2018年4月24日 (火)

平成30年 岡崎市人事異動

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 今年もまた人事の季節を迎えることとなった。毎年この時期に思うことであるが「60歳定年」というのは本当にもったいない。知識・経験・胆力がそろった人物をまだ元気なうちに第一線からはずしてしまうのは、まさに「人材のムダ使い」のような気がする。かと言って、育ってきている後進に道をゆずらなければ人材は育たない。まさに痛し痒しである。
 ことに3月末に退職された幹部の皆さん達は、私の市政が始まってから政策推進の一番の切り身の仕事を担って頂いた方々ばかりである。これまで畑を耕し、種をまき、水やりをして、これからようやく刈り入れの時期を迎えるところで退職の時を迎えるというのは御本人達にとっても大きな心残りではないかと思っている。
 しかしこれまで進めてきた事業、ことに「まちづくり」は施設と空間の整備ですべてが完了するものではない。本番はこれからで、準備の整ってきた舞台を使っていかにまちに賑わいを取り戻してゆくかということが一番肝心な所である。これからはさらにソフト事業の展開に知恵をしぼっていかなくてはならないと考えている。
 いずれにしても、これまで各部局の運営に御尽力頂き、部下の教育に力を注いで下さった幹部職員の皆様方に心から感謝を申し上げるものである。

 また、新年度は新規事業に対応するため一部体制の手直しを行い、人事においても女性の力の活用を心がけた。本格的な少子高齢化社会を迎え、各分野で元気な高齢者とやる気のある女性の活用が急務となってきていると考えるからである。
 これからもそうした観点から岡崎市が率先して行動し、先行モデルとなれるよう努力するつもりでいる。
 以下は今回の人事異動における私の各挨拶である。


退職辞令交付式 (平成30年3月30日)
 3月31日付をもちまして定年を迎えられる方、家庭の事情などで退職される方、それぞれ事情は異なりますが、多年にわたる市役所でのお勤め、本当にお疲れ様でした。
 皆さんが岡崎市に奉職されてから本日に至るまで、本市を取り巻く環境が大きく変化する中、仕事を進める上では幾多の労苦があったかと思います。今こうして市政が進展を続けているのは、どんな時も努力を惜しまず、新しい発想を持ち、職務にご尽力いただいた皆さんのおかげであると改めて感謝申し上げる次第です。
 皆様にご協力いただき、市長就任以来手がけている大型プロジェクトが、今大きくその姿を現し始めている中、豊かな知識と経験を持った皆さんが市役所を去られることは誠に残念でありますが、別れというものはいつかやってくるものです。これまでに長きに渡り皆さんが積み上げてこられた知識や経験は、良き伝統として後輩職員に着実に受け継がれ、今後の発展の礎(いしずえ)となるものと確信しております。
 今後、再任用として引き続き市政にご尽力いただく方、新たな人生を歩む方など、それぞれ進まれる道は違いますが、本市の市政に対しましてこれまでと変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 これで皆さんは一旦の区切りを迎えるわけですが、これから先にはまだまだ長い人生が続いていきます。まずはお体を大切にしていただき、それぞれの分野での益々のご活躍を心からご祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。長い間、本当にありがとうございました。


新規採用職員辞令交付式 (平成30年4月2日)
 皆さん、おはようございます。
 まずは採用試験という難問を突破され、晴れて岡崎市職員として採用されましたことに心よりお喜び申し上げます。
 毎年こうして皆さんの顔を拝見しますと、緊張の中にも覚悟や決意、そして希望に満ちあふれた大変良い表情をしていると思います。皆さんは、今日から岡崎市の職員としてのスタートラインです。これから歩む一歩一歩が100年を超える岡崎市政のさらなる発展の原動力となり、また、皆さん自身の成長の糧にもなっていきます。

岡崎市・新規採用職員辞令交付式

 組織は人なりと言われるように、市政運営において人材は最も大切な資源であります。皆さんの活躍と成長が市政の発展に欠かせないのと同時に、変化の激しい今の時代において持続可能なまちづくりを実現するためには、前例にとらわれない新たな発想と若い力が必要です。皆さんの斬新な発想と行動力に期待しています。
 岡崎市で生まれ育った子どもたちが,自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築いていくために、これから皆さんの力を遺憾なく発揮していただきたいと思います。ただ今、岡崎は大きく変わりつつあります。必ずやりがいのある職場となると信じております。
 また、言うまでもなく、市の行政は市民の皆さんからいただく大切な税金を財源として運営されます。その重みをしっかり認識し、責任感を持つと同時に岡崎市の未来を任されるやりがいと使命感を感じながら職務に邁進していただきたいと思います。
 最初は上司や先輩からの指導を受ける毎日となります。いかなる仕事も同様ですが、一人前の行政マンになるには大変な思いもたくさんあるかと思います。「石の上にも三年」ということわざもあるように、若いうちにそれらの困難を経験し、将来の糧として乗り越えることが後の大きな成功につながる礎になると思います。
 どうか今の決意と意欲をしっかり胸に抱きながら、くじけることなく頑張ってほしいと思います。皆さんの活躍を大いに期待しています。頑張ってください。


人事異動市長訓示 (平成30年4月2日)

 皆さん、おはようございます。
 4月1日付で総勢1,571人の異動発令を行いました。今回の人事異動では大きな組織改正は行っておりませんが、喫緊の課題に対しスピード感を持って的確に対応できるよう配慮しました。
 また、能力のある職員は男女を問わず登用するという基本方針のもと、今年度は2人の部長を始め、課長級以上の女性職員が増えることになりました。管理職の皆さんには様々な角度から物事を捉えていただき、部下の新しい発想や意見を柔軟にくみ上げて活かす努力をお願いします。
 そうした姿勢により、これまで以上に市政が活性化することを大いに期待しているころであります。なお一部機構の手直しをしましたが、体制が変わったことにより事務の停滞を招くことがないよう、事務引継ぎを徹底するよう指示してください。
 さて、ここ最近は「働き方改革」という言葉をよく耳にするようになりましたが、ここに出席されている管理職である皆さん自身が率先して見直しを行っていただきたいと思います。
 待っていれば誰かが改革をしてくれるものではありません。それぞれの職場で、これまでの働き方を見直し、プロの仕事は結果評価ですので、職員それぞれに応じた働きやすい環境にしながらも、いかにして成果を出すのかこのことをしっかりと考えて職務を行っていくことを期待しています。
 そのためにも前例にとらわれることなく、常に新しい発想をもって職務に当たり、困難な状況や課題に対して果敢にチャレンジする職員の育成に努めてください。職員一人一人が果たす役割を自覚し、向上心を持って職務に励み、そしてもう一つ、いつも申しておりますとおり良い意味での商売っ気、サービスの心をもって市民に対応してください。
 最後に市政の更なる飛躍に努めていただくことを強く希望し、年度初めに当たっての訓示といたします。よろしくお願いします。

岡崎の桜まつり

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2018年4月20日 (金)

『リバ!』2018年5月号

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内田康宏事務所より『リバ!』2018年5月号発行のお知らせです。
市長のコラムは「ビフォア・アフター」です。

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2018年4月11日 (水)

連合愛知三河中地協・岡崎市長懇談会(2018年3月)

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 3月28日(木)、毎年恒例となっている「連合愛知三河中地域(なかちいき)協議会」の皆様との市長懇談会が行われました。これは昨年10月に受けた政策要望に対して回答するものであります。
 当日は各出席者の皆様から、個別に御意見、御質問を頂き中身のある意見交換ができたものと思っております。

―挨拶―
 皆様、おはようございます。市長の内田康宏です。
 連合愛知三河中地域協議会の皆様には、日頃から市政に対し、格別なご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 本日は、昨年10月に皆様からいただきました要望事項に回答させていただきますが、これに先立ちまして、ひとこと、ご挨拶申し上げます。

 平成29年度は、これからの100年の礎を築くための初年度として、未来を見据えた「新しい岡崎づくり」に向けて、多くの市民や事業者の皆様とともに、力を合わせて推進する体制づくりにつながったと思っております。これまで地道に準備をしてきた施策が、国や県、また民間の皆様の協力を得て、これから一つ一つ目に見える形で実現していくことになってまいります。引き続き、次の時代につながる事業の推進に、積極的に取り組んでまいります。

 さて、日本経済は、アベノミクスの取組の下、企業収益が過去最高の水準となり、雇用や所得環境が改善し、消費の持ち直しなど経済の好循環が実現しつつあります。国は、「人づくり革命」や「生産性革命」として、人材や設備への投資促進などを重点施策として掲げています。
 本市におきましては、平成30年度は、将来にわたり成長する持続可能なまちづくりを進めるため、市民福祉の向上や、まちの活性化及び魅力の創出に取り組んでまいります。これらを踏まえて編成してまいりました当初予算案は、お手元にありますように、「夢ある新しい岡崎の実現に向け、着実に施策を進める予算」と位置づけたところであります。これらの総合的な施策を通しまして、私の究極の目的であります、岡崎の子ども達が自らのふるさとに対し、これまで以上に大きな愛情と誇りを持てる、そんな「夢ある新しい岡崎」を築いてまいりたいと思います。
 市政の推進について、引き続き、皆様と力を合わせて全力で取り組んでまいりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。
 本日はよろしくお願いいたします。

―要望回答―
 それでは、ご要望をいただきました各項目につきまして、主なものを説明させていただきます。

1.「産業・雇用・労働政策」
 本市の強みであり、経済基盤を支える「ものづくり産業」の発展と、更なる雇用の創出に引き続き取り組んでまいります。
 企業の立地需要に対応するため、阿知和地区での工業団地 整備計画の早期事業化を目指すほか、社会的な環境変化に臨機応変に対応するため、旧・男川浄水場の跡地に企業立地が可能となるよう、土地利用を図りながら、産業競争力の強化を通じて、地域経済の活性化と雇用の維持・創出を図ってまいります。

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 また、観光産業をものづくりと並ぶもう一つの経済の柱とすることも重要な課題であり、総合計画・後期基本計画の重点プロジェクトの一つとしているところであります。来年度は、市民の郷土愛の象徴であり、本市の新たなシンボルとなる「若き日の家康公像」が完成に向かっていく年であります。本年度、観光基本計画アクションプランに基づき、公民連携の戦略会議を立ち上げて検討してまいりました、「家康公と三河武士」を柱にした、岡崎オリジナル観光プロモーションを来年度より展開してまいります。
 観光協会も法人化され、公民連携により岡崎の観光を総合的にプロデュースできるよう、観光推進体制の強化を図り、「稼ぐ力」の向上に、地域一丸となって取り組んでまいります。

2.「男女平等政策」
 「ワーク・ライフ・バランスの実現」としては、まず、子育て環境の整備であります。この4月より、南部市民センター分館の敷地内に、南部乳児保育園が開園いたしますが、本市南部の岡崎地域における今後の保育需要の増加に対応するため、新たに保育園を整備するための用地取得に向けて準備を進めてまいります。
 放課後児童の居場所作りについては、児童育成センターを、男川、六名学区で増設するほか、放課後子ども教室を新たに7学区で実施し、児童の健全育成に努めてまいります。
 介護環境の整備としては、市内の介護事業所に対し、資格取得のための研修費用や受験費用の一部について、新たな補助制度を創設いたします。介護職員の離職防止やキャリアアップを促進し、介護職員の確保を通して、介護サービスの充実につなげてまいります。

3.「福祉・社会保障政策」
 生活困窮者の支援では、地域住民の相談を包括的に受け止める場の設置や、相談ボランティアを養成するため、新たにコミュニティソーシャルワーカーを2名配置します。
 また、福祉の村にある、発達に心配のある子どもを総合的にサポートする複合施設「こども発達相談センター・すくも」につきましては、オープンしてからこの4月でちょうど1年になります。来年度は、体育館などを含めた既存施設を改修して、平成31年2月に全面オープンし、発達支援の拠点として、子ども一人ひとりの特性に合わせた、子どもたちの自立や成長のサポートに取り組んでまいります。

4.「教育政策」
 教育環境の整備としまして、来年度は、個別の支援を必要とする児童・生徒へ対応するための教員補助者を増員し、非常勤講師を配置していきます。
 今年度より、全中学生を対象に実施している「学級集団適応心理検査(ハイパーQUテスト)」を、小学校高学年まで拡大するほか、スクールソーシャルワーカーを増員し、家庭・地域・学校の連携を深め、生徒支援や相談活動を充実させ、複雑化する児童・生徒の悩みに早期に対応できる体制を
整えてまいります。
 また、昨年度から始めました、4月分の給食費無料化を引き続き実施し、進級、進学時の各家庭における、経済的な負担の軽減を図ってまいります。

5.「まちづくり政策」
 地震災害に伴う非常時に、優先的に給水を必要とする救急病院や広域避難所等に対し、安定した給水機能を確保するため、水道管の耐震化整備や橋梁の長寿命化は、これまでの事後保全的な対応から、計画的かつ予防的な対応に転換が必要になっております。
 また、南海トラフ地震などの大規模災害時に災害対応を機能的に行うため、防災指導員制度を新たに立上げ、防災指導及び防災啓発活動のできる専門知識を持った人材を育成してまいります。
 加えて、大規模災害が発生した際に、国や他の自治体、ボランティアなどからの応援を迅速かつ円滑に受け入れるため、受援の方法や受入体制をあらかじめ具体的に定める受援計画を策定してまいります。

 以上、私からは予算の重点施策を中心に説明いたしました。
 このほか、本市の未来につながる、中長期的な視点での事業推進など、着実な市政の発展と、健全な行財政運営の、両面に目配りした予算編成であると自負しているところであります。よろしくご理解いただきますことをお願い申し上げます。

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2018年4月 7日 (土)

籠田公園の老桜

籠田公園

 籠田公園の北にあるステージの西側に一本の古い桜の木がある。私が子供の頃からある桜の木で、陽当たりの良い場所に植えられ、建物により寒風の直撃を避けられる位置にあるせいか、毎年早くから花を咲かせ、桜としては長期間私達の目を楽しませてくれる。
 犬の散歩などに出かけた折など、見知らぬ人とも桜のとりもつ縁で話をすることとなることも度々である。これは決して私だけのことではなく、同様の話をよく耳にすることがある。

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 今回の「(仮称)岡崎セントラルアベニュー」整備工事においては、中央緑道に加えて籠田公園の改修も行われる。
 昨年、この桜の木が切られる計画となっていることを知り、なんとか残せないものかと担当に相談してみた。

中央緑道・籠田公園再整備基本設計概要

 残念なことに樹木医の診断では「老木であるため中腐れにより内側は空洞化しており、虫食いの害もあり、残しても何年も持たないだろう」ということであった。
 しかしながら老木とはいえ、今年も律儀に満開の桜を咲かせてくれ、毎日犬の散歩に出かける度に、この木を切ることが不憫(ふびん)に思われて仕方がなかった。
 幹の本体については救うことはかなわいないため、なんとか健康な枝を見つくろってこの桜の命をつなぐことができないものかと思い、再度担当の係に頼んでみたところその方向で検討してもらえることとなった。

 岡崎市は現在、桜100年計画として、わざわざ桜の名所に出かけなくても、各地域でそれぞれ桜を歩いて見に行ける場所づくりを推進している。
 〝まちづくり〟というのは新しいものを建設してゆくものであると同時に、古いものを保存してゆくものでもあると思う。籠田公園の桜は一本の老桜にすぎないが、同じ思いを共有する市民の心とともに未来に物語をつなげてゆけるものにしたいと考えている。

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2018年4月 1日 (日)

ビフォア・アフター

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(2017年8月撮影)

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(2018年3月撮影)

 犬と三匹の猫との生活もこれで7ヶ月となった。どういう訳か私にだけなつかなかった犬も、毎朝毎晩「散歩に行くよ」と言うだけで犬小屋から飛び出して来るようになり、三匹の猫とは毎夜一緒に寝る生活がすっかり定着している。犬猫共に借家生活にすっかり馴染んでおり、それぞれ借家生活中に一回り大きくなったような気がする。
 建設中の新居も3月にようやく完成した。これで引っ越しが終われば〝ハッピーシングルライフ〟も終わりを告げることになり、少々残念ではある。もっとも、まとまった時間をとれそうにないため引っ越しが完了するのはまだ1ヶ月先のことになりそうである。
 これで防災の専門家である名古屋大学の福和教授から「災害対策本部長が余震で崩れそうな家に住んでいては困りますネ」と言われずに済むことになる。いずれにせよ今後、「町の景観を説いている本人の家が景観を損なっている」と言われないことを願っている。

 新たに土地を手に入れる必要が無いため現住所にて家を建て替えることにしたが、今回、中心市街地の防災地域に家を建てることの特殊性を思い知ることとなった。
 家の前の道路が十分な広さが無いことから、新築する場合は道路から2メートル後退(セットバック)しなくてはならない。しかも火事になった場合の類焼の危険性を避けるため、片側75センチ、あわせて1メートル半のスペースを空けなくてはならない。そのためこれまでより一回り小さい家しか建たないことになる。かと言って、3階建て以上にすれば防火壁を設けなくてはならなくなるし、窓や駐車場も防火シャッターを付けなくてはならなくなるという。
 当初私も鉄筋3階建てを考えていたが、小型エレベーター付きの建物の見積もりが1億近くになりギブアップすることとなった。そこで知恵者から「耐火構造、耐震構造となっていれば木造であっても建築許可が下りる」とのアドバイスを受け、ツーバイフォーで建築することにした次第である。

 これまでちまちま貯めた貯金と半分税金にとられた退職金を使い、10年で残金をローンで支払う契約をした。仮に私が明日死んでも生命保険で残金を完済できることが分かったため、この歳で思い切って新築の決心をしたのである。
 家を建てるのは30~40代の人が多いと思い込んでいたが、意外と60代で退職を機に建て替えをする人が多いことを知った。定年後、退職金を使って老人向きの住宅を建てることにすれば退職離婚の危険を避けられるからかもしれないと思うものである。本格的な高齢化の時代を迎え、この傾向はしばらく続くことになるかもしれない。
 いずれにせよ、私の場合これで再び女房殿の声を毎日耳にすることとなり、ストレスの多い生活が再開することになる。とりあえず嫁さんの部屋を1階にして、2階の私の部屋から離したことは正解であったと思っている。
 そして今回猫のためにキャットウォークを造ったことで猫のイタズラを少しは減らせるものと期待している。人の生活領域と猫の占有領域を区別することで、共に快適に生活できることを意図したものである。犬は2階のテラスで飼うことになるが、これまでより広いスペースがあるため犬にも良好な環境になるものと思っている。
 その話を人にしたところ、早速「あにも」から「もう2匹ほど猫を引き取ってもらえないか」と声がかかってしまった。私は別に恵まれない猫のための施設を作ったわけではないのでその点勘違いしないでほしい。

 引っ越しの効用の利点の一つは、とかく無駄なものを抱えがちな現代の生活において、そうしたものを見直し整理する一つの切っ掛けとなる点である。昨年の8月と今回の2回の引っ越しで無駄なものを整理してスッキリした生活にしたいものである。
 先日ある人から「5年見なくて済んだモノ、3年使わなかったモノは捨ててもいい」と言われたが、それならウチの嫁さんを捨てる訳にはいかないだろうかとフト思った。(きっと向こうも同じことを言うだろうが!) 世界的に有名な片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんも整理整頓の本の中で「ときめきを感じないものは思い切って捨てる」と書いているではないか。
 そこで試しに「家が新しくなったので、あとは車と女房を取り替えるのが人生の次の目標になる」と言ったところ、早速「やれるものならやってゴラン」という冷めた声が返ってきた。当分悩み多き人生から逃げることはできそうもないようである。


引っ越し大作戦完了す (その1) (2017.09.04)

引っ越し大作戦完了す (その2) (2017.09.08)

三猫と一犬との共同生活始まる (2017.09.30)

一人暮らしと犬猫について (2018.01.15)

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2018年3月30日 (金)

JR岡崎駅前「出会いの杜公園」オープン

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 3月24日(土)、完成間近となっていたJR岡崎駅周辺整備(シビックコア地区交流拠点整備事業)の中核となる「出会いの杜(もり)公園」のオープニングイベントの日を迎えた。公募型プロポーザル方式で決まった完成予想図を見ながら様々に議論を重ねてきたことが、ついこの間のような気がする。
 このところ、計画した事業が続々と完成の時を迎えており、そのことに対する喜びと共にある種の不思議な達成感を感じている。(これも市民の皆様との御理解、御協力のおかげです。)

 当日は晴天に恵まれ、会場は多くの来園者でにぎわっていた。主催者代表の挨拶に続き、感謝状の贈呈、テープカットが行われ、その後子供達の合唱と演奏により素晴らしいオープニングセレモニーとなった。

出会いの杜公園

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 また園内において様々な飲食店の屋台コーナーに加え、各種体験コーナーなど多くの民間の参加による催しが開催され、楽しい雰囲気を盛り上げて頂いたことに心から感謝申し上げる次第である。
 以下は当日の挨拶です。


 皆様、おはようございます。市長の内田です。
 本日は「出会いの杜公園オープニングイベント」にご来園いただき、誠にありがとうございます。公園のオープンということで私もグリーンのスーツにしてきました。皆様には日頃から市政に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 さて、このJR岡崎駅周辺は本市の南の玄関口として大変重要な地域であり、皆様のご協力をいただきながら、現在様々な整備を着々と進めているところであります。

アイビーパーク岡崎駅東口自転車駐車場

(アイビーパーク岡崎駅東口自転車駐車場)

 このような中、ここ駅東口周辺では、昨年駐輪場と複合型商業施設「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」がオープンし、本日ついにこちらの「出会いの杜公園」が完成いたしました。
 ララシャンスOKAZAKI迎賓館を運営するアイ・ケイ・ケイ株式会社様からは、公園の整備にあたり屋根付回廊や噴水等の多大なるご寄附をいただいておりますことを、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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 「出会いの杜公園」という名称につきましては、地域の皆様からの公募によってこのような素敵な名前を付けていただいたところであります。様々な人々が行き交う本市の玄関口であるとともに、ご覧いただきますとお分かりいただけますように、植樹を行うなど、駅前でありながら多くの緑に囲まれておりますところから「出会いの杜公園」と名付けていただきました。
 さらに、こちら公園は地域の賑わいを創り出すイベント会場として活用することも想定されており、電源設備等にも配慮した創りになっています。
 本日のオープニングイベントは、この公園のオープン記念として岡崎駅前に賑わいを創り出すイベントの第一弾です。様々な催しが予定されておりますのでお時間の許す限りぜひお楽しみください。
 最後に、公園の整備及びオープニングイベントの開催にあたりご尽力いただきました、関係者の皆様に深く敬意と感謝を申し上げますと共に、ご来園の皆様が素敵な一日をお過ごしいただけますよう、心よりお祈り申し上げまして私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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2018年3月27日 (火)

額田センター「こもれびかん」完成

岡崎市額田センター

 かねてより額田地域の新たな交流拠点として期待されていた、岡崎市額田センター「こもれびかん」が2月13日(火)にオープンした。
 重要な防災拠点でもある額田センターは、当初耐火性の高い全鉄筋コンクリートの建物として考えられていた。しかし地元のシンボル的建物であり、「地元の木材を多く使用した建物にしてほしい」との要望を受けて、設計変更がなされ、木材を多く使った仕様に変更されることとなった。「こもれびかん」は延べ面積1975平方メートルで、地元産のヒノキ等、73平方メートルの木材が使われることとなった。
 オープンに先立って視察を行ったところ、玄関のコンクリート部分も木目の意匠となっているほか、各室の床や壁面にはほとんど木が使われており、建物の存在そのものが額田地元産の木材のPRとなっている。

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 窓からは陽光が十二分に室内に降り注ぐ仕様となっており、「こもれびかん」という名前にふさわしい建物であることが見てとれる。
 新しい施設は、岡崎市役所額田支所、図書館、森の総合駅の機能を集約した施設となり、行政機能、市民交流機能、社会教育機能、防災拠点機能を担う額田地域の新たな拠点となる。

 開館記念式典は2月9日(金)に行われた。建物内部は山間地のイメージを大切にした装飾が施され、暖かさが感じられる雰囲気が随所に感じられるようであった。

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岡崎市立額田図書館

 新図書館は、木材を使った新設の棚を配置して、合理的な管理がなされている。蔵書数の減少が気になるところであったが、古くなって使用されなくなったものを処分した結果であり、今後随時新しい本を増やしていく計画となっている。
 新しい部屋はそれぞれ将来に対する配慮のゆき届いた明るいものとなっており、暗室化して映像コーナーとして使用できる仕組みも備えられていた。分割して小部屋としての使用と、可動式の壁をとりはずして大広間として使用が簡単にできる機能的な仕様に感心した。
 和室も十分な広さがあり、地元の要望には十分かなった施設となったのではないかと思っている。
 以下は開館記念式典当日の挨拶です。


岡崎市額田センター

 皆様、おはようございます。市長の内田康宏であります。
 本日は、額田センター「こもれびかん」の開館記念式典を開催いたしましたところ、ご来賓の皆様はじめ関係者の皆様方におかれましては、ご多用の中、多数のご臨席を賜り厚く御礼申し上げます。
 岡崎市と額田町が平成18年に合併してから早12年が経過し、この間に額田地区には東消防署形埜出張所や宮崎学区市民ホーム、豊富小学校、豊富学区こどもの家などを建設してまいりました。
 そして、昨年12月に待望の額田センターが完成し、今月13日に供用を開始する運びとなりました。これまで額田支所として使用してきた建物や、周辺に配置されていた額田図書館、森の総合駅は、いずれも昭和50年代に建設されたものでありまして、今後も使い続けていくとなると、それぞれが大規模改修を行う必要がありました。
 そこで、これらの施設のあり方を改めて見直し、ぬかた会館の機能と集約することで、この度新しい複合施設として額田センターが誕生いたしました。額田センターは、行政関係機能と市民交流機能、社会教育機能、そして地域防災拠点機能を持ちあわせた、額田地区の新たな拠点となる施設であります。

 建設にあたっては、お地元からの要望も踏まえ、内装の柱や梁、また図書館の書架などに地元産のヒノキを多用するなど、できるだけ地元産の木材を使った施設となっており、木材の活用をPRする役割も担っております。
 ごらんになって頂ければ分かりますとおり、自然の光と木の温もりを存分に感じていただける施設となっておりますので、ぜひ多くの方に親しみを持って利用していただきたいと思います。
 また、愛称につきましては、広く市民に募集しましたところ418名の方から664点の応募があり、選定委員会で協議した結果、「こもれびかん」と命名させていただきました。
 この額田センター「こもれびかん」が、地域の皆様はじめ多くの市民の皆様の交流の場となり、額田地域の活性化に繋がりますことを心より期待しております。
 最後に、本日お集まりの皆様の今後ますますのご健勝とご活躍を祈念いたしまして、開館の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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2018年3月24日 (土)

呼和浩特(フフホト)中学生訪問団とモンゴル国アーチェリー視察団

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 昨年の中国フフホト市との友好提携30周年の訪問以来、久しぶりに相互交流が再開されるようになった。
 1月26日(金)、中国・内モンゴル自治区・フフホト市の中学生代表8名が岡崎市を訪れた。岡崎では地元中学校の訪問も含めて各地で交流の催しが行われ、ホームステイによる日本人の生活を知ってもらう機会も配慮されている。
 とかく国際関係というものは、領土問題、経済交易関係など、政治問題によってこじれることが多いものであるが、民間の個人的信頼関係、友情を育むことで、そうした問題を穏やかに解決してゆける糸口となることを期待するものである。
 私たち地方自治体や民間による交流を継続していくことで、そういう力を育ててゆきたいと考えている。

―挨拶―
 吴长春(ウー・シャン・ツゥン)フフホト市教育局局長様を始めとする中学生訪問団の皆様、ようこそ岡崎市にお越しくださいました。
 市を代表して皆様を歓迎します。私は、岡崎市長の内田康宏です。
 昨年7月にフフホト市役所において、フフホト市長様とともに友好都市関係強化のための覚書を結んだことが昨日のことのように思い出されます。その約束を果たす最初の訪問で、本日このように皆様をお迎えできますことを大変うれしく思います。
 今回、8名の中学生の皆様がお越しになられ、このあと訪問する翔南中学校では、岡崎市の中学生とバスケットボール交流をされると聞いております。あいにく寒い日となりましたが、互いに汗を流し、共に応援し合うことでさらに友好の絆をしっかり結んでいただければと思います。
 また、ホームステイを経験されるとも聞いております。最初は戸惑うことが多く慣れないかもしれませんが、遠慮せずに何でもお尋ね下さい。ホストファミリーの皆さんはやさしく迎えてくれますので、どうぞ安心して下さい。
 加えて、教育局長様を始めとする先生方におかれましても、今回の訪問が終わる頃には、異なった文化に触れて中学生の皆さんがさらに成長した姿をご覧いただけると思います。輝かしい未来ある子供たちの成長は、両市にとっても大切な財産であります。国同士は時に意見が異なることがありますが、今後も互いの子供の未来を助ける存在として、岡崎市とフフホト市とが友好関係にありますことを願っております。
 本日午後の中学校訪問から多くの体験が始まりますが、どうかお時間の許す限り存分に岡崎を楽しんでいただき、有意義な滞在になりますよう祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。


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 続く2月2日(金)、今度はモンゴル国よりアーチェリーナショナルチームの総監督のジャブズマ・ナランツュヤさんと、オリンピック協会の理事でありアーチェリー協会理事のタミル・アマルジャルガルさんが岡崎を訪問された。
 まぎらわしいが、内モンゴルのフフホトは現在中華人民共和国の一自治区の中の都市であり、モンゴル国は中国の北に位置する国家である。もちろんチンギス・ハンの時代には一つのまとまりであった訳であるが、その後の歴史の経緯の結果、二つの領域となっている訳である。
 今回のモンゴルのアーチェリー関係者は、「岡崎にはアーチェリー競技施設が整っているので、2020年の東京オリンピックに向けてチームのキャンプ地として使いたい」という要望をお持ちであり、岡崎を訪問された理由はそのための下調べのためでもあった。

 縁とは不思議なものであるが、通訳のノルジン・ドラムジャブさんの卒業された大学は、中国のフフホトにあるということであった。岡崎はキャンプ候補地として、他の国も関心を持っていると聞いている。最初に訪問を受けたのはモンゴルであり、午前中の視察では大変気に入られている様子であった。
 話はオリンピックのキャンプ地のはずであったが、その他にも今後も岡崎市と友好関係を発展させたいという話になり、私に「一度ウランバートルまで来て欲しい」などということまで言われてしまった。
 もしモンゴル国に訪問する機会があるとすれば、岡崎の相撲協会の方達に御協力いただいたらどうかとも考えている。

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2018年3月21日 (水)

『リバ!』2018年4月号

岡崎市東公園

内田康宏事務所より『リバ!』2018年4月号発行のお知らせです。
市長のコラムは「新恐竜と東公園の将来について」です。

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2018年3月18日 (日)

平成30年3月議会 その3(代表質問答弁・後編)

Okazakicitycouncil201803011

 3月定例会の代表質問答弁の続きです。三宅健司議員(民政クラブ)と井手瀬絹子議員(公明党)に対してお答えしました。


三宅健司議員(民政クラブ) 3月1日(木)

Citycouncilkenjimiyake2017

――市長の政治姿勢についてお尋ねします。本市の将来都市像である「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」と、市長の究極の目標である「夢ある新しい岡崎」とのつながりをどのように描きながら今後のまちづくりを進めていくのか、お聞かせください。

○市長 「人・水・緑が輝く 活気に満ちた 美しい都市 岡崎」という標語は、私の前の市政の折に、2020年を目標年度として本市が議会の決議を経て定めた将来都市像であり、市民と行政が協力してまちづくりを進めるために目標として掲げたスローガンであると認識しております。
 「夢ある新しい岡崎」という言葉は、私が最初の市長選で使った「次の新しい岡崎」というスローガンをもう一歩進めた表現として使用しているものであります。
 その二つの言葉の中で意味するものには多くの共通性があり、現在の市政の中でその主旨は十分活かされているものと考えます。
 とりわけ、私が市政の柱として掲げてきたことは、これまでも市政の根幹であった「モノづくり」に加えて、もう一つの経済の柱として「観光」を活かしたまちづくりをしよう、「観光産業」を育てようということであり、それはまた現在、国や県の動向と連動したものとなっております。
 そうした政策を進めるための要素として、本市の中心を流れる乙川や矢作川などの河川空間の整備を行うことと、市内各所に点在する歴史文化資産を、岡崎城、大樹寺、伊賀八幡宮などを中心に連動させて活かしてゆこうというものであり、これまでそうした方向で各施策を進めてきたものであります。

岡崎城

乙川

 本市の市域の6割を占める豊かな森林の「緑」と豊穣な土地と美しく豊富な水に恵まれた環境、先人の知恵や歴史、文化、伝統に育まれた土地において、個々の「人」が自らのふるさと岡崎に対して深い郷土愛と誇りを持って生きてゆける街を作ってゆくことが二つの出自の異なったスローガンの共通するところであると考えています。
 本市では、この共通する将来都市像の実現に向けて、まちづくりの方向性を7つの基本政策に明らかにし、これに基づいて、乙川リバーフロント地区整備事業や阿知和工業団地整備事業など様々な施策を先の基本政策に沿って進めてきているところであります。
 行政がこうした一つひとつの事業を一般の市民や企業の皆様方のご理解のもと、多様なまちづくりの担い手との共働によって、着実に積み重ねていくことが肝要かと思います。そうすることにより、市民一人一人がそれぞれの人生を謳歌し、新たなまちの価値を創造することができ、さらに本市の持つ古き良き伝統や文化を次の世代に継承するために市民一人一人が「まちの主役」となることで、より高い愛郷心の醸成につながるものと考えております。
 私からは以上であります。


井手瀬絹子議員(公明党) 3月1日(木)

Citycouncilkinukoidese2017

――住宅施策の推進についてお尋ねします。セーフティネット制度への本市の対応と、計画に示す内容、また今後のスケジュールをどのように考えているのかお聞かせください。

○市長 私からは「新たな住宅セーフティネット制度」についてお答えします。
 本市におきましても、今後さらに少子高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が増加する傾向にあり、住宅の確保に配慮を要する方が増加していく事が予測されます。このような方の居住の安定を図るため、住宅セーフティネット制度を構築していくことが急務であると考えております。
 本制度への対応としましては、来年度、住宅課に居住支援課をもうけ、制度の周知を図るとともに、「賃貸住宅・供給促進計画」の策定のほか登録住宅の確保や住み替えなど住まいに関する相談窓口を設置いたします。今後は他都市の事例も参考にしながら、配慮を要する方の住宅の確保に繋がる支援を進め、住宅セーフティネット機能の強化に努めてまいります。
 計画の策定につきましては、現状に則した「要配慮者の範囲」と「賃貸住宅の供給目標」を設定し、「円滑な入居の促進」、「登録住宅の管理の適正化」などの事項について検討してまいります。
 スケジュールでありますが、今年度は計画策定の方向性や居住支援のあり方について検討を行うため、建築部・福祉部を始めとした庁内関係部署で構成する「居住支援会議」を設立し、2月に第1回の会議を行っております。来年度は、外部有識者等の意見を伺いながら素案を作成し、平成31年度にはパブリックコメントを実施したのち、公表できるよう進めてまいります。
 また計画策定と併せ、関係する団体と連携し、配慮を要する方からの相談や支援を行う「居住支援協議会」の設立も行ってまいります。
 本市としましては、この住宅セーフティネット制度を推進し、様々な事情や理由から生活の拠点となる住宅の確保に問題を抱えておられるかたの居住の安定を図ってまいります。
 私からは以上であります。


平成30年3月議会 その1(市長提案説明) (2018.03.11)

平成30年3月議会 その2(代表質問答弁・前編) (2018.03.14)

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