活かした整備を実施するため、一部、石垣を毀損する樹木の伐採を行うとともに、清海堀(せいかいぼり)や籠田総門(かごたそうもん)などの発掘調査を実施するほか、全長400mにも及ぶ菅生川端石垣の整備工事を進めてまいります。

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 また、天守台石垣・発掘調査により出土した「三葉葵紋(みつばあおいもん)」があしらわれた金箔瓦は、お城から発見されたものとしては名古屋城に次ぐ2例目であり、岡崎城と徳川家との強い関りを示す大変貴重な資料であります。今後は当時を再現した復元品を製作し、出土した金箔瓦とともに岡崎城天守閣に展示いたします。
 芸術文化の振興につきましては、オカザえもんを芸術監督に迎え、「オカザえもんの国内芸術祭」と題して、11月に2週間程度アートに関する展示を行います。

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 美術博物館では、国宝などの展示で華やかな琉球文化を紹介する「琉球の美・展」、エコール・ド・パリを代表する画家である「キスリング展」、本市出身のマルチクリエイター「内藤ルネ展」などを、おかざき世界子ども美術博物館では、新たに発見された作品を展示する「没後100年 岡崎が生んだ天才 村山槐多(かいた)展」など、美術館では、郷土ゆかりの作家である荻(おぎ)太郎の「没後10年 荻(おぎ)太郎展」を開催いたします。子どもから大人まで芸術文化にふれる機会の創出を図るとともに、市外からの来館者を呼べるような魅力ある展覧会を企画してまいります。

将来まで自律した状態が続く都市経営
 経済界からも要望の高かった「コンベンション施設」について、市有地である「太陽の城跡地」を有効活用し、交流拠点施設及び乙川の水辺空間などを活用した複合事業として、公民連携によるコンベンション施設の整備や民間ホテルの誘致を進めるにあたり、事業者の募集を行ってまいります。

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 本市の魅力を市内外に発信していくシティプロモーションでは、「魅力づくり」と「情報発信」を軸として、これまで以上にサポーターを増やし、皆さんが、岡崎の情報を発信したくなるような取組みを展開いたします。本市のファンがさらに増加するように積極的なシティプロモーションを進めてまいります。
 以上、主要事業について、ご説明させていただきました。
 続いて本議会に提案しております議案について、説明させていただきます。

議案の大要
 まず、条例議案でありますが、制定条例といたしましては、総合政策指針の策定の手続きを定める「岡崎市・総合政策指針条例」、水道事業及び下水道事業管理者の給与を定める「岡崎市・水道事業及び下水道事業管理者の給与に関する条例」、生活環境の美化について、市、市民、事業者等の責務を明らかにするとともに、禁止区域内における路上喫煙を禁止する「岡崎市・生活環境の美化の推進に関する条例」などの7件であります。
 次に、一部改正条例といたしましては、岡崎市立愛知病院の設立等のため、職員の定数の適正化を図る「岡崎市・職員定数条例」、経済情勢等を踏まえ、議員報酬等の額を改定する「岡崎市議会の議員の議員報酬等に関する条例等」など17件、合わせて24件を提案させていただいております。
 その他議案といたしましては、阿知和地区工業団地・造成事業の用地及び乙川河川緑地の用地を買い入れる「財産の取得」、スマートインターチェンジ整備事業に伴う「市道路線の認定」議案など9件を提案させていただいております。

 次に、補正予算につきまして、主なものをご説明申し上げます。
 始めに、一般会計であります。
 国の補正予算に伴い、プレミアム付商品券・利用促進事業や小中学校のエアコンを整備するための校舎改修事業などを増額するほか、教室不足が想定される岡崎小学校の校舎増築のための土地購入の計上、将来の財政需要に備えるための財政調整基金、公共施設保全・整備基金、東岡崎駅周辺地区・整備基金 及び 公園施設・整備基金への積み立てを行います。
 また、私立保育園等への入所者数が見込みを下回ったことによる減額、補助金の交付額が見込みを下回ったことによる減額、各事業の契約差金などに伴う減額のほか、事業の進捗に合わせた継続費の変更、繰越明許費(くりこしめいきょひ)の追加及び変更などをお願いしております。

 次に、特別会計であります。
 国民健康保険事業・特別会計の事業勘定では、国保加入者数の減少に伴い療養給付費や、高額療養費が見込みを下回ったことによる負担金の減額、後期高齢者医療保険・特別会計では、保険料収入が見込みを下回ったことによる保険料等・負担金の減額などをお願いしております。

 最後に、企業会計であります。
 病院事業会計は、収益的収支では、入院収益の減額 及び 契約差金による減額、資本的収支では、契約差金による減額などをお願いしております。
 水道事業会計は、収益的収支では、退職手当負担金などの増額、減価償却費の減額、額確定に伴う固定資産・除却費の減額、資本的収支では、契約差金による減額のほか、債務負担行為の追加をお願いしております。
 下水道事業会計は、収益的収支では、一般会計からの負担金の減額、減価償却費の減額、資本的収支では、国の補正予算により管渠施設・築造工事費 及び ポンプ施設築造・工事委託料の増額などが主なものであります。
 以上が、今定例会に提案いたしました議案の大要であります。

むすび
 さて、冒頭に平成最後の定例会と申し上げましたが、いよいよこの5月には新元号となり、新しい時代が始まります。時代は代わっても、市民を想う気持ちは、何ら変わることはなく、普遍的なものであります。「岡崎に生まれて良かった」、「この街に住むことができて良かった」市民の誰もがそう思えるような、まちづくりをしていきたい、時代の転換期にあたり、殊にそうした想いを強くしているところであります。
 「温故知新」という故事がありますが、先人が築き上げた伝統、歴代行政を担ってこられた方々のたゆまない努力、それらを礎(いしずえ)に今を担う私たちの英知を結集して邁進していきたいと考えております。
 魅力あるまちづくりはこれからが本番であります。議員の皆さまにおかれましては、今後も格別のご理解と一層のお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。
 以上、ご説明を申し上げますとともに、提出をいたしております諸議案につきまして、よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げまして、私の説明を終えさせていただきます。ありがとうございました。


平成31年3月議会 その2(代表質問答弁・閉会挨拶) (2019.03.24)

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2019年2月27日 (水)

内田康宏をかこむ新春の集い (2019年)

内田康宏をかこむ新春の集い

 恒例の「新春の集い」に本年も満堂の皆様の御参集を頂きましたことを心より御礼申し上げます。とりわけ選挙直後で超多忙な大村知事はじめ、多難な審議を抱える国会議員の先生方、4月に統一地方選挙を迎える県会議員の皆様、そして同志の岡崎市議会議員の皆様の御来会を頂きましたことを重ねて御礼申し上げます。

 皆様方のおかげで市政を担当させて頂きまして、これで2期、6年4ヶ月を迎えます。当初、市政の争点であった市民会館も、改築により、新築する場合の3分の1の費用で再生され、もう一つの争点であった新・総合病院の問題につきましても、5年前に大学病院の誘致が決まり、来春には「藤田医科大学 岡崎医療センター」として開院されます。自前で造っていた場合、400~500億円、毎年の維持運営に200億円かかる施設が、民間の力でできることになり喜んでおります。

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 モノごとが成る時は、天の時、地の利、人の和が必要と言われますが、まさにそうした市民の皆様の御理解と御協力のもと、当初の公約の9割方が完成に向かって進んでおります。
 思えば26年間の県議時代、県庁との往復の車窓から眺めた乙川の風景、夜は真っ暗で、お城とマンションだけが白く浮き上がっていた様子を「何とかできないか?」と思ったことが「乙川リバーフロント計画」の始まりでした。
 国の「かわまちづくり支援制度」「歴史まちづくり計画」という追い風もありましたが、今や乙川河畔は生まれ変わりつつあります。年内には東岡崎駅前の整備も進み、北東街区には9階のホテルと商業施設がオープンします。そして中央デッキ上には市民の浄財によって立つ「若き日の徳川家康公」の騎馬像がお目見えします。高さ9.5メートルの日本一の騎馬像であります。

東岡崎駅、北東街区

 来年には人道橋も完成し、四天王の石像を配した中央緑道、籠田公園の整備も完成します。観光都市をうたってはいますが、そもそもこれらは市民のためのものであります。そしてまちづくりのアイデアの中で効果的なものは他の地域でも活かしてゆきたいと思っております。

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 かつて県議時代に六ツ美地区に行くと、「県も市も六ツ美には何もしてくれん!」とよく言われたものです。しかしそれは都市のマスタープラン、都市計画の中で六ツ美や東部、矢作は農業地域(農振地域)として整備されてきたためであり、決して差別されてきた訳ではありません。しかしその後の人口増と宅地化の流れの中で、これまでほじょう整備、区画整理が継続されてきた結果として、今や南部は大きく発展しつつあります。
 東部も、本宿駅前の再開発に続き、アウトレットモールの進出計画が進み、さらに新たに区画整理事業も始まろうとしています。アウトレットができれば新たに2000人規模の雇用も生まれ、額田地区も含めて大きなインパクトのある事業となります。民間の事業ではありますが、本市としてもしっかり協力してまいります。
 北部においては、阿知和地区工業団地の計画が進み、あわせてスマートインターチェンジも国の認可を得られるところまで来ました。県営グラウンド(愛知県岡崎総合運動場)は「龍北総合運動場」として、市管理の公認施設として来年オープンする運びであります。これで北部に大きなスポーツ拠点ができることになります。
 矢作においても、矢作川右岸南北道路の整備に続き、3路線の道路整備を行います。JR西岡崎駅周辺の整備も継続してゆきます。
 額田地区においては、「岡崎市額田センター」を始めとする施設整備が行われておりますが、これからは市域の60パーセントを占める中山間地をいかに活性化、活用してゆくかが本市の大きな課題の一つとなってくると考えます。すでに部内ではそうした方向で動き出しております。
 昨年、岡崎市は東京で毎年行われる「全国ふるさと甲子園」において、「行きたいまちNo.1」のグランプリに輝きました。さらに地域の経済や文化を支える拠点都市としての「中枢中核都市」の一つにも指定されております。
 日本全国の自治体で人口減と財政難が言われていますが、昨年の総務省の分析では、西暦2040年において、県内の30万以上の人口の都市で名古屋市、豊田市も減少すると見込まれる中、岡崎市は増加の傾向を持つ唯一の都市とされております。
 もちろん、こうしたことで仕事のすべてが完了した訳ではなく、ようやく次のステップへの準備ができたものと考えております。これからはこれまで積み上げてきた成果の下に、いかに岡崎にかつての賑わいを創出してゆくかが問われるものと思います。

 2月28日から3月定例会が始まります。市長提案説明で詳しく表明致しますが、これまで「顔の見える民主主義」の実現として全市で行ってきた350回にのぼる市民対話集会、講演会、政策説明会でお聞きした市民ニーズを踏まえ、福祉、医療、防災、教育、ことに幼児教育などに対応してまいります。
 なお昨年お約束しました全市・小中学校へのエアコン設置でありますが、早い所ではすでに工事も始まり、7月中にはすべての小中学校の教室でエアコンが使用できるようになります。

 このように、これから数年のうちに岡崎市の景観や人の流れも大きく変わってまいります。そしてこうした事業の究極の目的は岡崎市民、ことに子供達が自らのふるさとに対しこれまで以上に大きな愛情と誇りのもてる「夢ある新しい岡崎」を築くためであり、そうした目的のため本日おみえ頂いた先生方のお力をお借りし、全力で取り組んでゆく覚悟であります。皆様方の変わらぬ御支援を重ねてお願い申し上げます。
 この度はありがとうございました。

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和太鼓 かがり火

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2019年2月23日 (土)

平成31年度当初予算案を発表しました

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 2月19日(火)、平成31年度の当初予算を発表しました。一般会計の予算規模は1,300億2,000万円、前年度対比5.3%増で、5年連続で過去最高額を更新しております。なお、国の平成30年度補正予算を積極的に活用するため、平成31年度当初予算の一部を平成30年度3月補正予算に前倒しして予算計上しています。

会計名 予算額 前年対比
一般会計 1,300億2,000万円 5.3%増
特別会計 689億7,521万2千円 6.3%増
企業会計 607億9,695万3千円 14.7%増
合 計 2,597億9,216万5千円 7.6%増

 私は市長就任以来一貫して、岡崎の市民、ことに子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上により大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築き上げるための政策を打ち出してまいりました。
 平成31年度は、「徳川家康公像」「東岡崎駅・岡崎駅のペデストリアンデッキを含めた駅前整備」「乙川の清流を活かした遊歩道」「(仮称)乙川人道橋」など、本市の新たな顔となるものが目に見える形となる年であることから、当初予算案は「夢ある新しい岡崎を実現する予算」と位置付けたところであります。
 もちろん、ハード事業だけではなく、市民対話集会をはじめとする350回以上の講演会や政策説明会で直接お聴きした市民ニーズを踏まえるとともに、「顔の見える民主主義」の実践をはかり、幼児教育・保育の無償化への対応や、愛知病院との経営統合、藤田医科大学岡崎医療センターへの支援など、福祉や医療、さらには防災や教育など、市民生活に直結する基本施策の充実には、引き続きしっかりと取り組んでいく予算となっております。
 それでは主な事業の概要を申し上げます。

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 「生活安心推進業務・地域防犯カメラ設置事業補助業務」は、犯罪発生の未然防止を図るため、引き続き、学区総代会を対象とした地域防犯カメラ・設置事業費への補助を実施します。
 また、新たに簡易設置型防犯カメラ50台を購入し、犯罪多発地域に一定期間、集中的に設置を行うとともに、防犯カメラの効果を体験することで地域での防犯カメラ設置を推進していきます。

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 「救急医療拠点施設整備支援業務」は、西三河南部東(なんぶひがし)医療圏における第2次救急医療体制の整備として、2020年4月の開院を目指す藤田医科大学岡崎医療センターへの支援として、用地取得と建設費補助を行ってまいります。

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 「地域医療体制の充実」は、4月から愛知県ガンセンター愛知病院と経営統合することにより、市民病院は高度急性期、急性期、がん医療を集約し、市立愛知病院は軽度急性期患者の医療を担うこととします。これまで愛知病院が担ってきた結核・感染症及びへき地医療については、岡崎市の病院事業として運営してまいります。
 建設改良事業としては、将来ビジョンで定めた機能移行を進めるため、外来診察エリア・拡張工事のほか、結核患者用病床を整備するための基本設計及び実施設計を進め、また、がん診察機能の充実のため、PET-CT検査装置導入のための施設改修と機器購入を行います。
 このほか、更新時期を迎えた電子カルテシステムを始めとする統合情報システムの更新も行ってまいります。
 今後も医療の質向上、人材の確保と育成に努めるとともに、患者満足度の向上と紹介患者を増やす取り組み、良質ながん医療・高度急性期医療を主軸に、医療全般を継続的に提供してまいります。

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 「幼児教育・保育の無償化」は、子育て世代の幼児教育の負担軽減を図るため、消費税率引上げ時の本年10月から、保育園、幼稚園、認定こども園等を利用する、3歳から5歳までの全ての子ども及び非課税世帯の0歳から2歳の子どもの利用料が無償化されます。
 短い期間での作業になりますが、利用者、事業者、双方に混乱が生じることのないよう、対象者の認定を始めとする各種の事務について適切な準備を進めてまいります。

 「病児保育施設整備補助業務、病児保育施設運営補助業務」は、かねてより検討を進めておりました病児保育について、市内クリニックからの申出により医療機関併設型での開設を見込むことができましたので、国の基準に基づいた補助を行うことでさらなる子育て支援の充実を図ってまいります。

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 「阿知和地区工業団地造成事業特別会計、阿知和地区工業団地関連道路整備業務」は、阿知和地区工業団地造成のための特別会計を設置し、平成31年度は用地買収などを進めてまいります。
 造成工事などにつきましては、民間活力の導入に向けた調査を行い、2024年度末の分譲を目指して事業の推進を図ってまいります。また、阿知和地区工業団地へのアクセス道路を整備することで、地域で課題となっている通勤時間帯の渋滞緩和を図ります。

 「UIJターン就業・起業者・移住補助業務」は、東京一極集中の是正や、地方の担い手不足対策として、地方へのUIJターンを促進することで、本市の新たな就業者や起業者の創出を図ります。
 UIJターン希望者が、「生まれ育った岡崎で働きたい」「岡崎にはチャンスがありそうなので起業したい」「住みやすそうな岡崎で働きたい」といった魅力を感じてもらえるようなまちづくりを今後も推進してまいります。

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 「産地活性化プロジェクト補助業務」は、ブランド化・推進品目でもあり、本市で生産の盛んな「いちご」が今後も県内有数の産地として維持できるよう、いちごに関する新技術・新品種の実証普及、新規就農者の実践研修ほ場の設置に対する支援や、栽培ハウスの導入に対する支援を行うことで産地の活性化を図ってまいります。

 「森林経営管理制度・運用業務」は、4月から新たな森林経営管理制度が施行されるとともに、森林環境譲与税の譲与が行われるため、適切な経営や管理が行われていない森林の所有者と林業経営者を繋ぐシステムを構築するなど、林業経営の効率化及び森林管理の適正化を図ってまいります。
 森林整備を推進するとともに、木材の利用促進を図ることも重要となってまいります。
 また、「林業活性化・6次産業化・推進業務」では、新たな木材商品の開発や高付加価値化、販路の拡大等を一貫して行う「地域商社」設立に向けて調査を行ってまいります。

 「観光啓発業務」は、観光産業をモノづくりと並ぶもう一つの経済の柱とする観光産業都市の実現に向けて、地域が一丸となって「稼ぐ力」の向上を図る取り組みを推進するため、本市の観光コンテンツをメディア、パンフレット等により情報発信を行い、知名度向上や来訪への動機づけを図ってまいります。
 具体的には引き続き観光伝道師である「東海オンエア」や、本市出身のマルチ・クリエイター「内藤ルネ」を活用した事業実施を予定しており、今までとは違う新たな魅力を発信しすることにより、若い世代や女性にも足を運んでもらえるよう取り組んでまいります。

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 「東岡崎駅周辺地区整備推進業務」は、ペデストリアンデッキの完成や、台座を含めると高さ9メートルを超える、日本一の騎馬像となる、若き日の徳川家康公像のお披露目、北東街区の民間施設のオープンなど、明大寺交通広場、周辺アクセス道路も含め、本市の玄関口にふさわしい、にぎわいのある快適で魅力的な駅前空間を創出する整備を平成31年度中に完成させる予定であります。

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 「シビックコア地区・整備業務」は、岡崎駅周辺にある市有地を活用し、民間事業者の提案を受け、新たに交流拠点などの整備を進めてきており、これまでに民間駐輪場やララシャンスOKAZAKI迎賓館の開業、出会いの杜公園が開園しました。平成31年度はペデストリアンデッキの完成を予定しております。

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 「乙川河川緑地整備業務」は、乙川リバーフロント地区に隣接する名鉄線路・下流右岸を整備することで乙川河川緑地のさらなる利用促進が図られることから、2020年春の供用開始を目指し、テニスコート、ローラースケート場、多目的広場、駐車場などの整備を進めてまいります。

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 「乙川リバーフロント地区整備等推進業務」は、引き続きハード・ソフト両面の事業を展開してまいります。
 ハード面では、(仮称)乙川人道橋においては、現在工事中の上部工事を継続し、2020年3月の完成を目指し準備を進めてまいります。乙川河川緑地及び乙川プロムナード整備においては、明代橋から殿橋までの両岸で、堆積土の撤去、遊歩道、階段など整備及び道路整備を進めてまいります。
 中央緑道、市道籠田町線においては、無電柱化の工事に引き続き、園路整備や電気施設、給排水施設、道路整備を進めてまいります。
 ソフト面では、民間が主体となったまちづくりを目指し、これまでの実績を踏まえながら、おとがワ!ンダーランドや泰平の祈りプロジェクトなどのかわまちづくり事業に対し、引き続き支援を行うと共に、道路空間を活用した社会実験を行ってまいります。
 中央緑道と乙川河川緑地では、民間資金、経営能力等を活用した公園便益施設整備を行うPark-PFI制度による公募選定を行うなど、公民連携プロジェクトを実施することより暮らしの質の向上、エリアの価値向上を図ってまいります。

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 「小・中学校施設維持管理業務」では、昨今の猛暑に対して子どもたちの健康を守ることを第一に考え、早期に安全安心な教育環境を確保していく必要があることから、PFI手法により、小学校47校、中学校20校の全学校の普通教室等へ設置するエアコンの維持管理を行ってまいります。エアコンの整備につきましては、すでに契約を締結しており、早いところで3月上旬から工事を進め、6月末までには必ず全ての小中学校へ設置を完了いたします。

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 「コンベンション施設整備業務」は、観光産業都市実現のため、市有地である「太陽の城跡地」を有効活用し、交流拠点施設及び乙川の水辺空間などを活用した「健幸づくりの拠点施設」として、公民連携によるコンベンション施設の整備や、民間ホテルの誘致を進めるにあたり事業者の募集を行ってまいります。

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 本市はちょうど50年前の今日、2月19日に石垣市と親善都市提携をいたしました。これを記念して昨日から8月30日までの間、市役所東庁舎1階ロビーで記念展を開催しておりますが、この記念すべき年に「親善都市ゆかりのまち関連業務」において、両市の親善関係をさらに継続、発展すべく、市民交流事業を実施してまいります。
 さらに本市から石垣市には、提携50周年を記念し伝統的工芸品の岡崎石工品を贈呈してまいりたいと考えております。

 次に「市民生活に関わる予算」として既に説明いたしましたものを除いて概要を申し上げます。
 「テレワークを用いた女性の就労支援」につきましては、女性を対象に、女性、事業者の双方が時間や場所にとらわれないテレワークを用いた新たな働き方を支援することで、本市ならではの女性就労モデルの構築に取り組んでまいります。

 「ウォーキングアプリ・マイレージ連携システムの導入」につきましては、スマートウエルネスシティを推進するために、健康無関心層が遊び感覚で楽しみながら歩いてしまう「ウォーキングアプリ・マイレージ連携システム」を開発し、「歩いて健康」「食べて健康」を中心とした健康づくりに取り組むことで、誰もが健康に暮らせるまちを目指してまいります。

 「産婦健康診査及び産後ケアの実施」につきましては、妊娠期から子育て期にわたる、切れ目のない支援体制のさらなる推進を図るため、産後の初期段階における母子支援として、出産後4週間前後の産婦に、産婦健康診査を実施するととともに、心身の不調などにより支援が必要な産婦には「宿泊型」「デイサービス型」の産後ケア事業を実施してまいります。
 また、不妊に悩む方が気軽に不妊や不育症の相談ができるよう、「不妊専門相談センター」を保健所内に設置することで妊娠前からの支援を充実してまいります。

 「骨髄移植ドナーの支援」につきましては、ドナーとそのドナーが勤務する事業所に対して補助金を交付することで、ドナー登録者の経済的な負担軽減を図るとともにドナー登録を促進してまいります。

 「成人風しん予防対策」につきましては、先天性・風しん症候群の発生防止のため、風しん抗体が低いとされる39歳~59歳の男性を対象に、風しん抗体検査と風しんワクチンの接種を無料で実施します。

 「予防接種の再接種費用の扶助」につきましては、骨髄移植等の治療により定期予防接種で獲得した免疫を失った方のワクチンの再接種について、接種費用の扶助を行ってまいります。

 「ごみ分別アプリの導入」につきましては、スマートフォンを通じてごみの分別や排出方法等の情報を手軽に取得することができる「ごみ分別アプリ」を導入いたします。このアプリは多言語対応となっておりますので、外国人市民を含めた多くの市民に周知することでごみ分別の促進を図ってまいります。

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2019年2月20日 (水)

『リバ!』2019年3月号

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こんばんは。内田康宏事務所からお知らせです。『リバ!』2019年3月号が発行されました。
市長の家で生まれた4匹の子猫はすくすくと育っているとのことです。(^^)/

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2019年2月10日 (日)

オス猫出産!

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 オス猫と思っていたチャット(以下チャッピー)がメス猫であることが判り、しかもあと2週間で出産を迎えると言われ、出産・育児部屋の用意を考えていた(→前回のブログ)。
 ところが、動物病院に行った3日後、仕事を終えて自宅に帰ったところ、自室のベッドの上からネズミの鳴き声のようなへんな声が聞こえてきた。
 いったい、どの猫が鳴いているのかと思ったら、私の枕の横に作った、夏の掛け布団をサークル状にした猫用の寝床の中に赤ちゃん猫が2~3匹とチャッピーが横たわっていた。
 これから出産の準備をしようと思っていた矢先であり、二度目のビックリである。しかも、よくよく見たところ子猫は4匹であった。まだ自身が母猫にくっついていてもおかしくない程の小さいチャッピーがよくぞ4匹も産んだものである。2匹は薄い茶トラであり、あとの2匹は三毛であった。性別はまだ分からない。

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ゼル

 玉をとられる前に種付けをした犯人と思われるゼルが、心配そうに近くをウロウロしていた。赤ちゃんネコの鳴き声を聞きつけた他のネコ達も集まってきたが、産まれたばかりの子ネコにちょっかいを出すといけないので遠くに追い払った。

 嫁さんに知らせると飛び上がって驚いていたが、4匹の赤ん坊を見るなり、「あんた一人で4匹も産んだの、小さいのによくガンバったネ、えらかったネ」と涙ぐんでいた。
 まだ出産したばかりの様子の母ネコを落ち着かせるため、しばらくこのままにして、明朝、私がでかける前に個室に隔離することにした。次の準備をするため、一階の一室を片づけ、古新聞とじゅうたんを敷いて、ネコ用の小コタツとエサ箱、水オケ、トイレ、爪とぎ場を用意した。
 出産後のチャッピーはかなり疲れ気味であったので、特別食を用意して行ったところ、おかわりも食べてしまった。その後、私が隣で見ていることを確認すると、寝床から飛び出してトイレと水飲みに出かけた(育児疲れかもしれない)。その間、子ネコの上には毛布をかけて体温の低下を防いでおいた。
 5分ほどで戻ってきたチャッピーは再び子ネコの世話を始めた。一度も育児の仕方を見たことも教えられたこともないのに、本能とはいえ大したものである。
 最近の数々の児童虐待事件を見ると、動物の親の自然な健全さに教えられるような気がしたものである。

 なお、あにもの名誉のため付け加えておくと、あにもの書類上は間違いなくチャットはメスであり、「メスの茶トラ」と記してあるそうであった。
 それにしても嫁さんが度々「チャットはなんでおジィの所にばかり来るの?」とヒガミっぽく言っていたが、動物は一番安心できるところで出産するものであり、それが私の枕元であったことは何ともユカイである。嫁さんに一言。「ザマーミロ!」

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2019年2月 7日 (木)

オス猫が妊娠した?

チャット

 あにも(岡崎市動物総合センター)からオス猫としてもらってきた茶トラの猫が妊娠した。
 「白っぽい茶トラの猫はメス猫であることが多い」という話を聞いたことがあるが、動物病院の医師も含めて3人の獣医師が「オスです」と断言した猫がメスであることが判明した。「弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる」(猫も?)。世の中にはこうしたこともあるのである。
 いずれにしても、昨年我が家に加わった3匹の子猫のうち、私が「オスの茶トラを」と希望してもらってきた猫がお嬢さんだったわけである。オスにしては小柄で、第二次性徴が遅く、他の2匹がそれぞれ大人っぽくなる中で、一匹だけいつまでもヒヨコのぬいぐるみで遊んでいる茶トラのチャット君であった。しかしこれからはチャッピーとでも呼ぶことになるのだろう。

 娘が病院に再検査に連れて行く際に、いつになくナーバスな様子でやたら甘えてきたという。冬の寒空の下、子持ちの状態で捨てられることを恐れていたのかもしれないが、もちろん私はそんな無慈悲なことはしない。これも私の運命の一つと受け止めている。
 病院での診断は「妊娠2ヶ月」であり、あと2週間ほどで出産を迎え、2~3匹は産み落としそうだということであった。

テル子、ゼル、チャット

(テル子、ゼル、チャット)

 すでに他の猫の去勢は済んでいたが、年末年始が多忙であった上に、まだ赤ちゃんぽく小柄であったチャットはオス猫であると思い込んでいたことから、一匹だけ去勢措置が遅れてしまったための出来事であった。しかし良心的な動物病院であったおかげで、見立て違いであったこともあり、受診料はタダとなり、オミヤゲに高級カンヅメ等を付けてくれたそうである。
 「父猫もイケ面だから、かわいい子猫が産まれますよ」と言われたものの、我が家にはすでに6匹の猫と1匹の犬がいるのである。これからなんとか良い里親を探してやりたいと思っている。(実際、多頭飼育は大変なのである。)

 それにしてもチャットにとっては災難なことである。人間で言えば、自身もまだ中学生くらいの子供で遊びたい盛りなのに母親になってしまうのである。きっと自分でも自分の体に何が起きているのかは分かっていないことであろう。
 今私にできることは彼女(?)が安全に出産できる場所を確保してやり、安産を迎えることである。こうした若猫の出産のケースでは帝王切開を行わなくてはならないこともあるため、今しばらく注意が必要となる。
 人生とはいつ何が起こるか分からないことの連続ではあるが、それにしても新年早々、思いもかけぬ出来事で驚かされることになったものである。


オス猫出産! (2019.02.10)

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2019年2月 6日 (水)

スウェーデン訪問記 7.ストックホルム日本商工会と日本大使公邸

ストックホルム日本商工会、樗木健一会長

(ストックホルム日本商工会にて。樗木健一会長を訪問)

 私達の最終日程は、ストックホルム日本商工会におけるスウェーデンの国内事情の調査と市内の再開発プロジェクトの視察、そして日本大使公邸の訪問であった。

 スウェーデンは北ヨーロッパのスカンジナビア半島に位置し、北東にフィンランド、西にノルウェーの二国に挟まれ、南西のカテガット海峡の向こうにあるデンマークとは歴史的に長く対峙してきた。バルト海の向こうには大国ロシアとドイツが控えるという地政学的条件にある。そのため、スウェーデン王国は昔から近隣の国家との軋轢が絶えず、領土や国境も度々変わることになった。
 近代に入り、立憲民主国家の体制に移行し、ことに1974年の憲法改正以降は国王に官吏任命権が無くなり、日本と同じように象徴君主制の形となってきている。
 政治的には、1932年のスウェーデン社会民主労働党(社民党)政権成立の折に武装中立政策をとり、第一次、第二次の両世界大戦を回避することができた。大きな戦禍に巻き込まれずに社会インフラを維持できたことが、その後の安定した経済発展につながったものと考えられる。(しかし、いったん廃止された徴兵制度が2018年に復活している。)
 言うまでもなく、スウェーデンは世界に冠たる福祉国家であるが、前述した如く男女共働きを前提とした社会づくりを行ってきたことによって、出生率の維持と人口増を達成できている。
 人口1千万人規模のコンパクトな国家であったことにより、国民の意志の統一が図りやすく、国のトップダウンの政策を短期間のうちに実現でき、社会システムの変革がスムーズに行われてきたことが、これまでの経済的成功と社会の安定の基となっているように思われる。女性の労働環境、子育てシステム、教育、税金のあり方については学ぶべき点も多いが、それを日本の社会で実現するためにはそれなりのアレンジが必要であろう。

 また、ストックホルムは、現在大規模な再開発事業にとりかかっており、かつての港湾地区、隣接していた旧工業地帯の跡、そして外国からの流入者によりスラム化した下町地帯などで集中的に都市再開発を行っている。(難民の大量流入は犯罪の増加、治安の悪化をはじめ社会システムにも影響を及ぼしている。)
 跡地に新築された集合住宅地域は、美しい市街地を形成すると共に新しく機能的なシステムが設置されている。これまでゴミ収集車によって一括回収されていた各種生活ゴミを5~6種に分別し、曜日、時間帯によって車を使わない回収を始めている。そのユニークなシステムは、地下埋設されたゴミ専用収集管を使って行われる。ゴミの種類で収集、日時を分けて同じ管を使い、空気圧の差を利用しゴミ袋のまま時速40~50キロのスピードで各終末処理場(再生場)へ風送されるという。

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 燃えるゴミは岡崎市と同様に、そこで生まれる熱が電力源として再利用され、周辺国のゴミも有料で処理し、電気を売電しているという。
 夏季はバルト海の深層水をくみ上げ、そこから得られた冷気をビル等の冷房に活用している。原子力発電所の廃棄物はきちんと鉛で密封処理し、地下1万メートルの岩盤の中に収容している。将来、合理的な処理方法か再利用の方法が発見された時にちゃんと使えるように考えられているのである。
 このようにあらゆることに合理的な資源利用・再活用の試みがなされている。

 ストックホルム中心街にある世界貿易センタービルの5階にある「ストックホルム日本商工会」において、樗木(おうてき)健一会長さん達の説明を受けた我々は、その後現地視察を行った。そして50周年にわたるウッデバラとの友好関係に対する御褒美のような形で、日本大使公邸での昼食会に招かれることとなった。その理由は前述してあるので省かせて頂く。

廣木重之・特命全権大使

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 日本大使公邸はストックホルム郊外の高級住宅街の一角にあり、バルト海につながる入江沿いの道路に面していた。瀟洒(しょうしゃ)な3階建ての洋館は旧貴族の邸宅を改装したものだと言う。防犯カメラのついた鉄格子の門があり、テニスコート付きの奥行き50メートル、幅100メートルほどの芝生の庭が続いていた。
 護衛官の許可を得て、写真を撮りながら邸内へと歩を進めることとなった。廣木重之・特命全権大使のような立場の方は、スウェーデン国内はもちろん、全ヨーロッパ地域における様々なVIPと会談をすることが多く、こうした公邸が必要とされるのである。決してぜいたくをしている訳ではなく、施設のあり様そのものが日本という国家の存在を代弁しているのである。

 玄関から入ってすぐ右手にある応接室でウェルカム・ドリンクのサービスを受けた我々は、ほどなく階下にあるホールに設営された会場に通された。由緒ある建物を改修したとのことであり、まるで映画に出てくる晩餐会のような雰囲気であった。
 一人一人の席には日本政府を表す桐の葉のマークと共に個人名入りのネーム・プレートが配置され、同じく桐の葉のマーク入りの食器と同じマーク付きの箸、袋に入った割り箸が配膳されていた。

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 次々と運ばれてくる料理は我々が日本の料亭で頂くようなまぎれもない正統な日本料理であり、よく見るとお品書きには夕食会との文字が記してあった。昼過ぎの御招待であったため、ランチ・メニューを予想していたのであるが、正式なディナーであった。聞けばコックさんは日本人ではなく、長年日本食を作り続けているタイ人の方であった。
 正式な日本料理の専門学校を卒業し修業をされてきた方で、長年外務省の海外公館のコック長をされてみえたそうであった。日本料理の神髄を極めるために、香辛料を多く使うタイ料理は食べないばかりか料理もしないそうである。外国人であってもこういう料理人もあるのである。さすがにこの日は、前日に日本食モドキに腹を立てていた某氏も笑顔で箸が進んでいた。
 大使館の方にこっそりお聞きしたところ、「地方議会の関係者や一般人をこうして招待する例は珍しく、こちらの大使館では初めてのことである」とのことであった。改めて歴代の市長ならびに関係者の友好親善の努力に対し、頭の下がる思いであった。なお、これまでの50年間で岡崎市からは332人、ウッデバラ市からは271人の市民が相互訪問をしている。

 今回私達が体験することのできた貴重な経験と学んだ知識は、今後しっかりとさらなる両市の親善関係と両国の友好のために反映できるよう努めていきたいと思う公式訪問であった。(完)


Tokaiaichi20190122

 なお「スウェーデン訪問記」は、『東海愛知新聞』に2019年1月22日から29日までの間、「姉妹都市ウッデバラ訪問記」のタイトルで連載されました。

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