2017年8月17日 (木)

建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2017年)

建設事業の促進に関する要望会

 夏まつり直後の8月10日(木)午前、愛知県庁に赴き、岡崎市から県当局に対する「建設事業の促進に関する要望会」を行いました。当日は地元選出の5人の県議会議員の皆さんの御出席も賜り、併せて感謝申し上げます。

―当日の挨拶―
『おはようございます。岡崎市長の内田康宏です。
 本日は、河野建設部長様をはじめとする県幹部の皆様方におかれましては、公務ご多忙の中、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。また、西久保県議、中根県議、園山県議、新海県議、鈴木県議におかれましてご臨席を賜り、心よりお礼申し上げます。
 さて、日ごろは本市の道路、河川をはじめとする都市基盤整備事業の促進にご理解とご尽力を賜り、熱く御礼を申し上げます。

 本市では、第6次総合計画に掲げております「人・水・緑が輝く 活気に満ちた美しい都市 岡崎」の実現に向けて、都市基盤の整備や市街地整備、また防災対策など、魅力あるまちづくり、安全安心に暮らせるまちづくりに積極的に取り組んでおります。
 大正5年に県下で3番目に市制を施行した本市は、去る7月1日に市制施行から101周年を迎え、今年は次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す大変重要な年になります。これから未来を見据えた持続可能なまちづくりを進めていくことが重要であります。誰もが訪れたい、住んでみたいと思うようなまちを目指して、水辺空間を生かした「乙川かわまちづくり」や、歴史や文化を生かした「歴史まちづくり」といった、岡崎市ならではのまちづくりを進めてまいりますので、今後ともお力添えを願い申し上げます。

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国道473号バイパスの起点(岡崎市本宿町)

 また本市の東の玄関口に位置する本宿駅周辺においては、交通ネットワーク効果が大きいこと等に注目した事業者より、愛知県内初となるアウトレットモールの進出を申し出ていただいております。これに伴い、鉄道及び既存広域交通ネットワーク網を活かした広域観光交流拠点の整備と、日常生活に不可欠な機能の誘導等を目的とした地域拠点としての新市街地の形成が図られるよう、努めているところです。
 これは本市に限らず、愛知県の発展・対流の促進につながり、女性の雇用や住民の活力、暮らしやすさに資するものと考えております。その実現にあたっては、市街地区域編入手続きや周辺において必要な交通対策等について県の協力を得て、事業を推進する必要がありますので、一層のご支援をお願い申し上げます。

 さて、道路、河川といった都市基盤の整備は市民生活への影響が非常に大きく、とりわけ県所管事業の整備促進は極めて重要な役割を担っております。
 道路事業につきましては、平成28年2月13日の新東名高速道路の開通に合わせ、「岡崎東インターチェンジ」へのアクセス道路であります「国道473号バイパス」全線を開通していただき、誠にありがとうございました。この道路は大きなストック効果をもたらす本市東部の玄関口に相応しい道路であり、今後ますます重要性が高まるものと考えております。

 治水事業につきましては、床上浸水対策特別緊急事業による重点的な改修を進めていただき、平成28年2月に計画区間全線の河川改修を完了していただいたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。これにより各流域の安全度が大きく向上し、浸水被害の軽減・解消が図られたことにより、岡崎駅南土地区画整理事業などのまちづくりが早期に進められており、大変感謝しているところであります。

 このように着実に基盤整備が進められているものの、整備が必要な箇所はまだまだ多く残されております。地域住民からの整備要望箇所は数多くあり、基盤整備に対する地元のニーズは非常に高い状況にあります。また、本市が目指すまちづくりを進めていくためにも、県事業の促進をはじめとします県当局のご支援等が必要不可欠であります。
 本日は数多くある要望事項の中から、特に重要と考えております事項を選定し、要望にまいりました。本市は平成27年10月に実施されました国勢調査の結果、人口では県内3位の規模、製造品出荷額では県内5位といった、日本のモノづくりを支える愛知の中でも重要な役割を担う市であります。是非とも必要な事業費を確保し、愛知の経済、産業力の発展に資する本市のために投資していただければと、切に願っております。
 本日はどうぞよろしくお願いいたします。』

―要望内容―

建設事業の促進に関する要望会

都市計画道路「福岡線」建設事業の促進
「乙川リバーフロント地区」整備事業の支援
一級河川「乙川」河川改修事業の促進
一級河川「鹿乗川」河川改修事業の促進
都市計画道路「美合線」建設事業の促進
都市計画道路「岡崎刈谷線」拡幅計画の促進
一級河川「砂川」河川改修事業の促進
一級河川「伊賀川」河川改修事業の促進
都市計画道路「岡崎駅平戸橋線」建設事業の促進
10 都市計画道路「豊田西尾線」建設事業の促進

※1~5・・・重点要望事項

―要望会で行った市長答礼―
『河野建設部長様より、本市の要望に対する整備方針についてごていねいな説明をいただき、誠にありがとうございました。
 重点要望事項であります「都市計画道路 福岡線の建設事業」につきまして、重ねて発言させていただきます。
 本市ではJR岡崎駅南側に区画整理事業で新たな街づくりを進めているところでありますが、その区画内に、平成32年開院予定の「藤田保健衛生大学病院」への救急搬送や商業施設へのアクセスを目的とする「都市計画道路 若松線」など、東西からのアクセス道路の整備を進めているところであります。

藤田保健衛生大学 岡崎医療センター

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 その中で、昨年度に引き続き今回も第一優先事業として要望させていただいた「都市計画道路 福岡線」は大学病院への南北のアクセス道路として不可欠な道路であります。また、岡崎市だけではなく、病院の少ない近隣の市町からも大きな期待をいただいている道路でもあります。
 昨年度、早期完成に向け県市協力のもと、事業の促進について確認をしており、今年度は事業実施に向け具体的な調整を図っているところであります。岡崎市といたしましても、今後とも可能な限り協力してまいりますので、1日も早く供用が図られますようよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。』


建設事業の促進に関する、愛知県への要望会(2016年) (2016.08.25)

愛知県建設部への要望会(2015年) (2015.08.02)

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2017年8月10日 (木)

岡崎城下家康公夏まつり 第69回花火大会

岡崎城下家康公夏まつり 第69回花火大会

 7月30日(日)、8月2日(水)~6日(日)の計6日間、「岡崎城下家康公夏まつり」が市内の様々な会場で開催されました。
 メインイベントである花火大会には47万人もの観客の皆さんにお越し頂きました。感謝申し上げますと共に、警察並びに消防関係者の皆様、ボランティア協力を頂いた数多くの方々に心からの謝意を表します。

 花火大会当日、岡崎ニューグランドホテルで開かれた歓迎夕食会の挨拶とオープニングの挨拶を掲載します。

夏だ!ぬかたのわんぱくまつり(2017年7月30日)

(わんPark・竹水鉄砲合戦、7月30日)

イオンモール岡崎の盆踊り大会

(イオンモール岡崎・盆踊り、8月2日)

八帖味噌仕込み桶大太鼓総担ぎ(2017年8月4日)

(八丁味噌仕込み桶大太鼓総担ぎ、8月4日)

―歓迎夕食会での挨拶―
 皆様、こんばんは。岡崎市長の内田康宏です。
 親善都市・ゆかりのまちの皆様をはじめ、関係者の皆様、本日は本市の花火大会に遠方からお越しいただきまして誠にありがとうございます。また、德川御宗家第18代当主・德川恒孝(つねなり)様と、令夫人・幸子様にもご同席をいただきまして心より感謝申し上げます。
 今回で第69回目となりますことの花火大会でありますが、江戸時代から伝わる三河花火の歴史や伝統を受け継ぎながら、花火師たちが工夫を凝らすことによって絢爛豪華な花火大会として全国屈指の規模を誇っております。
 本年も開幕の大スターマインから、大迫力のメロディ・スターマインまで、息もつかせぬ演出で最後までお楽しみいただけるものと期待しております。

 本市は昨年、市制施行100周年という節目を経て、今年度は新たな100年を見据えたまちづくりを推進しているところであります。誇るべき郷土の英傑である「徳川家康公」をはじめ、数多くの歴史文化遺産を活用した「歴史まちづくり」と、本市の玄関口である東岡崎駅前から乙川の水辺空間までの一体的な整備を目指した「かわまちづくり」を同時に推進することで、まちの価値や魅力を向上させ、観光産業を「ものづくり」と並ぶもう一つの経済の柱としたいと考えているところであります。
 現在建設中の(仮称)乙川人道橋ですが、橋脚2基が殿橋の上流に設置され、石積み風の様相を呈しておりますので、お時間がありましたらご覧いただきたいと思います。
 このあと、花火のオープニングまでの短い時間ですが、お食事とご歓談をお楽しみいただき、皆さんの交流の輪が、夜空を彩る花火のように更に大きな輪となりますことを祈念いたしまして歓迎の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

菅生祭(2017年8月5日)

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2017観光大使おかざき(白井梨花さん、田村汐里さん)

―花火大会オープニングでの挨拶―
 皆さん、こんばんは。岡崎市長の内田康宏です。
 さあ、今年も「岡崎の熱い夏」がやってまいりました。
 歴史と伝統ある岡崎の花火大会ですが、今年も市内外の事業所を始め多くの皆様方から多大なるご協賛を賜るとともに、岡崎警察署を始め多くの関係機関の皆様にご支援、ご協力をいただき、盛大に開催できる運びとなりました。
 岡崎市は昨年、市制施行100周年を無事迎えることができました。これからも先人から受け継いできました、この岡崎の歴史や魅力を新時代へ発信するとともに、新たな100年に向かって躍進してまいります。そしてこの花火大会も、我々岡崎市民が誇りとするふるさとの風景として、後世に残すべく大切にしてまいります。

 間もなく開幕のカウントダウンとともに、全国屈指の三河花火の技術と英知の粋(すい)を集めた約2万発の花火が夜空に舞い、1年に一度、今宵限りのショーが始まります。そして最後を飾るフィナーレの花火は、迫力満点のメロディ・スターマインで熱狂的なクライマックスを演出いたします。
 ご覧いただく皆様に、必ずやご満足いただけるものと確信しておりますので是非、ご期待下さい。
 それでは光と音と色彩が織りなす一大ページェントの開幕です。皆さん、最後まで一緒に楽しみましょう!

岡崎城下家康公夏まつり 第69回花火大会

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2017年8月 2日 (水)

第88回 都市対抗野球大会

第88回都市対抗野球大会

 本市の代表企業の一つである三菱自動車工業岡崎製作所の硬式野球部がこの度、4年振り10回目の都市対抗野球大会への出場を果たした。第88回大会において強豪ぞろいの東海地区の第一代表となったことから、今回は優勝し、黒獅子旗を岡崎へ持ち帰っていただくという期待が高かった。
 私も及ばずながら7月15日(土)の初戦の応援に駆けつけ、始球式の栄誉を担うこととなった。高校に入学するまでライトとレフトの区別くらしいか分からないほど野球オンチであった私が東京ドームでこの5年の間に2回も始球式の機会を頂き感謝に堪えない。

 今回の対戦相手は4年前と同じ大阪府門真市のパナソニックであったため、前回の雪辱を願っていた。大会と同じ88番のユニフォームも作っていただき、8並びで期待していたが残念ながら敗れてしまった。相手のピッチャーが予想以上の好投で14奪三振に押さえ込まれ、双方ホームランが出たもののツーランとソロホームランの違いで3-2で惜敗となったものである。

第88回都市対抗野球大会

第88回都市対抗野球大会

 久し振りの都市対抗野球の観戦であったが、企業をあげての応援、統率のとれた応援団、美しいチアガールの皆さんの演技を拝見し、改めて勝敗を超えて地域が一つになれる都市対抗野球の意義と素晴らしさを感じることができた。惜しくも勝利には届かなかったものの、我がふるさと岡崎の名を負うてガンバっていただいたことは38万岡崎市民にとって大きな誇りであり、また喜びでもあり重ねて感謝申し上げるものである。

 7月21日(金)にはチームの代表者が早々と応援御礼のご挨拶に市役所までおみえになり、かえってこちらが恐縮の思いであった。
 いずれにせよ、若い選手の多いチームであるだけに、今回の経験を糧に、今年に限らず来年以降も引き続きガンバっていただきたいものである。本市としても引き続き応援し期待して参るつもりである。
 現在、本市を本拠地とするサッカーのFCマルヤス岡崎もJFL(日本フットボールリーグ)で健闘中であり、いずれ岡崎の地から日本一やプロチームが誕生することも夢ではないと思っている。
 そのためには才能ある優秀な選手を育てる施設整備、指導者の育成にも力を入れて行く必要があり、岡崎中央総合公園の改修に加え、(仮称)龍北総合運動場のリニューアルを含め、スポーツの振興に理解ある岡崎市を全市域で目指して参りたいと考えておりますので御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

三菱自動車岡崎硬式野球部

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2017年7月27日 (木)

レッドサラマンダー(赤い飛竜)出動す!

レッドサラマンダー(2017年7月)

 2013年、国から岡崎市に全国でただ一台配備され、その活躍のほどを期待されていた全地形対応の消防車両「レッドサラマンダー」が、今回の九州北部地域への集中豪雨災害に対応すべく、愛知県の派遣部隊として本市の緊急消防援助隊の隊員と共に出動した。
 派遣部隊は3次にわたって交替派遣され(各8人)、1次隊は専用の運搬車に乗せられたレッドサラマンダーと共に総務省からの出動要請を受け、7月5日に岡崎を発ち、6日に大分県日田市に到着した。
 なかなか出動しないレッドサラマンダーを、時に「宝の持ちぐされ」の如く言う人がいるが、国からお預かりしている車両を、岡崎市単独の意志で他所へ出動させることは法的にできないのである。そんなことも知らないのだろうかと情けない思いがしている。さらに、戦車のように重車両の車体を下にまだ人間が埋まっているかもしれない場所で走らせることができるかどうかは子供ですら判断の付くことである。そういう人達に限って、キャタピラの跡のついた死体が出てきたような時には、逆に手の平を返したように出動したことを批判するものである。今回そうしたことが無かったことは幸いであった。

 7月6日に大分県日田市に到着した隊員とレッドサラマンダーは、同市の上宮町や鶴城町などの孤立集落に派遣され、住民の安否確認や情報収集、隊員と物資の搬送などに活躍した。直接ヘリコプターが降りられない地域や、ガケ崩れで道路が寸断された不整地形でもキャタピラの力で乗り越えて行ってしまう能力は頼もしい限りである。ただし、今回、車体のバランスが崩れればガケ下へ転落しそうな所での活動もあり、くれぐれも運用には慎重を期して頂くことをお願いしたい。

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 帰任した隊員達の報告によれば、「これまで岡崎において積み重ねてきた、土砂や泥、水中、ガレキの上などを走破する訓練が十分に役に立った」ということであった。一方、「レッドサラマンダーのエンジン音が車内に響き、音による車外の変化の察知が十分できず、二次災害の心配がある」との意見もあった。この点は戦車の無線通信システムを参考に、外部との連携を密にする必要があると思う。

 レッドサラマンダー隊は7つの捜索地点の偵察を終え、9日からは3次部隊が大分県日田市から福岡県の朝倉市へ移動となり、災害活動を実施した。その後任務を終え、13日正午過ぎに岡崎に無事帰還している。また期間の翌日14日午前には、小牧・犬山両市の集中豪雨対策に備え、名古屋まで出動し待機していたが、幸いにもこちらは出番が無く戻ってきている。

『東海愛知新聞』2017年7月14日

 言うまでもないこととも思うが、勘違いをしないように一つ言っておきたいことがある。本来災害が無く、出番の無いことが最善なことで、災害だからと言って、考えもなくむやみやたらにしゃしゃり出て行けばいいというものでもないのである。
 今回の経験を踏まえて、どういうケースでどういう使い方が合理的であるかということを、再度、国・県と調整しておくべきであると考えている。

 それから地元の被災者の一人がTVのインタビューで「出動が遅い」というコメントを述べておられたが、国の指令を受け、岡崎から九州の現地まで行くには今回の手順が精一杯である。
 もしできることなら同様の車両を北海道、東北、関東、近畿、中国、四国、九州の各所に一台ずつ配備できないものかと思うものである。そうすれば、もう少し早い対応も可能となる。レッドサラマンダーは意外なことにシンガポール製で、1台1億円だそうである。我が国の高い技術力を活用して国産の車両が造られることになれば、もっと良いモノが出来そうな気がするのであるがどうだろうか?

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2017年7月23日 (日)

平成29年度 岡崎市平和祈念式

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 7月19日(水)、岡崎市民会館にて「岡崎市平和祈念式」を執り行いました。当日の私の式辞を掲載します。


 本日は、岡崎市平和祈念式を挙行いたしましたところ、戦没者・戦災死者の御遺族の皆様、市民の皆様並びに御来賓の皆様方におかれましては、御多用のなか多数の御参列を賜り、心からお礼申し上げます。
 第二次世界大戦の終戦から72年の歳月が過ぎ、戦争を直接知る世代が数少なくなる今日ですが、多くの方々が戦争の犠牲となりお亡くなりになりましたことは、未来永劫忘れてはならない深い悲しみの記録であります。
 ここに、日清・日露戦争から先の大戦において、祖国の安泰を願い、家族を案じつつ戦場に散り、あるいは戦禍に倒れられた方々、そして終戦間近い昭和20年7月20日未明の岡崎空襲による280名ほどの犠牲者を含む、多くの本市における戦没者及び戦災死者に対して謹んで哀悼の意を表します。また、最愛の肉親亡きあと、幾多の苦難を乗り越えてこられた御遺族の御心労は察するに余りあり、痛恨の思いを禁じ得ません。

 戦後本市は、先人のたゆまぬ御努力により、みごとに復興を果たし、今月1日には市制施行101周年の日を迎えることができました。
 このように、人口38万5000人を超える中核市としては順調な発展を遂げ、今日ある平和や豊かな市民生活を享受できるのは、ひとえに戦争によって心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に成り立っていることを、私たちは決して忘れてはなりません。
 悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、平和の尊さを次の世代に語り継ぎ、二度とこうした悲劇を繰り返さないことが私たちに課せられた責務であると考えています。また、岡崎市は、260年もの泰平の世の礎を築いた徳川家康公の生誕の地であります。
 それを踏まえ、「平和の願い 昔も今も これからも 家康公生誕の地 岡崎」とメッセージを込めた懸垂幕を新たに作成し、現在市役所の国道1号側に提示し、戦争や災害のない平和な世の中の実現に向けて決意を新たにさせていただきました。
 終わりにあたり、戦没者及び戦災死者の御霊の安らかならんことと、御遺族並びに御列席の皆様の御健勝と御多幸を心よりお祈り申し上げ、式辞といたします。

平成29年7月19日
岡崎市長  内田 康宏

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2017年7月20日 (木)

『リバ!』2017年8月号

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内田康宏事務所よりお知らせです。
『リバ!』2017年8月号が本日発行されました。
市長のコラムは「銅像と偶像の違い」です。

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2017年7月16日 (日)

岡崎市戦没者及び戦災死者慰霊法要(三河別院)

真宗大谷派三河別院

 6月16日(金)、本年も「岡崎市戦没者及び戦災死者慰霊法要」が中町の三河別院本堂にて執り行われた。戦後72年目の今日もなお、多くの方々が戦時の結果としての運命を背負いながら生きてみえるのである。
 お亡くなりになった方には改めて心からの御冥福をお祈り申し上げるものである。
 以下は当日の慰霊の言葉である。


 本日、岡崎市仏教会と岡崎市遺族連合会の主催による、岡崎市戦没者及び戦災死者の慰霊法要が厳かに執り行われるにあたり、謹んで慰霊の言葉を申し上げます。
 先の大戦までの幾多の戦争において、祖国の安泰を願い故郷の家族を案じながら戦場に散り、あるいは戦禍に倒れ、多くの方々がお亡くなりになりました。このことは私たち国民にとりまして未来永劫忘れることのできない深い悲しみであります。また、最愛の家族や一家の支えを亡くされたご遺族皆様の心情を考えますとお慰めの言葉もありません。悲しみに堪え、幾多の苦難を乗り越え今日までのご努力、ご苦労してこられました皆様方に対しまして深く敬意を表します。

 岡崎市は今から72年前の昭和20年7月19日に大空襲を受け、市街地の大半を焼失し、多くの方々が犠牲になられた悲しい歴史があります。

岡崎空襲

 しかしながら、先人のたゆまぬご努力により見事に戦災から復興を果たし、人口38万人を超える中核市にまで順調に発展を遂げてまいりました。そして皆様方のお力添えにより、昨年市制施行100周年を迎えることができ、終戦時には想像もできなかった繁栄をみておりますことはこの上ない喜びであります。
 本日、このように慰霊法要が執り行われることは誠に意義深いものであります。今はただお亡くなりなられた方々の魂がいつまでも安らかでありますことをお祈りしますとともに、今後も我が郷土である岡崎の繁栄と安泰を見守っていただけますことを願うばかりであります。

 本日の慰霊法要同様、戦争の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、悲惨な戦争の教訓を風化させないため、遺族会の皆様ご協力のもと、今年も「岡崎市平和祈念式」を開催いたします。7月19日午前10時、昨年リニューアルいたしました市民会館にて、新たな気持ちで進めてまいりますので、遺族会の皆様におかれましては多数のご参列をお願い申し上げます。
 最後になりますが、戦没者及び戦災死者のご冥福と、ご遺族の皆様のご多幸を心からお祈り申し上げまして慰霊の言葉といたします。

平成29年6月16日
岡崎市長  内田 康宏

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2017年7月12日 (水)

岡崎の海外交流事業 その2(中学生派遣団)

岡崎市中学生三大陸派遣団

 現在本市は、アメリカ・カリフォルニア州のニューポートビーチ市、スウェーデンのウッデバラ市と姉妹都市提携を、中国の内モンゴル自治区のフフホト市と友好都市提携を結び、交流を続けている。
 数年前の鳥インフルエンザの流行と近年の対日関係の悪化の影響でしばらくフフホト市との交流が途絶えていたが、友好都市提携30周年を記念して、今年はフフホト市代表の方々の家康行列参加に続き、この7月に友好の翼訪問団(岡崎市国際交流協会)の皆さんと共に私もフフホト市を訪問してきたところである。

家康行列・フフホト市提携30周年記念使節団

(家康行列・フフホト市提携30周年記念使節団)

 これら三つの都市とはかねてより、毎年中学生の交流事業も行われていたのであるが、現在はニューポートビーチとウッデバラの2市との交流となっている。決して中国を軽視している訳ではないが、「中学生が英語を学んでいることを考慮し、欧米文化圏との交流が効果的」という教育現場の意見を受け、今年度からは「中学生三大陸国際理解教育推進事業」として、新しくオーストラリアの東岸、メルボルン郊外にあるウィトルシー市(Whittlesea)への訪問が開始されることとなった。

 毎年、派遣前と帰国後に中学生派遣団の結団式と帰国報告会が行われ、各中学校の代表となった生徒の抱負の表明と体験談の発表が行われている。
 さすが全市の中学生の代表として選ばれた生徒さん達だけあって、それぞれ論理的でしっかりとした物言い、自信の満ちた顔つきでの意見発表に毎年感心させられている。(私は中学時代、とてもこんな立派な中学生ではなかった。) 中学生の交流はニューポートビーチが35回、ウッデバラは13回目を迎えている。今年度からウィトルシーの中学校との交流を開始する。ニューポートビーチとウッデバラには9月下旬から9日間、ウィトルシーには10月下旬に訪問予定となっている。
 OBの中には中学生時代の経験が元となり、外務省に入省してスウェーデンに派遣されたり、民間企業で海外に活躍している人達も多い。岡崎の中学生のさらなる躍進を期待している。
 以下は5月16日(火)に行われた派遣団結団式での市長挨拶である。


 皆さんこんにちは、市長の内田であります。
 岡崎市全中学生、10,758人の代表として、アメリカ・ニューポートビーチ市、スウェーデン・ウッデバラ市、そしてオーストラリア・ウィトルシー市の派遣団員に選ばれた皆さん、おめでとうございます。また、保護者の皆様にも心からお祝いを申し上げます。ただいま、派遣団員一人一人から力強い抱負を聞くことができました。さすがに各学校のリーダーであり、すばらしい交流をしてきてくれるものと確信いたしました。

 ニューポートビーチ市への訪問は今年で35回目となります。同市は温暖な気候に恵まれ、市の周辺では航空や通信などの先端技術産業が盛んな、洗練された街です。33年前、両市のローターリークラブや中学生の交流をきっかけにして、姉妹都市の提携をしました。皆さんの先輩が岡崎市とニューポートビーチ市を結びつけたのです。私も3年前に30周年を記念して議会・市民代表の方達と訪れましたが、派遣団の皆さんはこの交流を通して、歴史のある友好関係をさらに深めてほしいと思います。

 また、ウッデバラ市への訪問は今回で13回目となります。スウェーデンは世界の中でも福祉国家として知られています。その中でもウッデバラ市は都市環境整備や自然保護に力を入れている大変魅力的な都市であり、姉妹都市提携を結んで49年という長い歴史があります。
 私は今から38年前、アメリカ留学の後、アメリカ人の学生達とヨーロッパを周遊し、その後一人でソ連邦(今のロシア)を鉄道で横断して日本に帰国しました。その折にウッデバラを訪れましたが、港のある美しい町でした。
 派遣団の皆さんも見学や様々な体験を通して、より一層視野を広げてきて下さい。

 さらに本年度より、オーストラリアのウィトルシー市への訪問が始まります。この町は住宅が建ち並ぶ一方で草原も広がる田園都市であり、交流する学校は第一外国語として日本語教育に力を入れていると聞いております。お互いの母国の言葉を教え、学び合える、素晴らしい交流になると思います。
 今回の訪問は先発隊として現地調査に出かけた先生方のおかげで始めることとなりました。第1回目の訪問をされる皆さんが今後のカギを握ることになりますのでよろしくお願いします。

 これからますますグローバル化が進み、皆さんが社会に出る頃には、英語の力、豊かな国際感覚と多様な価値観がより求められる世の中になっていることでしょう。皆さんもこの派遣事業を通してできるだけ多くのことを学んで、それを肌で感じ取ってきて下さい。訪問先の文化を理解すること、私たちの文化を伝えることを通して、国や言葉が違っても協調できることを体験してほしいと思います。将来必ずその体験が生きる時が来ます。
 そして、今後ますます国際化社会で活躍する子供が、ここ岡崎から育っていくことを願っています。
 最後に、岡崎市の中学生を代表する派遣団の皆さん一人一人が国際人として大きく成長できることを期待しております。今回の訪問が将来につながる思い出となることをお祈りします。元気で行ってきて下さい。帰国報告を楽しみにしております。


岡崎の海外交流事業 その1(サウスカロライナ大学2017) (2017.07.08)

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2017年7月 8日 (土)

岡崎の海外交流事業 その1(サウスカロライナ大学2017)

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 アメリカのサウスカロライナ大学から、ビジネス・スクールの学生を中心に20名ほどの訪日研修団が、5月16日(火)に岡崎市を訪問した。サウスカロライナ大学との交流事業も今年で4回目となる。(→以前のブログ「岡崎の国際交流 その1(サウスカロライナ大学2015)」)

 この事業は、私の高校時代の同級生であり、水泳部の仲間であった榊原祥隆(よしたか)氏が同校の教授をしていることから、私が市長となったことを切っ掛けに始まったものである。
 首都・東京、古都・京都、産業首都・名古屋、トヨタ自動車の組立工場の視察(産業観光)を行うと共に、榊原氏から「ぜひ自分の古里を教え子達に紹介したい」という要請を受け、毎年本市で対応している。(なおトヨタ自動車の工場見学については、例年、太田俊昭市議にお世話になっており、感謝申し上げます。)
 特に昨年と今年は同大学の学長から感謝状を頂くまでの交流となっている。

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 毎年、議長と共に議場で学生さん達をお迎えし、歓迎の挨拶、お礼の挨拶の後、日本の地方自治体の一例として岡崎市役所の様子を見てもらい、続いて岡崎城、家康館、八丁味噌蔵などを見学してもらっている。
 一昨年はできたての東公園の恐竜達が大受けであったが、今年は時間の都合で割愛することとなり大変残念であった。もし岡崎市に十分な対応のできるホテルがあれば、岡崎で多くの時間を確保できる訳であり、またしてもシティホテルの新設の必要性を感じさせられることになった。

 毎年「ようこそ大人の子供部屋へ」と言って、市長室への訪問を行っている。私のアメリカ留学時代の写真やクリントン大統領就任式参加の写真を見せながら、飛行機や恐竜の模型をながめて毎年歓談している。彼らにはお土産として英語版の岡崎市のPR・DVDやパンフレットを送り、帰国後の岡崎市の紹介をお願いしている。

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 今はただの一学生かもしれないが、将来彼らの中から重要な仕事に就いて日本と関わりを持つことになる人が出るかもしれない。そんな時、今回の訪日や岡崎のことを思い出してくれたらと思っている。何せ若い頃世界を渡り歩いていたような女性から大統領(オバマ)が生まれる国である。十分その可能性はある。
 学生アンケートの結果、人気訪問先の一つが市長室であるといううれしい話も聞かされており、私が市長である限り続けて行きたいと思っている。


岡崎の海外交流事業 その2(中学生派遣団) (2017.07.12)

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2017年7月 2日 (日)

第52回 岡崎市空手道大会

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 6月17日(土)朝、恒例の「岡崎市空手道大会」が中央総合公園の武道館にて行われた。冒頭、選手宣誓を行った、共に小学校5年生の矢吹仁奈(にな)さんと宇野由楠(ゆなん)さんは、8月に東京の武道館で開催される「全日本少年少女空手道選手権大会」に愛知県代表として出場される。また、山梨県で行われる「全国中学生空手道選手権大会」には伊藤悠(ゆう)君が本市から出場することとなっている。
 私の方より10センチも低い小学生の女の子が黒帯を締めて演武する姿には驚かされるばかりである。とはいえ、通常は習い始めて2~3年で黒帯に昇進するそうであり、子供達の学びの力は偉大なものである。
 競技種目を問わず、現在このように若い力が順調に育っており、将来が楽しみである。
1964年の東京オリンピックが日本の経済発展の一つの契機となったように2020年の2回目の東京オリンピックが日本の新たな躍進の始まりとなることを期待するものである。
 当日、終わりまで演武を観戦することはできなかったが、キビキビした集団演武はそうした期待に十分応えてくれるものであると考えている。

 また前々日の15日には、「全日本フルコンタクト空手道選手権大会」で2年連続入賞を果たした岡崎高校2年生の大本優香選手が市役所を訪問された。彼女は将来医師志望の文武両道に秀でた高校生である。

 空手は各流派でルールや試合形式が異なるため、なかなか統一ルールの決定ができず、競技人口の多い割にオリンピック種目と成り得なかった武術であり、スポーツである。今回、フルコンタクトの団体と、寸止めルールの団体との調整がつかず、フルコンタクトルールによる空手のオリンピック種目への採用はならなかったようであるが、将来、全日本、全世界で統一ルールによる競技が行われるようになることを祈るばかりである。
 以下は当日の私の挨拶である。


第52回 岡崎市空手道大会

 皆さん、おはようございます。市長の内田です。
 本日は「第52回岡崎市空手道大会」を開催しましたところ、年齢・性別を問わず、小学生から一般の方まで多くの皆様にご参加いただきまして誠にありがとうございます。また、関係者の皆様におかれましては、大会開催にあたりまして多大なるご協力とご尽力をいただき厚く御礼申し上げます。
 今さらですが空手道は日本発祥の武道であり、日本古来の武道の精神を継承しながら独自の発展を遂げてまいりました。体や技を鍛えるだけでなく、心を磨き礼節を重んずる競技であり、日本の武道文化を継承・発展していく上で欠かすことのできない競技であります。
 また、2020年に開催されます東京オリンピックの正式種目に、このたび新たに採用され、今まさに世界中から注目を集めているスポーツでもあります。
 本大会に出場される選手の皆様には日頃の厳しい鍛錬の成果を大いに発揮し、気迫溢れるすばらしい試合を繰り広げていただきますとともに、選手間において新たな交流が生まれますことを期待しております。
 最後になりますが、空手道の今後ますますのご発展と、本日お集まりの皆様のご活躍、ご健勝を祈念申し上げましてご挨拶とさせていただきます。
 それでは皆さん頑張って下さい。おわります。

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